かやぶき倶楽部 WEBSITE

”みて きいて うたって 感じて” 暮らしに素敵な音楽を

  コンサートと歌声のサークル、お待ちしています。

第27回 かやぶき倶楽部  川島幸子コロラテゥーラソプラノ コンサート

2016-02-23 07:42:14 | 日記
コロラテゥーラソプラノという言葉を聞いたことがおありでしょうか?
音楽に、というよりオペラに詳しい方はもちろんご存知でしょうが、とても貴重で、滅多にはお目に、いえお耳にかかれない声です。

特に、地方のコンサートで、本格的なコロラトゥーラソプラノがオペラを歌って下さる!
何と素敵なことでしょう。

6月ですから、どうかお天気に恵まれますようにって祈るばかりです。

  第27回かやぶき倶楽部  
    
     川島幸子 コロラテゥーラソプラノ コンサート
                                    ピアノ 川島 基

     日時  6月 18日(土)  午後3時開演

     演奏曲 

     ♪   J.シュトラウス  「春の声」

     ♪   ヴェルディ「リゴレット」より  ジルダのアリア”麗しい人の名は”

     ♪   ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」より   ルチアの狂乱の場 他

    
     プロフィール

     Sachiko Kawashima -lyric coloratura soprano
     川島幸子 リリック・コロラトゥーラ・ソプラノ


     

神戸市生まれ。4歳からピアノを始め、神戸市民音楽祭にてピアノで優秀賞受賞。東京音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻に進み、副科で声楽を始める。同大学ピアノ専攻卒業後、ドイツ・ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学声楽科に入学。ローム ミュージック ファンデーション奨学生として同大学および大学院に在籍。同大学オペラ科首席卒業、及びKonzertexamen課程を首席で修了、ドイツ国家演奏家資格取得。
2008年よりドイツで演奏家ヴィザを取得。
第12回チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)声楽部門にて、日本人としてただ一人のセミファイナリスト、第10回R.ザンドナイ国際オペラコンクール(イタリア)にて入賞、R.ザンドナイ賞受賞。

オペラではこれまでに、W.A.モーツァルト《魔笛》夜の女王役(ノルトハウゼン歌劇場)、《後宮からの誘拐》コンスタンツェ役(フランクフルト・オーダー歌劇場)、《劇場支配人》マダム・ヘルツ役(エクホフ歌劇場)、F.ゴルドマン作曲のモノローグオペラ《心の塊 》(コーミッシェ・オーパー・ベルリン歌劇場)、W.リーム《メキシコの征服》のモンテツマ役(ベルリン芸術大学)、E.フンパーディンク作曲《ヘンゼルとグレーテル》グレーテル・眠りの精・露の精の3役、F.マルタンの劇付きオラトリオ《魔法の酒》のソプラノ1などを演じる。また、日本では2014年、R.シュトラウス《ナクソス島のアリアドネ》のツェルビネッタ役でビュー。

宗教曲ではソリストとして、W.A.モーツァルト《ミサ曲ハ短調》・《レクイエム》・モテット《踊れ、喜べ、幸いな魂よ》、J.S.バッハ《クリスマスオラトリオ》、L.V.ベートーヴェン・交響曲第9番《合唱付》、A.オネゲル《ダビデ王》、G.ロッシーニ《小荘厳ミサ曲》、L.バーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》、J.ビルケンケッター《WO コントラプンクテ》(初演)など。

オーケストラとの共演も多く、イェナフィルハーモニー管弦楽団定期演奏会にてR.シュトラウス《ブレンターノの詩による6つの歌》全曲、 テューリンゲン・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会にてモーツァルトのコンサートアリア、リトアニア室内管弦楽団、LOHオーケストラ・ゾンダースハウゼン、新ベルリン交響楽団、シンフォニエッタ・テュービンゲン、 Lautten Compagney Berlin(古楽オーケストラ)、ライヒェンバッハオーケストラと共演。日本では2015年、秋山和慶指揮、広島交響楽団、東京都交響楽団と共演。

また、ピアニスト川島基とのデュオでも、ヨーロッパ・日本各地で30公演以上のリサイタルやコンサート、音楽祭に出演。初ソロリサイタルを2003年レバノンの日本大使館からの招待で開催され、新聞各紙、雑誌にて絶賛された。 2007年からは毎年 「川島幸子ソプラノリサイタル」を開催。

デビューCD 『リヒャルト・シュトラウス&ドヴォルジャーク 歌曲集』をドイツ・ハノーファーで録音、 2012年にカメラータ・トウキョウから発売され、「リリコ・レジェーロ・コロラトゥーラの広い声域を自由に駆使し、特にR.シュトラウスの作品への適応力が抜群である。透明な、ムラのない声色の自在な響きが快い。各曲に示された、曲と詩への把握力は的確で、ことに《ブレンターノの詩による6つの歌》をここまで歌えるソプラノはなかなか見当たるまい。超高音も危なげのまったくない完璧な呼吸法で支え切っている」(畑中良輔氏 /レコード芸術2012年3月号) と絶賛される。

これまでに、声楽をV.フルバ=フライベルガー、宮廷歌手 J.カウフマン、歌曲をL.ベッツェル、マスタークラスにて、ノーマン・シェトラー、ヤコブ・ステンプフリ、ヘルムート・クレッチマー、白井光子&ハルトムート・ヘル、ピアノを故・三宅民規、故・古村義尚、長田まゆみ、梅谷進、各氏に師事。2012年、14年に及ぶドイツでの生活にピリオドを打ち日本に完全帰国。
2015年4月より愛知県立芸術大学音楽学部准教授。

ホームページ http://www.sachikokawashima.com/



    川島基 Motoi Kawashima 

    

"Der Pianist mit den goldenen Händen"
(黄金の手を持つピアニスト)
Westdeutsche Allgemeine Zeitung(西ドイツ新聞)

岡山生まれ。10歳より本格的にピアノと作曲を始める。東京音楽大学ピアノ演奏家コース特待生入学し、首席で卒業、日本音楽コンクールピアノ部門第3位入賞、同大学大学院首席修了後、ローム・ミュージックファンデーション奨学生として ドイツ国立ワイマール“フランツ・リスト”音楽大学大学院に留学、 更に文化庁新進芸術家海外研修生としてベルリン芸術大学大学院で学び Konzertexamen課程修了、ドイツ国家演奏家資格取得。

数々の国際コンクールに優勝・入賞【 第10回シューベルト国際ピアノコンクール(ドイツ・ドルトムント)優勝 / スクリャービン国際ピアノコンクール優勝 / マルサラ市国際ピアノコンクール最高位(1位なしの2位 ) / アリシア・デ・ラローチャ国際コンクール第2位 / アルトゥール・シュナーベル国際ピアノコンクール第2位 / サン・マリノ共和国国際ピアノコンクール第3位 / ジュリアーノ・ペカール賞国際ピアノコンクール最高位(1位なしの2位) / ブゾーニ国際ピアノコンクール・ディプロマ賞 】

2007年よりドイツ・ベルリンにて演奏家ヴィザを取得、本格的な演奏活動を開始。ヨーロッパ各地でのリサイタルやオーケストラとのコンサート、国際音楽祭など、年間約40公演に及ぶコンサートやリサイタルに出演。また日本でも『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭 “熱狂の日”』、『ピアニスツ』シリーズ (トッパン・ホール)などに出演。

2006年にコンクールの副賞として、デビューCD「シューベルト国際ピアノコンクール優勝記念」をドイツで録音しリリース、ヨーロッパの新聞紙上にて絶賛された。 また2008年「さすらい人幻想曲」、 2011年「火の鳥~バレエ・トランスクリプションズ~」がリリースされた。 このほかにもマーティン・スタンツェライト との《ラフマニノフ&ブリッジ チェロソナタ》、 ソプラノ川島幸子との《リヒャルト・シュトラウス&ドヴォルジャーク歌曲集》 が、リリースされている。

これまでに、ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)、ベルリン・ホーエンフェルス交響楽団、ドルトムント管弦楽団、イエナフィルハーモニー管弦楽団、ホフ交響楽団、グロッセート交響楽団、ルーマニア国立バカウ交響楽団、広島交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、 東京音楽大学オーケストラ、カレッジオペラハウス管弦楽団、カンマーフィルハーモニーHiroshima、岡山フィルハーモニック管弦楽団と共演。

ピアノを、故・三宅民規、弘中孝、東誠三、野島稔、柳井修、ラザール・ベルマン、E.ラピツカヤ、R.D.アーレンスに師事、マスターコースにて、A.ワイセンベルク、パウル=バドゥラ・スコダに師事。

岡山芸術文化賞グランプリ、マルセン文化賞受賞。
2012年3月、約14年に及ぶドイツでの生活にピリオドを打ち、日本に完全帰国。
同年4月より東京音楽大学ピアノ科専任講師。

川島基ホームページ  www.motoi-kawashima.com



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第28回かやぶき倶楽部 女声... | トップ | 第25回かやぶき倶楽部  服... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事