里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

カボチャは親蔓1本仕立て

2020年07月01日 | 畑:果菜類

 4月末に省力の直播きしたカボチャ。品種は九重栗。
 発芽率は100%でした。当初は低温で生育が遅れ気味でしたが、6月に入ってからの高温で例年よりむしろ伸びました。
 2株ほど、この反対側の空きスペースに伸ばしています。


 例年ですと株を間引きし、今頃は親蔓と子蔓1本の2本仕立てにしています。今年もその予定でしたが、気が変って親蔓1本仕立てにすることにしました。
 カボチャの仕立て方は親蔓1本仕立て、親蔓と子蔓1本の2本仕立て、親蔓と子蔓2本の3本仕立て、親蔓を数節でピンチした子蔓の2本仕立てや3本仕立て、さらには放任栽培まで様々あるようですが、結局のところ、株間と蔓をどこまで伸ばすかによります。
 私の場合は、専ら親蔓と子蔓1本の2本仕立てでした。収穫期の幅も広く、手頃です。直播きする時に、発芽率70~80%を想定して親蔓1本仕立ての株間くらいに1粒播きしているので、間引いて2本仕立てが丁度です。
 ところが、今年は発芽率100%で生育も揃っていることから、たまには親蔓1本仕立てもいいか、と思ったわけです。
 これまで、一度誘引整枝をしただけで、あまり手をかけていません。大分茂ってきました。


親蔓から出ているわき芽は全て搔きます。手前にあるのは搔いた蔓。

親蔓からわき芽(子蔓)が伸びています。


 このわき芽を全て搔きました。

6月下旬から梅雨らしい天候となり、蔓を伸ばすために耕耘した畑もぬかるんできました。


 1番果を着けた後、蔓を伸ばし2番果のみならず3番果も穫る予定です。
 スペースは7、8mは優にあるので伸ばすのに何の問題もありません。

2番果、3番果はまずいとよく言われますが、健全な葉が十分な枚数あり、完熟果を穫れば美味しいカボチャが穫れます。
 ほぼ適当な間隔に誘引しました。今、2番果にあたるところの実が咲き出しました。


 なかなか手が回らなくなりますが、わき芽はできるだけ摘むように心がけています。後半は少し蔓を伸ばし良い葉を確保します。
 1番果が着果し、大きくなってきました。


 このように、雄花を採って時折人工授粉もしますが、蜂が飛んでいるのでたいがい自然に着果しています。