朝ドラ「らんまん」が最終回を迎えました。
たくさんの野の花が出てきて、とても楽しい「らんまん」でした。
牧野富太郎さんの偉業は、知っていましたが、
その生涯を、このようにして見ることができて、楽しかったです。
自分が没頭できることがある。
夢中になれることがある。
それは、スポーツでも、芸術でも、手仕事でも、なんでもいい。
得意なことを、生涯続けることができるのは、しあわせな人生。
植物を愛し、捜しもとめ、標本にして、図鑑にした。
関東大震災で、焼失してしまった資料や標本があったにもかかわらず、
そこで挫折することなく、成し遂げた人がいた。
その働きの大切なことを知って、応援しつづけた妻の存在。
本当に『南総里見八犬伝』を愛読しておられたかどうかは分かりませんが、
仁義礼智忠信孝悌の水晶の玉。
冒険を楽しむ心を持って、人生を生き抜くのは、素敵です。
いろんな物事が、流れていく。
『方丈記』の冒頭を思い出します。
ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にはあらず。
与えられた人生を笑顔で生きることは、
時に難しいこともありますが、
草花を愛した牧野富太郎さんを思いつつ
身近にある野の花を愛でたいと思います。
川辺のちいさい青い花 (よしみさんからお借りしました)
きみもそこにいたのか?
主題歌 あいみょんの「愛の花」の歌詞もメロディーも、心にしみました。
いまも、♪ことばたらずの あいを・・・と脳内を流れます。
まあ、どうでもいいことなのですが、
幼馴染の佑一郎君が、歳を重ねた姿ででてきたとき、
その姿、顔が、表情が、知人の現在に、あまりにも似ていて、びっくりしました。
中村蒼(なかむらあおい)君、「エール」にも出ていたのでした。