11月18日(金) 雨ときどき曇 (弥谷山ふれあいの森公園~まんのう町・満濃池休憩所)
○本日の参拝
第72番札所 我拝師山延命院 曼荼羅寺(御本尊:大日如来)
第73番札所 我拝師山救聞持院 出釈迦寺(御本尊:釈迦如来)
第74番札所 医王山多宝院 甲山寺(御本尊:薬師如来)
第75番札所 五岳山誕生院 善通寺(御本尊:薬師如来)
7時30分、今日の行程は短いし、天気予報は雨なので、ゆっくり出発。出ようとしたらパラパラと来たので、ザックカバーに雨具上下着用で行く。
弥谷寺方面に少し上り、右に林の中のへんろ道たどる。
7時45分、小さな池の横を通過。
高松自動車道手前の道路に出たところで、小雨の中で畑作業をしていた男性に挨拶をしたところ、大きなみかんを2個くれて、さらに第72番の曼荼羅寺への行き方を丁寧に教えてもらった。南無大師遍照金剛。
8時10分、大池の畔の番外札所七仏寺(奥)と古験松の碑と西行の歌碑。
「月見よと芋の子どもの寝入りしを 起しに来たが何か苦しき」。
大池と、
池畔の案内板。
寒く、喉も乾いたので、ペットボトルを買う。ホットのボトルは四国に来て初めて。
8時40分、第72番曼荼羅寺へ。
山門は仁王門。
境内。
本堂と、
大師堂。
笠松大師。
境内の無人販売所で、みかん200円買う。
9時10分、第73番出釈迦寺山門。
本堂と、
大師堂。
帰りがけに、岡山からのバス遍路の婦人たちに会う。中には山門への坂を上るのが大変そうなお婆さんもいた。
ここで、捨身ヶ嶽禅定へ行こうか、西行庵に行こうかと迷ったが、結局、西行庵に行くことにした。
曼荼羅寺方面に少し戻り、標識に従って左手に丘を上っていく。眼下には小雨に煙る讃岐平野。
9時25分、西行庵へ。
入り口に、『天の夕顔』の作家中河与一の歌碑。
「西行がいほりせし迹希典が うえしホルトの繁り居り今」。
西行庵。
小山がガスで霞む中、田んぼの中のへんろ道を甲山寺へ向かう。
途中で、バンに乗った配達の女性から「善通寺の方に行くから乗っていく?」と声をかけられたが、歩き遍路ですからとお礼を言ってお断りした。
10時15分、第74番甲山寺へ。
新しい山門と、
中門。
本堂と、
大師堂。
雨のためか、参拝客は少なかった。
善通寺に続く通りで、名物の堅パンを買う。
10時55分、第75番善通寺へ。ここは空海の生まれ故郷。
善通寺は、とにかく広く、本堂のある東院と、大師堂(御影堂)のある西院に別れている。
ルートの都合上、まず右へ西院に行った。
仁王門。
阿形と、
吽形。
長い屋根のある参道。
大師堂(御影堂)。
戻って東院へ。
中門。
ここではお遍路の白衣姿はほとんど見かけなかった。
鐘楼と五重塔。
本堂。
本堂の中は見学することができ、大きな薬師如来様がおわしました。
ふたたび五重塔。
高さは45m。
南大門。
まあ、さすがというか、とにかく広大であった。
11時30分、東側にある赤門を抜けて、JR土讃線の善通寺駅方面へ。
線路を越えて、県道25号線を右へ、金刀比羅宮へ向かう。
JR土讃線を渡り返し、清少納言「衣掛の松」跡を過ぎ、トンネルを抜け、と小雨の中をえんえんと歩くと、観光旅館などが現れてくる。
13時10分、観光街を右折して金刀比羅宮の参道へ。
途中のお土産屋さんで、ザックを預かってもらい、デジカメだけを持って階段を上った(この時、歩数計付きのケータイをザックに入れたままにしたので、石段の上下往復の歩数は計れなかった。石段の数は、御本宮まで785段、奥社まで1368段ある、とのこと)。
本格的な上りの始まり。
大門。駕籠に乗った人もいた。
境内の五人百姓。
さらに進み、
石段を上ると、
旭社。
さらにさらに上って、
御本宮へ。
讃岐平野方面。
白峰神社。
さらにさらにさらに上って、
13時45分、静かな奥社へ。
ここまではもうほとんど人は来なかったが、偶然だろうか、上ってきた人は大半が女性だった。若い二人連れの女性は、「もう二度と上らないと思うから頑張った。」と言っていた。また、宮司さんに聞いたところ、御本宮までは車だが、そこから上は毎日歩きだそうだ。
さて、下りは早いぞ。
お土産屋に戻り、奥さんにお茶を入れてもらって、香川県限定という饅頭を食べながら、お喋りして小休止。
その後、満濃池に向かう。
金刀比羅宮を過ぎると、へんろ道シールが極端に少なくなり、ついに道迷い。自転車の中学生に親切に丁寧に教えてもらって、県道4号線へ。その後は、へんろみち保存協力会の地図に従って、満濃池能面へ。
野宿予定地の「ほたる見公園」と「満濃池森林公園」を混同し、変だと思いつつも、「満濃池森林公園」へ行ってみる。やはり間違っており、管理人さんに地図を描いて教えてもらう。
戻ってみると、池畔に屋根つきの大きな休憩所があり、そこが「ほたる見公園」の最上部に当たっていた。
満濃池夕景。
16時50分、水、トイレからはやや遠かったが、満濃池が眼の前なので、ここで泊まらせてもらうことにした。
歩数 35,203歩(金刀比羅宮を除く) (累計 1,500,609歩)
距離 26.5km (累計 1039.5km)
費用 730円 (累計 146,678円)
○本日の参拝
第72番札所 我拝師山延命院 曼荼羅寺(御本尊:大日如来)
第73番札所 我拝師山救聞持院 出釈迦寺(御本尊:釈迦如来)
第74番札所 医王山多宝院 甲山寺(御本尊:薬師如来)
第75番札所 五岳山誕生院 善通寺(御本尊:薬師如来)
7時30分、今日の行程は短いし、天気予報は雨なので、ゆっくり出発。出ようとしたらパラパラと来たので、ザックカバーに雨具上下着用で行く。
弥谷寺方面に少し上り、右に林の中のへんろ道たどる。
7時45分、小さな池の横を通過。
高松自動車道手前の道路に出たところで、小雨の中で畑作業をしていた男性に挨拶をしたところ、大きなみかんを2個くれて、さらに第72番の曼荼羅寺への行き方を丁寧に教えてもらった。南無大師遍照金剛。
8時10分、大池の畔の番外札所七仏寺(奥)と古験松の碑と西行の歌碑。
「月見よと芋の子どもの寝入りしを 起しに来たが何か苦しき」。
大池と、
池畔の案内板。
寒く、喉も乾いたので、ペットボトルを買う。ホットのボトルは四国に来て初めて。
8時40分、第72番曼荼羅寺へ。
山門は仁王門。
境内。
本堂と、
大師堂。
笠松大師。
境内の無人販売所で、みかん200円買う。
9時10分、第73番出釈迦寺山門。
本堂と、
大師堂。
帰りがけに、岡山からのバス遍路の婦人たちに会う。中には山門への坂を上るのが大変そうなお婆さんもいた。
ここで、捨身ヶ嶽禅定へ行こうか、西行庵に行こうかと迷ったが、結局、西行庵に行くことにした。
曼荼羅寺方面に少し戻り、標識に従って左手に丘を上っていく。眼下には小雨に煙る讃岐平野。
9時25分、西行庵へ。
入り口に、『天の夕顔』の作家中河与一の歌碑。
「西行がいほりせし迹希典が うえしホルトの繁り居り今」。
西行庵。
小山がガスで霞む中、田んぼの中のへんろ道を甲山寺へ向かう。
途中で、バンに乗った配達の女性から「善通寺の方に行くから乗っていく?」と声をかけられたが、歩き遍路ですからとお礼を言ってお断りした。
10時15分、第74番甲山寺へ。
新しい山門と、
中門。
本堂と、
大師堂。
雨のためか、参拝客は少なかった。
善通寺に続く通りで、名物の堅パンを買う。
10時55分、第75番善通寺へ。ここは空海の生まれ故郷。
善通寺は、とにかく広く、本堂のある東院と、大師堂(御影堂)のある西院に別れている。
ルートの都合上、まず右へ西院に行った。
仁王門。
阿形と、
吽形。
長い屋根のある参道。
大師堂(御影堂)。
戻って東院へ。
中門。
ここではお遍路の白衣姿はほとんど見かけなかった。
鐘楼と五重塔。
本堂。
本堂の中は見学することができ、大きな薬師如来様がおわしました。
ふたたび五重塔。
高さは45m。
南大門。
まあ、さすがというか、とにかく広大であった。
11時30分、東側にある赤門を抜けて、JR土讃線の善通寺駅方面へ。
線路を越えて、県道25号線を右へ、金刀比羅宮へ向かう。
JR土讃線を渡り返し、清少納言「衣掛の松」跡を過ぎ、トンネルを抜け、と小雨の中をえんえんと歩くと、観光旅館などが現れてくる。
13時10分、観光街を右折して金刀比羅宮の参道へ。
途中のお土産屋さんで、ザックを預かってもらい、デジカメだけを持って階段を上った(この時、歩数計付きのケータイをザックに入れたままにしたので、石段の上下往復の歩数は計れなかった。石段の数は、御本宮まで785段、奥社まで1368段ある、とのこと)。
本格的な上りの始まり。
大門。駕籠に乗った人もいた。
境内の五人百姓。
さらに進み、
石段を上ると、
旭社。
さらにさらに上って、
御本宮へ。
讃岐平野方面。
白峰神社。
さらにさらにさらに上って、
13時45分、静かな奥社へ。
ここまではもうほとんど人は来なかったが、偶然だろうか、上ってきた人は大半が女性だった。若い二人連れの女性は、「もう二度と上らないと思うから頑張った。」と言っていた。また、宮司さんに聞いたところ、御本宮までは車だが、そこから上は毎日歩きだそうだ。
さて、下りは早いぞ。
お土産屋に戻り、奥さんにお茶を入れてもらって、香川県限定という饅頭を食べながら、お喋りして小休止。
その後、満濃池に向かう。
金刀比羅宮を過ぎると、へんろ道シールが極端に少なくなり、ついに道迷い。自転車の中学生に親切に丁寧に教えてもらって、県道4号線へ。その後は、へんろみち保存協力会の地図に従って、満濃池能面へ。
野宿予定地の「ほたる見公園」と「満濃池森林公園」を混同し、変だと思いつつも、「満濃池森林公園」へ行ってみる。やはり間違っており、管理人さんに地図を描いて教えてもらう。
戻ってみると、池畔に屋根つきの大きな休憩所があり、そこが「ほたる見公園」の最上部に当たっていた。
満濃池夕景。
16時50分、水、トイレからはやや遠かったが、満濃池が眼の前なので、ここで泊まらせてもらうことにした。
歩数 35,203歩(金刀比羅宮を除く) (累計 1,500,609歩)
距離 26.5km (累計 1039.5km)
費用 730円 (累計 146,678円)