8月1日(日)NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、竜馬が長崎から長州の高杉晋作
に会う為に、大宰府天満宮の「延寿王院」に行き(高杉晋作は不在だが)
盟友中岡慎太郎の紹介で三条實美ら都落ちした公家達と会うシーンがある。
主役の竜馬・・・なかなかの好演技・・・・・・
七卿の筆頭、三条實美から桂小五郎(のちの木戸孝允)宛ての親書を貰う。
文久三年の政変・・・で公武合体派に敗れた攘夷派の公家達「三条實美ほか
六人」が密かに京都を脱出して都落ちする(七卿落ち)。その落ち先が大宰府
と云う事になっている。
私は八幡、黒崎、舟町生まれだから、舟町(江戸時代は結構栄えた港)に
七卿が密かに上陸して黒崎宿の「桜屋旅館」に匿われた・・云々の話は子供
の時から親族、先生から随分聞かされていて、よく知っていた。
話は・・変わるけど・・・!
先日 知人と、在所宗像の原町ー旧・唐津街道筋にある,
街道そば・・“たからい”と云うところでそばを食べた。
そこの座敷に三条實美の直筆の大き表装額がある。又西郷吉之助の
書もある。 昔は大きな造り酒屋で、有名人の宿泊客が多かったらしい。
で、8/1 のドラマを見て、七卿の足取りが分かった。
黒崎港に、密かに上陸した、七卿は、「櫻屋」に泊して、唐津街道の原町の
酒造屋で寛ぎ・・・大宰府に向かったものとうなずける・・・。
長崎 ~ 京 江戸は、長崎街道が普通だが・・・大村あたりから・・唐津街道
のコースも結構多かった事がうなずける(本道を避ける!)。