里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

庭にキキョウとカンパニュラ

2020年07月23日 | 

 キキョウがほぼ満開になっています。
 クリーンな青。青紫と言った方がいいでしょうか。
 濁ったところがない鮮やかな色なので清々しい気分になります。


 今月に入って間もなく咲き出しました。例年より少し早い感じがします。このキキョウは、20年以上前、母が一風変った手作りの大きな鉢に植えたもので、株立ちになり密集しています。よく毎年咲くものと感心します。


 早く咲いた花びらは、すでに枯れています。


 1本の茎に多くのわき芽が出て次々と咲いてきます。
 まだ蕾のものも多いのでしばらく咲き続けるでしょう。


 枯れた花は摘んでやれば見栄えもいいのですが。庭とは言っても外れにあるので何もせず放置しています。それでも日常的に通るところなので、暑いときには一服の涼が得られます。


 このキキョウは少し離れたところに地植えになっています。


自然に実生で殖えたものと思います。もっとあったはずですが、今年は少ししか見えません。
 こちらは、まだ咲き出してあまり経っていません。


 こちらにはカンパニュラがしぶとく残っていました。


 カンパニュラがあること自体、気付いて何年も経っていません。やはり母健在の頃に地植えしたものと思います。それから殖えたものと思われる株がいくつかあります。今咲き残っているのはこれだけで、他は終りました。この株は周りの植木で日陰になるため残っているのでしょう。


 風鈴草とも呼ばれるカンパニュラは、キキョウ科ホタルブクロ属ということで、よく見かけるカンパニュラは同属のホタルブクロの形によく似ていますが、このカンパニュラの形はキキョウの方が似ている感じです。


 近くの野山にはホタルブクロもありますが、もう花は終わりました。
 カンパニュラは様々な色があるようですが、我が家の庭にあるカンパニュラの花色は薄い青紫。やや弱々しく、花数も多くありません。