J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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次に向けて頑張りましょう166

2017-11-14 00:01:13 | ファジアーノ岡山

 PV観戦レポです。
 昨日、奉還町りぶらで開催されたファジの、アウェー横浜戦のPVに行ってきました。今回の会場の入りは過去のものより若干少な目。多い日はコンコースにももう1台モニターを出すのですが、この日は無し。中の席も後半空き席ができたので、着席して観戦できました。やはり成績とリンクしているのか。この日は山やん君など知った顔は皆無。みんな岡山マラソン絡みでCスタに行ってるのかと。今回は全体的に女性サポが多かったように思います。ピンクおじさんこと片氏も来られていましたね。
   
 りぶらの部屋の中をよく看ると、写真やイラストなどがいろいろと貼られています。クラブ公式HPによると、今シーズンを振り返る「2017シーズン ファジアーノ岡山 イラスト展(奉還町商店街&岡山大学学生企画)」だったようです。この企画の主催は、岡大学生サークル「岡山プロスポーツ文化まちづくりサークルSCOP」という事ですが、「おかやま百年構想」からサークル名が変わったようです。進化するのはいいのではないでしょうか。ただ、掲示された作品を鑑賞していた人は片手もいなかったかなぁ。ちょっと残念。
   
 試合ですが、前半は完全に負け試合でしたね。ボールをキープできずに回され、プレーオフ圏死守を目指す横浜さんは気迫のあるプレーを見せていました。イバ選手など外人選手が効いていました。やはり、こういう個の強い選手が必要なのかと思ってみたり。後半は一転、岡山も前向きなプレーが増え、同点にできました。何でも横浜さんとの相性はとてもいいそうなので、やはり相性が効いた結果なのかとも。
 懐かしい顔がありました。J1柏時代にJ1のMVPになったニーヤンことレアンドロ・ドミンゲス選手。プレーの輝きは相変わらずでした。この日はカズ選手は出てこなかったですね。試合終了時にえらい横浜さんの選手達が落ち込んでいましたが、そうでした。これでプレーオフ進出が正式に断たれたのでした。また来季も一緒にJ2を盛り上げましょう。今回は現地に参戦した鈴氏からレポが来ています。近々ブログも始めるとか。いい記事なので、新ブログに期待です。

 11月12日(日) 2017 明治安田生命J2リーグ第41節 ニッパツ三ツ沢球技場 13:00KO  天候は晴れ。
 開門30分前。風が少し強く、アウェイ待機列に立っているとかなり肌寒い。先日新調した公式のクラブスカーフが大活躍。暖かい♪ すでに50人以上は並んでるかな?私は前乗りしていたが、アクセスは悪くないので岡山からなら十分日帰りが可能な場所ではある。とは言え決して近くない距離。POがなくなってもこれだけ集まるクラブが地元にあるということを岡山県民として誇らしく想う。スタジアムの周りには横浜FC選手ののぼりが立ててあります。はたしてKINGが見られるのか?楽しみです。
        
 開場時間。今季2ヶ所目の専スタ。ゴールポスト真正面に陣取る。やっぱり専スタはいいなぁ、ピッチが近い。専スタに来るたびに欲しくなりますね。岡山にも近い将来ぜひ! 早速スタグルを楽しみましょう。横浜スタグル、噂には聞いてましたが、普段ホームで見るファジフーズの光景が当たり前になっていたので、外界に出て知るファジフーズの偉大さよ。特に目を惹くものが無かったので、お約束の勝つ丼で験を担ぎます。ふと上を見上げると、バックスタンド側に掲げられたファジアーノフラッグが。元気にたなびく姿を見てパワーをもらう。
      
 さて試合ですが、この日現在13位のファジアーノ岡山(勝ち点53)は昇格プレーオフを目指す8位の横浜FC(勝ち点62)と対戦。横浜はPO出場の望みを繋げるには勝ち点3が絶対に必要な負けられない戦いです。長澤監督の読み通り横浜は序盤から積極的な入りを見せる。岡山は何度も自陣に攻め込まれ耐える時間が続く。時々カウンターを仕掛けるもうまくボールが繋がらない。
 試合が動いたのは34分、右サイドの石井のクロスに、DFに競り勝ったイバが頭で押し込んで先制点を挙げる。その僅か数分後、岡山の自陣でのスローインに、赤嶺と渡邉(横浜)が競り合って2人とも倒れる。判定は渡邉のファウル。その直後に岡山陣営、選手が猛抗議。一体何が起きたのかよくわからなかったが、ベンチスタッフまで抗議しているあたり、ただのファールでなかったのは確か。帰ってDAZNで見返す事にしよう。

 その後も押され気味の苦しい展開の岡山。何度かチャンスはあったが得点には繋がらず1-0で前半を折り返す。1点ビハインドで迎えた岡山。
後半3分、右サイドから片山が供給したスローインはDFに頭ではね返されるも、セカンドボールを回収した喜山がヘディングでゴール前に送る。これに豊川がうまく合わせネットを揺らす! 『やった!追いついた!!』岡山サポーターの誰もがそう思ったはずだ。しかしオフサイドの判定を取られノーゴールとなってしまう。岡山サポーターがざわつく。ゴール真裏から観ていた為、実際のところがハッキリせずモヤモヤする。帰ってDAZNを見直すとやはり誤審だったと確信する。これが、岡山の来季を決するような試合であれば、猛抗議するところであろう。
 しかし、ここから岡山の猛攻が続く。横浜は何度もゴール前まで運ばれ、間一髪で防ぐ場面が何度もあり、苦しい時間が続く。何度か岡山ゴールを脅かし、あわやという場面もあったが、ほぼ岡山優勢の流れのまま後半45分経過。アディショナルタイムは4分の表示。いつ同点打が入ってもおかしくない時間が続く。岡山サポーターはみんな追いつけると信じていたはずだ。声援もクラップも一段と大きくなる。
 試合が動いたのはAT2分。ゴール前の混戦から赤嶺が左足でシュートを放つが惜しくもGKの手に当たりこぼれる。このこぼれ球に反応した石毛が触り、さらに篠原が体制を崩しながらも気持ちで押し込みネットを揺らす。ついに岡山が土壇場で同点に追い付く! 湧き返るアウェイスタンドとは対照的に、静まり返るホームスタンド。

 意気消沈し、すぐにボールをセットしようとしない横浜を脇目に追加点を狙う岡山が空かさずボールをセット。こういう岡山らしさというか、諦めないDNAは来季新加入する選手達にも受け継いで貰いたい。横浜はJ1昇格POのために絶対に負けられない戦いだったはず。AT途中で勝利を諦めてしまう時点で、未だJ1には相応わしくないということなのだろう。
 戦い終わったファジアーノの選手達がアウェイスタンドの前に戻ってくる。さすがに最高の笑顔は見られなかったが、みんなやりきった顔に見えた。サポーターから『お疲れ様!』、『よう追いついてくれた!』などの労いの言葉があちこちから送られる。それに石毛選手が手を挙げて答えてくれる。
   
 ピッチから選手がはけた後、篠原選手が一人でサポーターの前に再び来ると、深々と一礼する。サポーターから篠原コールが送られる。
サポーターの前を後にし戻って行く篠原選手の背中に向け、篠原チャントを歌う。その声は篠原選手に届き、ピッチを去る間際に再びサポーターを振り返って応えてくれた。今日の篠原選手はサイコーにかっこよかった。横浜サポーターが静まり返ったスタンドで、ホーム最終戦セレモニーの準備を粛粛と行うスタンドを尻目に、引き分けとはいえ、何処か清々しい気持ちでスタンドを後にした。
 帰って前半36分の問題のシーンを確認。あからさまに赤嶺の顔を渡邊(横浜)が蹴ってますね。これは酷い。横浜はこの時すでにサッカーの神様から見放されていたということです。審判の目は節穴でも、サッカーの神様はすべてに公平ですね。さぁ、あと一戦。ファジアーノ岡山に関わる全ての人々が笑顔で『お疲れ様』が言えるように、我々も今年一番の応援で福岡を迎え撃ちましょう。
   
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「横浜FCは、前半から迫力満点の攻撃を披露。前半34分に2戦連続で先発出場の石井が上げた正確なクロスにイバがフィジカルを生かしたヘディングで合わせ、貴重な先制点を挙げる。しかし、後半は岡山が繰り出すパワープレーの影響で、ディフェンスラインが徐々に下がってしまう。間延びしたホームチームは多くのシュートを浴びると、間一髪で防ぐ場面が増加。耐え切って勝点3を得たかったが、終了間際に痛恨の失点を喫して今季の昇格の夢は断たれた。」 引用:スポーツナビ
J2採点
 チーム5.5、一森:6、片山:5.5、篠原:6.5、喜山:5.5、澤口:6、渡邊:5.5、塚川:5.5、パク:5.5、豊川:5.5、赤嶺:6、伊藤:5.5
オルシーニ:6、石毛:5.5、大竹:5.5、長澤監督:5.5


 山陽新聞朝刊の「ファジ意地と執念」というタイトルの記事の戦評です。
 土壇場で追いつき、決してあきらめない岡山らしさが横浜さんのPO進出の望みを打ち砕いた。2週間前にJ1昇格の可能性が消滅。ふがいない戦いに人一倍責任を感じていた篠原選手の2季ぶりの得点には、チームの意地と執念が表れていた。前半は相手の強烈な個の力に圧倒されながらも、粘り強く最少失点でしのぐと、後半は平常心を失わずにスペースを巧みに突き、完全に主導権を奪い返す。セットプレーやサイド攻撃が効果的。逆境に立たされても、一丸で粘り強く立ち向かっていく姿は、まさにチームが追い求めてきたもの。

   
 ドローで終われましたが、前節から2つ、京都さんにも抜かれて14位まで転落してしまいました。次節で勝てば最良で11位まで戻れますが、負けても順位は下がりません。いよいよ次節が今季最終節ですね。でも相手は現在3位の強豪の福岡さん。昔は相性が良かったのですが、最近は歯が立っていませんね。以前にカードを見て、ひょっとしたら湘南さんに続いて、福岡さんとの試合の時も目の前で胴上げシーンを見せられるのかと思っていましたが、長崎さんの自動昇格決定を受けて、それはなくなりました。福岡さんも含めて、プレーオフに出られる皆さん、岡山の分まsで頑張って下さい。

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