小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

出たぞ!丹波川本流で鼻曲りヤマメ

2011年09月18日 | 自然その他

あれほどハマっていた渓流釣り・鮎釣りから足を洗って十余年。全く釣りとは縁の無い生活を送っておりましたがひょんなことから久々にヤマメ釣りに行ったのが昨年秋のこと。久々のヤマメ釣りに至った経緯と結果は10年ぶりの渓流釣行をご参照いただくとして、それから丸一年。やっぱり釣りとは縁の無い生活を送っておりましたが、8月も半ばに差し掛かった頃、丹波川本流の奥多摩湖差しサクラマス遡上の噂がちらほら。これは一発大物40cmオーバーも夢ではない?

ということで、本年最初で最後の釣行は台風による大増水がある程度引いた丹波川本流に。場所は奥秋キャンプ場上から余慶橋までの区間。同行者に現役バリバリの本流ヤマメ釣り師であるTetsu氏をお迎えして、平成23年9月17日(土)の早朝に川に降り立った。

当日の丹波川の様子

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本日の同行者、Tetsu氏

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Tetsu氏

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さすがに現役バリバリの本流釣り師。装備はバッチリ隙無く、増水した強い流れを大オモリを使用してエサ先行で流し、さっそく立て続けに良型のヤマメ・アマゴをキャッチしています。こちらはといえば、昨年まで10年以上も押入れの奥にほったらかしにされていた放置プレータックルに身を包み、イザ仕掛けを!と思いきや老眼で針を結ぶにも一苦労(笑) なんとか仕掛けを作って振り込むもサッパリ感覚が戻らずに、狙った場所には飛ばないは、根掛かりするはでドタバタ状態。挙句の果てには対岸に張り出した木の枝に仕掛けを絡ませ、四苦八苦の上になんと穂先のリリアン部分が抜けて(折れて?)しまうという大トラブル発生… これが無いと穂先は単なる棒で糸を結ぶことすら出来ない。イコール釣りが出来ない! スペアの竿は無いしどうしたものか… Tetsu氏からはスペア竿貸し出しのありがたいお申し出を頂くが、とりあえず穂先に毛糸を当てて糸でぐるぐる巻きに。瞬間接着剤で固めようと思いきやカチカチに固まって使用不可(笑) 仕方ないので巻いた糸を何度も結んでこんな状態に

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ピンクの糸を天上糸として応急仕掛けが完成、気を取り直して釣りを再開。ワタクシの釣り方は二昔前の主流であったエサを底波に入れて目印先行で流す方法。だがこの釣り方は増水した瀬の中のポイントを攻めるのには不向き。そこでTetsu氏の釣り方も参考にしながら瀬を攻めると20cmほどのヤマメが掛かった。

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ヤマメ20cm

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うーん、綺麗だ!一年ぶりのヤマメ。といっても昨年釣ったヤマメはリリースサイズの小型が一匹だけだったから、まともなサイズのヤマメは10年ちょっと前の魚野川以来。穂先のほうも、掛けた魚を寄せる際に流芯を横切らせたものの問題なし。使える目途も立った。その後、Tetsu氏は快調に7~9寸サイズのヤマメやアマゴを釣り上げるもこちらはチビがポツポツと後はバラシが数度。そのうち大淵に差し掛かった。ここは大きな淵の頭に大石があって、ここに当たった流れが分かれてその内の右岸側の流れが大石の下に巻き込んでいるという、まず間違いなく大物が潜んでいるポイント。一度20cmほどの魚をバラシ、その後アタリが無くなっていたが、しばらく休ませた後に再度チャレンジ。タナを深めに取り、大オモリで大石の下に巻き込む流れに仕掛けを乗せる。エサが大石の下に潜り込んだところで典型的なアタリ。先ほどのバラシがあったので一瞬間を置いてアワセる。大淵の底から強い引きが!これはいいサイズだ!竿を上流側に寝かせてタメると、胴に乗った竿のパワーで一気に魚が浮いてきた。久しぶりの大物で取り込みにアタフタしたものの無事にキャッチ!

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丹波川本流の鼻曲りヤマメ尺オーバー!

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ヤマメ

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ヤマメ

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ヤマメ

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オレンジ色の婚姻色に身を纏い、しっかり鼻の曲がった居着きの雄ヤマメですな。そう簡単に出会える代物ではありません。今年最初で最後の、たった一回の釣行でこんな代物に出会ってしまってスミマセンm(_ _)m

Tetsu氏と併せた二人の釣果(といってもほとんどTetsu氏の釣果ですが…)

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釣果

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本日は余慶橋まで釣り上ってお昼前に納竿。魚は全てリリース。丹波山村村営釣場で美味い蕎麦を食べて帰路に着きました。

現役本流ヤマメ釣り師であるTetsu氏との釣行は、一度具体的になったものの都合により中止となってしまっていた経緯がありましたが、ほんの数日前にこちらのスケジュールが変更になったために急遽実現出来たもの。ほんの10日程前には台風による豪雨で川は大増水、道路は寸断という状況でしたが、幸いこの日は増水もだいぶおさまって何とか渡渉が可能な状態。魚の活性も高く、幸運が重なったラッキーな釣行でした。Tetsuさん、同行ありがとうございました。また来シーズンも機会がありましたら是非ご一緒しましょう!そして全国の渓流釣り師の皆さん、残り少ない今シーズンに是非メモリアルフィッシュを!

 

(釣行後記)

現場で応急処置をして尺物を釣り上げた竿ですが、帰宅して手入れの際に穂先の毛糸を引っ張ったら何の抵抗もなくスポッっと抜けましたよ(笑) やり取りの際に穂先が抜けてバラシていたら一生後悔した事でしょうな(笑)

 

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6 コメント

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どうも´ω`)ノ Tetsuですよ (Tetsu)
2011-09-18 19:39:57
どうも´ω`)ノ Tetsuですよ
お疲れ様でした、久しぶりの釣行いかがでしたでしょうか?
それにしても引きが強いですな、(・∀・)チゴイネ!
あの手の魚は、通っていてもそうそう出るもんじゃぁないですよ。
しかもハンディのある竿でバラさなかったのはお見事
大物は掛けるだけなら誰でもできる!バラさず、あげてこその本物
(バラシ王には耳が痛い師匠の弁)

来年も、また行きましょう
返信する
こんばんは (sama.karura)
2011-09-18 19:57:11
こんばんは
ホントすごいのがあがりましたねぇ~ オメデトウ御座います
ヤマメって言うかサケそのものみたいな感じの顔つきですね
今度は ぜひご一緒させて下さいM(_ _)M
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Tetsu殿、どうもでござる m(_ _)m (川越人)
2011-09-18 19:59:16
Tetsu殿、どうもでござる m(_ _)m

いやー、久しぶりの釣行は楽しかったですな!それも鼻の曲がったお土産付で。それもこれもTetsu殿のガイドあってこそです。あらためて感謝申し上げます。

ワタクシも過去に幾つか尺上釣ってますが、銀毛のギの字もない完全に居着きのヤマメは初めてですよ。いい魚でした。さすがにタモへの取り込みは少しばかりアタフタしましたが(笑)

来シーズンも是非ご一緒したいものです。今度は8~9mの本流竿を振り回せる場所にしませんか? 桂川か魚野川か、はたまた利根川か… それより先に山に行きましょうよ!
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sama.karura殿、こんばんはでござる m(_ _)m (川越人)
2011-09-18 20:03:51
sama.karura殿、こんばんはでござる m(_ _)m

いい魚が出ましたよ! 当日ご一緒出来なかったのは残念でした。来シーズンこそは是非ご一緒して大物の鯉、もといヤマメを釣り上げちゃいましょう!
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おわ~いい顔の釣りましたなぁ!見事にオレンジ色... (希夷斎)
2011-09-22 23:29:52
おわ~いい顔の釣りましたなぁ!見事にオレンジ色の婚姻色でてて美味そうw
ささにごりになったらオイラも禁猟前に久しぶりに竿振ってみようかな…
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希夷斎様、こんばんは! (川越人)
2011-09-22 23:52:59
希夷斎様、こんばんは!

いい面構えでしょ。遥か昔、現役バリバリだった頃に何度かこの川には釣りに行きましたが、そのときにはこんなスゲーの出なかったもの。それが今回みたいにたまたま行ったら釣れちゃうんだから面白い(笑)

渓流シーズンもあと残り僅か。希夷斎様も是非やってみては!
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