2015年6月14日(日)~19日(金)
(稚内市・「モシリパ」~礼文島・「桃岩荘」~川崎自宅)
宗谷岬に到達し、一応の目的を遂げた後、礼文島(6月15・16日)および札幌の知人宅(6月17日)に立ち寄り、苫小牧から夜行のフェリーを利用して、6月19日、川崎の自宅に帰った。その間のことを少し。
2008年の旅でも、最後に利尻・礼文島へ寄ったのだが、天候が今一つだった。今回も予報では曇だったが、相手は自然なので、ひょっとして‥‥、と考え、帰りの車中・船中で、礼文島の好天の報を聞くことになどなったら悔しいので、「だめもと」で行ってみた。結果は、前回のような雨天ではないものの、残念ながら今回もまた青空はお預け、となってしまったが。
6月14日(日) 曇 礼文島へ。
朝2番の船便で礼文島へ渡るべく、稚内港のフェリー乗り場へ。
途中、北防波堤ドームを。
振り返れば、開基百年記念塔。
JR稚内駅と「日本最北端の線路」のモニュメント。
7時15分発の、鴛泊経由、香深港行きのフェリーに乗る。
利尻島鴛泊港。
10時5分、香深港到着。桃岩荘ユースホステルのヘルパーたちと合流し、桃岩荘へ。
まだシーズン初めなので、泊り客は少なかったが、ヘルパーたちは元気に働いていた。
猫岩も変わらず。
午後は、付近を散策。前回にウニ丼を食べた佐藤商店は、今はなくなってしまったとのこと。
花と漁村の風景、地蔵岩などを見て回った。
オダマキ。
センダイハギ。
ノビネチドリ。
ノビネチドリの白花。
マルバトウキ。
レブンキンバイ
ハマエンドウ。
レブンシオガマ。
漁村風景。
地蔵岩。
夜は、恒例のミーティングで、歌って踊って笑って楽しく過ごした。代替わりはしても、桃岩荘の伝統は受け継がれていた。
6月15日(月) 曇 「愛とロマンの8時間コース」。
昨晩、「愛とロマンの8時間コース」を歩く人を募ったのだが、参加希望者は小生のみ。そこで、はじめは取りやめの方向だったが、ヘルパー1人(マーリー君という気さくな若者)が同行してくれることになり、急遽実現。
ユースから香深フェリーターミナルまで歩いて、そこからスコトン岬までバス。
7時25分、トド島。
「最北限の地スコトン岬」。
ここから、花を見ながら、二人で礼文島西海岸を南下した。はじめのうちは激しい風でやや難儀したが、すぐに慣れた。
トド島展望台。
「銭屋五兵衛貿易之地」の碑。
上村占魚の句碑。
「飢ゑし啼く 海猫に日増しの北風嵐」。
チシマフウロ。
レブンシオガマ。
霧の中を行く。
キジムシロ。
8時40分、霧のゴロタ岬。
ネムロシオガマ。
波白し。
エゾカンゾウ。
ゴロタ浜。
穴あき貝を拾ったりしつつ行く。
タカネナデシコ。
ハマエンドウの群落。
オダマキ。
北側の海岸線を振り返る。
10時35分、澄海岬。
レブンコザクラ。
チシマゲンゲ。
ゴゼンタチバナ。
レブンウスユキソウ。
サクラソウモドキ。
ツマトリソウ。
ふたたび海岸線。
砂浜や岩の上を歩く。
宇遠内で小休止。
その後は、ユースのヘルパーが刈払いをした樹林帯を抜け、香深井バス停を経由して、舗装道路を香深フェリーターミナルまで歩き、近道をしてユースへもどった。
前回通った礼文林道は荒れていて通行不可。残念ながら青空は見られなかった。
夜は、またミーティングでくつろぐ。
6月16日(火) 曇 稚内「モシリパ」ユースホステルへ。
桃岩荘を辞し、フェリーターミナルへ。
ターミナルで見かけたレブンキンバイと、
レブンウスユキソウ。
8時45分、桃岩荘のヘルパーと同宿者に見送られて、稚内行きのフェリーへ。「また来いよ~」の声が風の中に消えていった。
ふたたびモシリパ ユースホステルへ。
その後は、お土産を買ったり、市役所へ最北端到着証明書を申請にいったり、
ユースのそばの「ボリューム亭」というレストランで、店名通りのボリュームのあるカツ定食(900円)を食べたり、
記念に書店で2冊ほど北海道に関する本を購入したりと、のんびりと過ごした。
渡辺一史著『北の無人駅から』(北海道新聞社)
工藤裕之著『追憶の鉄路』(北海道新聞社)
6月17日(水) 曇のち晴 札幌へ。
朝一番の特急「スーパー宗谷2号」で、稚内から札幌の知人のところへ。
札幌駅で落ちあい、短時間ながら駅周辺を案内してもらった。
大通公園。
時計台。
彼とは、前年の旅の途中、神戸たるみユースホステルで同宿だった。宗谷岬に着いたら、帰途に寄ってくれとの言葉に甘えて、1泊させてもらった。夜は、ビールを飲みながら、旅の話や本の話など時間を忘れた。
6月18日(木)~19日(金) 曇のち雨 川崎の自宅へ。
朝食をご馳走になって、ゆっくり知人宅を辞し、
日中は、札幌駅付近の書店で、松浦武四郎に関する本などをながめたりして時間調整。1冊購入。
小松哲郎著『ゆたかなる大地―松浦武四郎が歩く―』(北海道出版企画センター)
15時、帰宅の途につく。「札幌発のバスで苫小牧へ、苫小牧からフェリーで茨城県大洗港へ、そしてさらにバスで東京駅へ」というパックがあり、それを利用した。
そして、6月19日20時、80日ぶりに川崎の自宅へ戻り、旅が終わった。
最後に、礼文島の思い出に、
ゴロタ浜で拾った穴あき貝と、
桃岩荘で購入した2015年限定ポスターを。
(稚内市・「モシリパ」~礼文島・「桃岩荘」~川崎自宅)
宗谷岬に到達し、一応の目的を遂げた後、礼文島(6月15・16日)および札幌の知人宅(6月17日)に立ち寄り、苫小牧から夜行のフェリーを利用して、6月19日、川崎の自宅に帰った。その間のことを少し。
2008年の旅でも、最後に利尻・礼文島へ寄ったのだが、天候が今一つだった。今回も予報では曇だったが、相手は自然なので、ひょっとして‥‥、と考え、帰りの車中・船中で、礼文島の好天の報を聞くことになどなったら悔しいので、「だめもと」で行ってみた。結果は、前回のような雨天ではないものの、残念ながら今回もまた青空はお預け、となってしまったが。
6月14日(日) 曇 礼文島へ。
朝2番の船便で礼文島へ渡るべく、稚内港のフェリー乗り場へ。
途中、北防波堤ドームを。
振り返れば、開基百年記念塔。
JR稚内駅と「日本最北端の線路」のモニュメント。
7時15分発の、鴛泊経由、香深港行きのフェリーに乗る。
利尻島鴛泊港。
10時5分、香深港到着。桃岩荘ユースホステルのヘルパーたちと合流し、桃岩荘へ。
まだシーズン初めなので、泊り客は少なかったが、ヘルパーたちは元気に働いていた。
猫岩も変わらず。
午後は、付近を散策。前回にウニ丼を食べた佐藤商店は、今はなくなってしまったとのこと。
花と漁村の風景、地蔵岩などを見て回った。
オダマキ。
センダイハギ。
ノビネチドリ。
ノビネチドリの白花。
マルバトウキ。
レブンキンバイ
ハマエンドウ。
レブンシオガマ。
漁村風景。
地蔵岩。
夜は、恒例のミーティングで、歌って踊って笑って楽しく過ごした。代替わりはしても、桃岩荘の伝統は受け継がれていた。
6月15日(月) 曇 「愛とロマンの8時間コース」。
昨晩、「愛とロマンの8時間コース」を歩く人を募ったのだが、参加希望者は小生のみ。そこで、はじめは取りやめの方向だったが、ヘルパー1人(マーリー君という気さくな若者)が同行してくれることになり、急遽実現。
ユースから香深フェリーターミナルまで歩いて、そこからスコトン岬までバス。
7時25分、トド島。
「最北限の地スコトン岬」。
ここから、花を見ながら、二人で礼文島西海岸を南下した。はじめのうちは激しい風でやや難儀したが、すぐに慣れた。
トド島展望台。
「銭屋五兵衛貿易之地」の碑。
上村占魚の句碑。
「飢ゑし啼く 海猫に日増しの北風嵐」。
チシマフウロ。
レブンシオガマ。
霧の中を行く。
キジムシロ。
8時40分、霧のゴロタ岬。
ネムロシオガマ。
波白し。
エゾカンゾウ。
ゴロタ浜。
穴あき貝を拾ったりしつつ行く。
タカネナデシコ。
ハマエンドウの群落。
オダマキ。
北側の海岸線を振り返る。
10時35分、澄海岬。
レブンコザクラ。
チシマゲンゲ。
ゴゼンタチバナ。
レブンウスユキソウ。
サクラソウモドキ。
ツマトリソウ。
ふたたび海岸線。
砂浜や岩の上を歩く。
宇遠内で小休止。
その後は、ユースのヘルパーが刈払いをした樹林帯を抜け、香深井バス停を経由して、舗装道路を香深フェリーターミナルまで歩き、近道をしてユースへもどった。
前回通った礼文林道は荒れていて通行不可。残念ながら青空は見られなかった。
夜は、またミーティングでくつろぐ。
6月16日(火) 曇 稚内「モシリパ」ユースホステルへ。
桃岩荘を辞し、フェリーターミナルへ。
ターミナルで見かけたレブンキンバイと、
レブンウスユキソウ。
8時45分、桃岩荘のヘルパーと同宿者に見送られて、稚内行きのフェリーへ。「また来いよ~」の声が風の中に消えていった。
ふたたびモシリパ ユースホステルへ。
その後は、お土産を買ったり、市役所へ最北端到着証明書を申請にいったり、
ユースのそばの「ボリューム亭」というレストランで、店名通りのボリュームのあるカツ定食(900円)を食べたり、
記念に書店で2冊ほど北海道に関する本を購入したりと、のんびりと過ごした。
渡辺一史著『北の無人駅から』(北海道新聞社)
工藤裕之著『追憶の鉄路』(北海道新聞社)
6月17日(水) 曇のち晴 札幌へ。
朝一番の特急「スーパー宗谷2号」で、稚内から札幌の知人のところへ。
札幌駅で落ちあい、短時間ながら駅周辺を案内してもらった。
大通公園。
時計台。
彼とは、前年の旅の途中、神戸たるみユースホステルで同宿だった。宗谷岬に着いたら、帰途に寄ってくれとの言葉に甘えて、1泊させてもらった。夜は、ビールを飲みながら、旅の話や本の話など時間を忘れた。
6月18日(木)~19日(金) 曇のち雨 川崎の自宅へ。
朝食をご馳走になって、ゆっくり知人宅を辞し、
日中は、札幌駅付近の書店で、松浦武四郎に関する本などをながめたりして時間調整。1冊購入。
小松哲郎著『ゆたかなる大地―松浦武四郎が歩く―』(北海道出版企画センター)
15時、帰宅の途につく。「札幌発のバスで苫小牧へ、苫小牧からフェリーで茨城県大洗港へ、そしてさらにバスで東京駅へ」というパックがあり、それを利用した。
そして、6月19日20時、80日ぶりに川崎の自宅へ戻り、旅が終わった。
最後に、礼文島の思い出に、
ゴロタ浜で拾った穴あき貝と、
桃岩荘で購入した2015年限定ポスターを。