チンゲンサイはターサイと同様9月17日に種を播き、2ヵ月以上収穫しています。
台風19号の大雨による湿害で、一時下葉が黄色になったものが見られましたが、ほとんど復活しました。皮肉なことに、今の時期としては例年のチンゲンサイよりしっかりした姿をしています。暖冬の影響もあるでしょう。
今では外葉が黄ばんできましたが、これは寒さによるものです。しかし、寒さに当たることで、中身の栄養分や旨味は凝縮され、味は濃厚になっていると思います。
今時分の露地栽培では、収穫した後は黄色くなった外葉を2、3枚除かなければなりませんが、もともと株が大きくなっているので、ボリュームは十分です。
チンゲンサイは周りでもよく作られていますから、ターサイより馴染みがあると言うことでしょう。
チンゲンサイはこれから厳しい寒さが続くと外葉の変色が多くなり、細ってきます。まだ半分も収穫していないと思いますが、いつも多くが穫りきれず残されてしまいます。
チンゲンサイはターサイよりも料理の汎用性が少ないと感じるのは、単なる個人的な印象でしょうか。作りやすさとか取り扱いやすさでいうとチンゲンサイの方が勝るのは間違いなさそうです。
今は外葉2、3枚はずせば綺麗なチンゲンサイです。