河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

ヒカリとツエのうた

2014-06-01 23:10:35 | 読書(マンガ)
今日マチ子のマンガ。
瞽女(ごぜ)がゴゼって名前なのはご愛嬌。
目が見えない子はゴゼとして日本を歩き回って
芸を売ってきた歴史。ついでにイタコも。
ゴゼと二太の二人と、それぞれの案内役のヒカリとツエ。
この人の筆にかかると暗くて貧しい日本もさらりと軽くなってしまう。
いいのか悪いのかは分からない。記号と化す。

ゴゼが、なんであんなに一人で生きていきたかったのか、
分かるような分からないような。深く掘り下げもしないし。
淡白に、さらさらと、なんだか重いものを描く。

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とりぱん16

2014-06-01 23:09:46 | 読書(マンガ)
もういいかげん飽きたなあと思いつつ。
延々と鳥話。
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ルート42

2014-06-01 16:13:51 | 映画
瀬木監督のトークショー付き三重県上映会。
ちょっとした裏話が聞けて面白かったけど。
国道42号走るといいながら311号ばっか走ってるぞ。
地理がわかっていると、真っすぐ走ってるのに
行ったり来たりしまくってる(ロケ地が別)のもとても気になるぞ。
婚約者に死なれた主人公が出会った、婚約者そっくりの女性。
彼女に誘われ、熊野を越えて、根の国に行こうとハンドルを握る。
彼女の人生はなかなか壮絶。助けてって言える相手が誰もいない。
ここにもう一人、主人公を心配して、自分の結婚式放り出してまで
ついてくる男がいるけど、こいつの動機が弱いような。
三重県で撮る、というのが先にありすぎるせいか、
和歌山へ行かないのも気になるし。
でもまあ、そのまんま尾鷲熊野の風景が広がってる美しい映画。
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