里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり'19~貯蔵した干し柿は綺麗に白粉が回った

2020年01月04日 | 干し柿づくり

 干し柿は、干し始めから1ヵ月半になります。
 直接空気にさらされないように吊したまま寄せ、紙袋で覆っていた干し柿は1週間余り前、室内に取り込み貯蔵に入りました。(取り込み前
 まずは、タッパーやポロ袋に入れ、冷蔵庫で保管する方法です。量が少ない場合や軟らかい状態を保つにはいい方法です。軟らかいいわゆるあんぽ柿が好みの人は早い段階でこのようにして保管すれば長く保てます。ただし、これは一部です。

白粉が全体に吹いて、一層ころ柿らしい姿になってきました。

量が多いとすべて冷蔵庫に入れるのは無理です。これまでは縄に付けたまま発泡スチロールや段ボールの中に取り込んで保管してきましたが、今年は、助っ人の提案で、全部縄から外し、紙袋に包んで囲うことにしました。
 二つの包みがあります。

 開けてみます。

白粉の回りは昨年より進んでいます。


 量が少なくなれば、逐次タッパーやポリ袋にいれ空気にさらさないようにして冷蔵庫に保管します。それでも、自然に乾燥が進んで硬くはなってきますが、同時に白粉が全体に吹いて真っ白になり、味は一層深まります。春先まで食べられますし、冷凍すればさらに長く保存できます。
 全体に白粉が綺麗に回り、私はこのくらいが最も好きです。

割いてみると、歯ごたえと柔らかさのバランスがほどよい状態です。


 我が家では、いつも茶菓子の容器に入れた干し柿がテーブルに出ています。
全体に白粉が吹き、味が濃厚になって、お茶請けには最適です。