河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

DVD「サルバドールの朝」

2008-09-07 15:40:13 | 映画
スペインの映画。
主人公は、「グッバイ、レーニン」にも出てたらしいが
全然気づかなかった。
実際の物語らしい。
1973年。
スペインで、フランコの独裁政権に反旗を翻してたグループに
属していた青年サルバドールは、警察に捕まり、
周囲の運動もむなしく、死刑を言い渡される。
「恐怖は、人を変える」「犬をつなげば自分もつながれる」
悲劇のヒーローは、すべてを受け入れ、看守とも打ち解ける好青年。
家族や、たくさんの仲間たちが、恩赦を得るために奔走するが・・・。
自由のなさとか、独裁政権の短所、みたいなのが全く描かれてないので、
主人公の意志はよく分かるが、背景がよく分からない。
スペイン人には、常識なのかな。触れにくい傷とか。
日本でも、戦前を描かせれば、うやむやになるような感じ?
コメント
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