瞬(まばた)きの詩人、水野源三さんを、ご存じですか。
昭和21年、9歳の時に集団赤痢にり患し、それがもとで脳性麻痺になられました。
手も足も動かなくなり、口もきけなくなり、表現できるのは聞こえた質問に対して
瞼(まぶた)を閉じて応答するだけ。
牧師が訪問して、置いていかれた聖書を読み、キリスト教のラジオ講座を聞き、聖書通信講座を受け、
イエス・キリストを信じ、その御声に耳を澄ます。
心にあふれた言葉を、お母さんの助けによって、詩として残されました。
後に、メロディーがつけられて歌になったものもあります。
♪朝静かに この一日の
御恵みを 祈りおれば
わが心に あふれくる
主イエスに あるやすらぎ
朝静かに 霊の糧なる
御恵みを 学びおれば
わが心に あふれくる
主イエスに ある望み
朝静かに 新しい日を
賜う神 たたえおれば
わが心に あふれくる
主イエスに ある喜び
朝、静かに祈り、みことば(聖書)を学び、主イエスを讃美するときに
やすらぎが与えられ、主イエスにある希望と喜びがあふれる。
イエスさまに出会った原点に立ち返ること、
どんな時にも、主イエスが共にいてくださることを感謝する。
今朝の学びでした。
クリスマス ツリー (無料画像イラストからお借りしました)
♪水野源三さんのクリスマスの歌
救いの御子の降誕を
一度も高らかに
クリスマスを喜ぶ讃美歌を歌ったことがない
一度も声を出して
クリスマスを祝うあいさつをしたことがない
一度もカードに
メリークリスマスと書いたことがない
だけどだけど
雪と風がたたく部屋で
心の中で歌い
自分自身にあいさつをし
まぶたのうらに書き
救いの御子の降誕を
御神に感謝し喜び祝う