里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

年改まり南天は難を転ずるか

2020年01月28日 | 

 今日は雨か雪になる予報でしたが、まだ降り出していません。  
 今、冬の庭を明るくしているのは南天の赤。
 11月から色づき始め、一段と深さを増しています。南天は難を転ずる縁起物として扱われ、正月には欠かせない花木です。昨年は、記念すべき令和元年でありながら台風19号の被害などあまり有り難くない年でした。年改まった令和2年は、南天にあやかって難を転じてほしい。


 我が家には方々に南天があります。庭木として植えられたものから自然に種が飛んだり鳥がくわえていったりして自然発芽して殖えたと思われます。私が植えた南天は全くありません。植えたのはすべて私の両親以前の人です。植えたものか自然増殖したものかは生えている場所でだいたい分ります
 家裏の南天。これははじめは多分植えたもの。


 この南天は石垣の間から生えています。


これも石垣にある。おそらく自然に種から生えて定着したのでしょう。


 色でいうと赤の南天が断然多い。実の数も多く増殖しやすいようです。


 これは白南天。


白南天は一番少ない。赤の南天からみると実の数が少なく増殖もしにくいようです。白南天と言っても純白ではなく、うっすら黄色のアイボリー色。白南天は主役になれず赤南天と組み合わされての引き立て役かもしれません。


 これは白南天のように見えますが白南天ではありません。薄いピンク~オレンジ色になります。


白南天より数が多く、勢いもいいように見えます。

あとしばらくは、南天を楽しめます