里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

蔓なしインゲンが鈴なりになる

2020年07月08日 | 畑:豆類

 蔓なしのサヤインゲンは10日くらい前から穫り始め、収穫の最盛期に入りました。
 4月末に、省力直播きした蔓なしインゲンですが、発芽後の異常低温とその後の乾燥のため生育は不揃いで芳しくありませんでした。(発芽後土入れ時
 しかし、その後挽回し、収穫期になって例年とあまり変らない姿になりました。
 今年は畑を変え、従来の1条植えから、畝間が150センチの2条植えとしました。品種はさつきみどり2号で変りません。全て2粒播き、間引きなしで成り行きの1~2本立てとしています。


茂ってくると倒れたり、枝が垂れ収穫もしにくくなるので周りには支柱を立て直管パイプを回しています。すべて廃材利用です。

横から見るとこのようになっています。


 もともと手前の畝は生育がよく、結果的には大概が2本立てとなっています。
 丈は例年より低いですが、いつも蔓が伸び過ぎるくらいの茂り気味に作るので、普通の蔓なしインゲンはこんなものかもしれません。
 葉がいっぱいに覆っているため、上から見るとどこに莢が着いているか分りません。


 葉を少しかき分けてみると、鈴なりになっています。
 これで一株(2本立て)ですが、穫り頃のものから花や蕾のものまで凄い数です。


 こちらの畝は生育が遅れ欠株が少々あって、1本立てと2本立てが半々くらいになっています。


 1本立ては、さすがに少し成りが薄いか。


 2条植えの2本立てでは収穫期は少々混みすぎて、穫りにくい。蔓なしインゲンは収穫期が短いので、収穫量ではやはり本数が多いほど有利ですが、少し考えないといけないかもしれません。


 これから2週間ほどが収穫のピークだろうと思います。
 助っ人が篭いっぱいに収穫しました。


 そのうちの半分でこれくらい。


 こちらは、6月5日に播いた蔓ありインゲン。蔓なしインゲンの収穫が少し遅れると思い、例年より少し遅らせました。数株ネキリムシの被害で追い播きしましたが、まずまずのようです。


 手前に蔓なしインゲン、奥に蔓ありインゲンという配置です。