里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

菜の花「寒咲花菜」はますます軟らかく旨い

2020年01月16日 | 畑:花菜類

 ナバナ類の「寒咲花菜」は収穫が始まってからほぼ2ヶ月になります。(収穫始頃のもの
 9月5日に直播きしましたが、台風19号で傷めつけられ倒されました。しかし、期待以上に回復し、植物の生命力に改めて感心させられます。


 例年だと、今頃は厳しい冷え込みでが葉が垂れ下がり、外葉が黄色になって少し枯れ上がってくるのですが、今年はたいしたことがありません。やはり暖冬ということなのでしょう。主枝の花は台風で倒され特に遅れたもの以外はごく一部を除いては採り終わり、わき芽の収穫が盛りです。


 暖冬と言いながらも正に今が厳冬期で、花菜も寒さに遭うことで一層軟らかくなり、風味が増しておいしくなっています。
 今、作っているナバナ類は、このハナナ(寒咲花菜)のほか、まだ収穫しているアスパラ菜、、春先から収穫するトウ立ち菜(仙台雪菜の茎立ち)、かき菜(つぼみ菜や三重ナバナと同種)の4種。どれもおいしく、それぞれ特徴がありますが、家族、親族ともに一番人気があるのがこのハナナ(寒咲花菜)のようです。それで昨年からは3列作っています。店でいわゆる「菜の花」として出回っているのは普通ハナナ(花菜)のことです。


 今、わき芽が沢山伸びているので、一面を覆い尽くすようになっています。近づいてみるとわき芽が沢山でているのが分ります。
 この花の咲いている株のわき芽を収穫してみます。数芽残して収穫します。


 3本収穫しました。


 こちらの株はまだ蕾で花は咲いていません。


 5本収穫しました。


 今収穫しているわき芽は伸びているので、この2株の収穫で十分な量です。


篭の中に立てると篭からはみ出すくらいのボリュームになります。


 収穫した花芽、茎、新葉余すことなくすべて食べられます。太そうな茎も湯がけば軟らかくおいしいです。


 収穫したわき芽からはさらに孫に当たるわき芽が出ています。このわき芽は短くなりボリュームはなくなりますが、春先まで収穫できます。