里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

鏡開きの餅は切らず割るものというが

2020年01月11日 | 暮らし

今日は鏡開きです。
我が家では、二カ所に鏡餅をお供えします。まず神棚。


そして床の間です。


鏡餅は、以前は手作りの結構大きなものをお供えしていましたが、数年前から市販の小さなパッケージものに変えました。作るのも大変になってきたこともありますが、鏡開きも負担になってきました。我が家では餅がなかなか消費しきれないのです。
お供えした小さな鏡餅はすでにを下ろしています。過日、不祝儀があったため、参列する前に正月の飾り物は下ろしました。床の間の掛軸も変えましたが、生花はしばらくそのまま置いておきます。


手作りの鏡餅の時はすっかり固くなり、ひび割れていましたが、市販の鏡餅はパッケージされているので、全くそうなりません。


鏡餅は刃物で切るのは良くないので手や木鎚で割るものと言いますが、とても無理です。切る以外にありません。


昔、当地方では祝い事があるたびに餅をつき、それがご馳走でもありました。正月前には臼で何升もの餅をついたものです。私はもともと餅は好きなのですが、今は小さな切り餅三個で十分です。
この小さな鏡餅も二個は一度に食べきれません。まず四切れだけ焼いてみました。


手作りの鏡餅の時は焦げやすく、ぷっくらと焼くのが難しかったですが、この市販の鏡餅はうまいこと焼けます。醤油を付けて海苔で包んだだけという簡単な食べ方でいただきました。