そぞろ神の物につきて―日本列島徒歩の旅の記録

  (2008年 日本海側)
  (2011年 四国八十八ヶ所)
  (2014・15年 太平洋側)

2015年 徒歩の旅 第38日  長万部町・長万部キャンプ場へ

2016年05月03日 | 2015年太平洋側の旅-後半
2015年5月8日(金) 晴 (八雲町・南浜バス停
                      ~長万部町・長万部キャンプ場)




4時45分、バス停出発。国道5号線を北上。薄曇り、無風だが空気は冷たい。

5時10分、JR 山崎駅。小休止、用足し。


海は穏やか。


5時45分、一直線の道路を行く。


6時25分、後方を振り返って。


そういえば、前回の旅では、北海道に入るころには足がすっかり出来ていて、時速5㎞以上ですっ飛ばして歩いていたような気がする。

7時、黒岩の奇岩。前回はパスしたので、今度はそばまで行ってみる。






石塔には「御即位記念碑」と書いてあり、海岸を散歩していた婦人に尋ねたが、誰の「即位」かは不明。「母からは、昔、噴火で飛んできた岩だと聞いています」との答えだった。

国道に戻って、JR黒岩駅前のコンビニにて買い物と、黒岩駅にて洗顔。

しばらく歩いた後、振り返ると昨日の彼がやって来る。
八雲~長万部間は30㎞足らずなのだから、早く出発しなくてもよいのだが、明るくなると動きたくなってしまい、4時30分にビジネスホテルを出てきたのだそうだ。こちらも同様で、旅が長くなると、早出早着が体に浸みこんでしまう。

‥‥で、今日もまた一緒におしゃべりしながら歩いた。

7時50分、長万部町に入る。


7時55分、長万部まで18㎞の看板。


9時、左手遠方の山に白雪。


10時、国縫川。クンネ・ナイで黒い川の意。寛文9年(1669)アイヌの酋長シャクシャインが叛乱軍をひきいて攻めのぼりこの川をはさんで松前軍と戦ったが、敗走した。


11時50分、前回も立ち寄った「長万部物産センター」にて昼食。食べ放題のカニ飯バイキングだったが、いささか様変わり。以前よりもちょっと落ちたような気がする。7年間の物価動向の結果、か。消費税8%もあるし。

彼の宿のチェックインの時間調整で、13時まで、コーヒーを飲みながら、おしゃべりして過ごす。
売店の女性従業員に、長万部キャンプ場への行き方を教えてもらい出発。

長万部駅の手前で彼と別れ、食料を調達し、2㎞ほど歩いて、

14時20分、長万部キャンプ場へ。テント代 500円。


広い敷地の桜の木の下にテント設営。


さっきの女性従業員が言っていたとおり、ブヨがやたらと多かった。炊事棟の隅で、衣類の洗濯をした。

前回の旅では、長万部から渡島半島を横断して、おおむね北海道の西海岸を北上。サロベツ原野から宗谷岬に向かったが、今回は逆時計回りで宗谷岬に向かう。明日からは未知の世界に突入なり。


2015年 第38日(佐多岬より100日)

歩数  42410歩    (佐多岬より累計  5083488歩)
距離  28㎞       (佐多岬より累計  3353㎞)
費用  2812円     (佐多岬より累計  484397円)


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