新勝庵

元サラリーマン、映画・読書・芸術好き。
おんとし 92歳 です。

残念な事件

2010-12-02 21:06:24 | うんちく・小ネタ

市川海老蔵の今回の事件には大きなショックを受けています。

海老蔵フアンの私は九月十五日のブログに「天才・十一代団十郎の生まれ

代わり」と激賞して書いた。

事実、芸に於いてはそう信じている。 「パリ公演」 「ロンドン公演」 数年前

このド田舎のユリックスまで来て、狭い舞台で十八番の「毛抜き」を見せてくれた。

1

  ( 口上をのべる海老蔵 )

ところが ・・・・・ 今度の事件!  

私は、直感的に、昔(昭和12年)の事件、林長二郎が松竹から東宝に移席し

ようとした時、暴力団に襲われ、顔を12センチ?切られた。当時は大事件で

・・・ でも、彼はその後、名前を長谷川一夫と本名に変えて、東宝で帰り咲き

・・・ 超大物俳優になり戦後も多くの名作を残した。

今度の事件も、何かこの様なしがらみに纏わる ・・・ 本人にとっては気の毒

仕掛けられた事件ではないか? と思った。

ところが! 次第に日がたつにつれ、メディアの追求する放送を見ていると、

どうもそうではないらしい! 酒癖の悪い、思い上がりの遊び人の実態が暴

きだされてきた。 何れ事ははっきりするだろう ・・・・ けど・・・ 

2

若い時の はめはずし、昔は “ お目玉一発 ” で許された。 が今のマスメデア

は、散々持ち上げて・・・一気に叩き落とす。が定石だからねーーー それ位

の事分っていそうなものを・・・残念!

3

ともあれ、目が心配・・・成田屋の「睨み」に支障があれば・・歌舞伎役者芸

としては務まらない。新春初舞台まであと一月、何とか無事なきを得て復帰

してもらいたい。