これも有名過ぎるほど有名な、50年位前の懐かしい映画 「サイコ」
アルフレッド ヒッチコック 監督作品
アンソニーにー パーキンズ (ウェストサイド物語の) 主演
※ 久し振りに見て、今の時代を予言したかの様な、この映画に又改めて
深く考えさせられた。
映画の場合の荒筋は比較的簡単 ・・・・ ある地方の不動産会社の美人
独身社員が四万ドルの会社の現金を持ち逃げするところから始まる・・・
気が急ぐあまり、車は脇道にそれ、雨に降られ・・・とある小さなモーテル
に泊まる
モーテルの持ち主が若い青年(アンソニーにー パーキンズ)
その晩、シャワーを浴びている時、突然 理由もなく彼に惨殺される。
持ち逃げ犯を探す探偵が足取り辿って立ち寄るが・・・又同じ様に彼に殺さ
れる・・・
後日、殺人犯として逮捕されるが原因不明で、心理学者による精神鑑定の
結果、彼は多重人格者(彼の場合・・本人と死んだ母の二人が共存)で二つ
の人格が互いに愛し合い・嫉妬しあい庇いあい・・・起こした事件・・・・!
本来の彼が表に出ている時はごく普通の好青年・・・だが・・
共存する、死んだ母が表に出てきたり・・・犯人の責任能力を問う難しい
課題のスリラー映画。
※ この映画から「サイコパス」の事がメデアでも取り上げられ、一般に知
られるようになたのではないか?と思うのだけど・・・?
「サイコ」 とは サイコパス 「Psychopath」の略で、多重人格者の事。
多い場合は一人の人間に5~6人の違う人格が共存し、ある時はAであり
ある時はBまたはCであったり全く異なる人格が入れ換わり表に出てきて
それぞれの個性的行動・志向をする!!・・・
こうなると、私は、肉体と云う有機体に宿る人格とは何だろう?と思う・・・
それは霊魂か? その様には説明されてない。
最近は「サイコパス」は多重人格だけではなく、性格異常から・・広く人格
異常者を指す言葉になって「サイコキラー」ともいわれる。
ストーカー・・・理由なき殺人・・神戸の「酒鬼薔薇聖斗」や秋葉原の多殺
事件・・・ etc ・・・ あまりにもこの種の異常事件が多いのでこれらの猟奇
事件をサイコパスで責任能力なし・・無罪・・としたら世の中どうなるんだろう
???