新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

サイコ

2011-02-20 20:23:19 | 映画

これも有名過ぎるほど有名な、50年位前の懐かしい映画 「サイコ

 アルフレッド ヒッチコック  監督作品

 アンソニーにー  パーキンズ (ウェストサイド物語の)  主演

 久し振りに見て、今の時代を予言したかの様な、この映画に又改めて

深く考えさせられた。

映画の場合の荒筋は比較的簡単 ・・・・ ある地方の不動産会社の美人

社員が四万ドルの会社の現金を持ち逃げするところから始まる・・・

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気が急ぐあまり、車は脇道にそれ、雨に降られ・・・とある小さなモーテル

に泊まる

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モーテルの持ち主が若い青年(アンソニーにー  パーキンズ)

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その晩、シャワーを浴びている時、突然  理由もなく彼に惨殺される。

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持ち逃げ犯を探す探偵が足取り辿って立ち寄るが・・・又同じ様に彼に殺さ

れる・・・

後日、殺人犯として逮捕されるが原因不明で、心理学者による精神鑑定の

結果、彼は多重人格者(彼の場合・・本人と死んだ母の二人が共存)で二つ

の人格が互いに愛し合い・嫉妬しあい庇いあい・・・起こした事件・・・・!

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本来の彼が表に出ている時はごく普通の好青年・・・だが・・

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共存する、死んだ母が表に出てきたり・・・犯人の責任能力を問う難しい

課題のスリラー映画。

 この映画から「サイコパス」の事がメデアでも取り上げられ、一般に知

られるようになたのではないか?と思うのだけど・・・?

「サイコ」 とは サイコパス 「Psychopath」の略で、多重人格者の事。

多い場合は一人の人間に5~6人の違う人格が共存し、ある時はAであり

ある時はBまたはCであったり全く異なる人格が入れ換わり表に出てきて

それぞれの個性的行動・志向をする!!・・・

こうなると、私は、肉体と云う有機体に宿る人格とは何だろう?と思う・・・

それは霊魂か? その様には説明されてない。

最近は「サイコパス」は多重人格だけではなく、性格異常から・・広く人格

異常者を指す言葉になって「サイコキラー」ともいわれる。

ストーカー・・・理由なき殺人・・神戸の「酒鬼薔薇聖斗」や秋葉原の多殺

事件・・・ etc  ・・・ あまりにもこの種の異常事件が多いのでこれらの猟奇

事件をサイコパスで責任能力なし・・無罪・・としたら世の中どうなるんだろう

???


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