伊集院光の百年ラジオ 聴き逃しラジオで聴いています。
今回は、森繫久彌さんが登場。
2009年に96歳で亡くなりました。
私が一番印象に残っているのは、テレビドラマの「七人の孫」
便器を作る会社を経営しているおじいちゃんの役でした。
NHKのアナウンサー出身だとは、全く知りませんでした。
戦後、満州の放送局から昭和21年に家族と共に引き揚げてきて、
みんなを笑顔に、元気にしたいと、漫談、万談(講談師のよう)として活躍。
ご存じの方も多いと思いますが、ラジオの「日曜名作座」を、
森繫久彌さんと加藤道子さんが、50年以上もなさってきました。
今は、西田敏行さんと竹下景子さんが引き継いで「新日曜名作座」をなさっています。
森繁さんと西田さんは、ドラマなどで共演なさることが多く、
森繁さんのアドリブに、しっかり応え、ついていった西田さん。
お芝居の面白さは、場の空気を読み、掴むことだなあと、つくづく思います。
臨機応変に返すことができる、頭の回転のよさ、機転が利くこと。
朗読・・・日曜名作座は、その話芸(何人もの声色を出せること。老人にも、若者にも、子どもにさえなれる)が
すごかったです。物語の中に、聴衆を引き込む。
今回の古い放送を聞かせていただき、森繫久彌さんのその話芸に、脱帽しました。
その場の雰囲気を作って、聴衆を取り込んでおられました。
万雷の拍手が、熱気を感じさせました。
北海道のトウモロコシ畑と青い空 (よしみさんからお借りしました)
秋の空と雲、、、スマホで撮りたくなること、しばしば。