先日友人のKさんが、古いバッグがあるけれど、
バザーに出せないかと言われました。
もう88歳になられるので、使うこともない。
けれど、高価なものが多いので、自分で捨てることは出来ないと。
だれかが、貰ってくれたら嬉しいと。
だんだん緩和されてきて、教会の行事も始めることができるような雰囲気なので
預かってきました。
その中の茶色の旅行鞄は、少し古いとはいえ、見ているだけで旅をしている気分になります。
また、ベージュのバッグは、形が古いので、古い映画に出てくるようで、
かつて見たフランス映画を思い出します。
黒いわに革のバッグもありました。
かなり高価。
これも、飾って見てるだけで、なんだかお金持ちになった気分。
夏のバッグは、どこかの島で(バリ島とか)買ったようです。
ご主人と海外旅行も何度かなさいました。
セレブと言われるような生活をされていたこともありました。
思い出がいっぱい詰まった皮の旅行鞄。
この鞄(カバン)を持って空港へ行って、想像でどこか外国にいく・・・・
そんなことをしてみたくなるような、素敵な旅行鞄です。
いまは、スーツケースをごろごろと引っ張っている人が多い中で、
しゃれた鞄に何も入れずに持って歩くのも、粋(いき)ではありませんか?
東京の目黒川でしょうか。 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
この川の上を飛んでいきたくなるようなお写真ですね。