里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

長ネギに追肥と土寄せをしてみたが

2020年07月27日 | 畑:葉菜類

 春播きの長ネギに追肥と土寄せをしました。連日の雨、雨。7月はまともに晴れた日がありません。最近は終日降らなくとも1日1回は降っています。当地方は豪雨に見舞われていないのが救いでしょうか。畑の土を動かすのが困難な状況が続いています。当然、機械も入れません。
 春蒔きの長ネギは葉色が落ちて肥え切れの症状が見えてきました。土が相当湿っているので悪いと分っていながら、強引に追肥と土寄せを決行しました。


 この畑は粘土質が強く、昨年は大雨で根腐れをおこし、多くを駄目にしました。それで今年は深い溝を立てるのを止め浅い溝に植付けました。今のところ連日の雨にもかかわらず何とか持っています。
 この手前の1列は3月に早播きした苗を5月末に植えたもので、品種はホワイトスター。できれば9月中から穫りたいと思いましたが、少々無理のようです。


 速効性の肥料を散布しました。


 管理機を使用したいところですが、とても無理です。鍬で土寄せしました。それも土が土なのでさっと寄せただけです。ただ、植付けた時たっぷりと敷き藁をしたのが適度に腐れて、ほどよい状態になっていました。


 左の3列は6月19日に植付けた長ネギ。品種は右の2列がホワイトスター、左の1列が白扇。近年はホワイトスターのみでしたが今年は2品種作ってみました。
 これはホワイトスター。少し葉が黄ばんできました。肥え切れすると、雨ばかり降っているのでベト病やさび病が付きやすくなります。


 速効性の肥料を散布しました。


 こちらも鍬でさっと土寄せしました。 肥料が効いてくれると良いのですが。


 何とか完了したものの強引にやって良かったのかどうか。
 見るからに土がぬかるんでいるのが分ります。


昨年は水が抜けなかった後、照ってきて根腐れが酷くなった気がします。梅雨は当分明けそうにありません。