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Bリーグについて77

2022-09-30 00:01:10 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 以前より何となく聞いていた、2026年からの新Bリーグ。「島田のマイク」をよく聴いていますが、チェアマンが全国各地の会合で講演されているようです。断片的にしか情報が入っていなかったですが、今回の報道でよくリスペクトできました。Jリーグとは明らかに違うビジネスモデルです。「島田のマイク」を聴く限り、今回の構想は島田チェアマンの「想い」が相当強く働いているようですね。Bリーグが開幕して10年。第2段階に入ったと。

Bリーグが2026-27シーズンからの将来構想を決定。競技成績による昇降格を廃止 | バスケ専門情報│月バス.com

Bリーグが2026-27シーズンからの将来構想を決定。競技成績による昇降格を廃止 | バスケ専門情報│月バス.com

Bリーグは9月28日に定時会員総会を開催し、Bリーグの「将来構想」の方向性と、それを可能にする

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【Bリーグが2026-27シーズンからの将来構想を決定。競技成績による昇降格を廃止】
「Bリーグは9月28日に定時会員総会を開催し、Bリーグの『将来構想』の方向性と、それを可能にする定款の改定が全会一致で承認されたことを発表した。これにより2026-27シーズンよりスタートさせる『新Bリーグ』は、これまでの競技成績による昇降格を廃し、事業規模によるエクスパンションスタイルへと変更する。
 新B1リーグ参入のライセンス基準は、平均入場者数4000人以上、新基準アリーナ(収容5000人以上など)の年間109日確保、売上高12億円以上といった三本柱で、競技成績は問われない。新リーグ開幕後も同ライセンスの基準が昇降格の条件となっていく。
 以下に新Bリーグのライセンスの概要をまとめた。なお、新BリーグではB3も完全プロリーグとなる。
[新B1]入場者数:4,000名以上  売上基準:12億円以上   アリーナ観客席数:5,000席以上
[新B2]入場者数:2,400名以上  売上基準:4億円以上  アリーナ観客席数:観客席数3,000席以上
[新B3]入場者数:-        売上基準:2億円以上  アリーナ観客席数:3,000席以上」
「1年目(2026-27シーズン)の参入クラブは24年11月に発表予定で、2年前カーディング(試合スケジュール決定)を実施するため、今シーズン(22-23)と、来シーズン(23-24)が審査対象となり、新B1ライセンスは最大18クラブ、最低10クラブに与えられる予定。ライセンスをクリアするクラブが10クラブに満たない場合は、新Bリーグのスタートを延期する。
 島田慎二チェアマンは将来構想の基本的な考え方を『地域に根差し、地域に必要とされるクラブになるため』とし、『たくさんの観客に来ていただき、地域が盛り上がり、より発展するために新しいアリーナが必要となっていくのが理想。地域の課題解決のためのエネルギーとなれるように』と説明。それを実現していくために『経営』『強化』『社会性』と三つの基軸を挙げた。」
「土台を築き、地域の活性化に貢献し、経済効果をもたらすことができるようにしていきたいというのが『社会性』だ。
島田チェアマンは、将来構想を『第3次成長ステージ』と表し、B1選手の平均年俸が2500万円、チームスタッフの平均年収が1000万円と、なりたいスポーツ選手、憧れの職業になるような状況を想定。地域に経済効果をもたらしつつ、売り上げ高20億円を超えるクラブが多数存在する、NBAに次ぐ『世界2位のプロリーグが目指すべき姿』とした。そのための改革が掲げられた『将来構想』になる。」

 月刊バスケットに詳しく書かれており、よくわかりました。リーグ戦の成績による昇降格をやめ、事業規模によるエクスパンションスタイルへと変更するそうです。昇降格が無くなるというのは斬新ですね。Jリーグ目線ではありえない事。当ブログ目線でもありえない事です。それを実現しようというBリーグは本当にすごいと思います。本当に大丈夫なのでしょうか。この部分の評価はもう少し後にして、様子を見るとしましょう。
 ライセンス基準の三本柱で、競技成績は問われないそうですが、例えば、大きなアリーナを持っていて、1/3強日程を抑えていて、観客もたくさん入っているがB2最下位というチームも新B1リーグに行けるのでしょうか。B3までのライセンス新基準も発表されました。新B3は観客数の縛りは無いんですね。いくら地元といっても、弱いチームを応援しに行くのかなと思ってみたり。
 
 「地域の課題解決のためのエネルギーとなれるように」と説明。それを実現していくために「経営」「強化」「社会性」と三つの基軸だそうです。第3次成長ステージはいいと思いますが、成績は二の次という姿勢が気になる。成績を争うのがプロスポーツではないのかと。

【Bリーグが社員総会で『将来構想』を正式承認、マイナーからメジャーへの挑戦が本格スタート】
「彼(島田チェアマン)が強調するのは『地域活性』だ。要件を満たすアリーナの建設やそれらの有効活用のためには自治体とチームの密な協力関係がなければ成立しない。リーグとしてはアリーナ建設で一方的に協力してもらうだけではなく、アリーナを活用しつつバスケットボールの試合ならびにその他のイベント等の開催で地域に経済効果をもたらし、活性化するといった形で貢献することを目指している。
〔「本当の意味で強い経営を目指す」ことが成功の鍵〕
「地域への貢献を真に謳うのであれば、まずはクラブこそが成長することで初めてスタートラインに立つことができるといったところだ。島田チェアマンはまた、リーグとクラブは、有力企業等の参入による資本投下といった形だけではなく『本質的な成長』を見据えるべきだと言葉のトーンを強くした。島田チェアマンによればここ数年で、B1からB3までの全54クラブのうち約半数においてM&A(企業の合併買取)によるオーナー変更があったという。それ自体はリーグの価値向上の証左であり、ジャパネットホールディングスが出資して設立されたB3長崎ヴェルカのような有力企業等の参入は『将来構想』に対するリーグの将来に対しての投資であるとも言える。
 しかし、プロ、実業団リーグで同じように有力企業による巨額出資がありながら、やがては経営破綻を引き起こし、最悪の場合は廃部となってしまう例は少なくない。島田チェアマンは、Bリーグにおいても有力企業からの出資に頼っているだけでは同じような道をたどるのではないかという「危機感」を抱いていると吐露、「本当の意味で強い経営を目指す」ことこそがリーグが永続的に繁栄していく鍵になると語った。」

 

Bリーグが社員総会で『将来構想』を正式承認、マイナーからメジャーへの挑戦が本格スタート

Bリーグは「今もまだまだマイナー」Bリーグが28日、社員総会を開催し、2026-27シーズンから各クラブの事業規模拡大へ向けての『将来構想』の承認を決議した。同構想について...

バスケット・カウント | Basket Count

 

 「地域活性」を強調されているのはいい事だと思います。Jリーグでも地域を軽視しているような印象を抱く中、リーグとしてここまで唱えるのは素晴らしいと思います。また、Jリーグで観られたIT企業による買収の増加について、島田チェアマンは反面教師と見ているのか。有力企業による巨額な投資はやがて経営破綻を起こして、廃部になる危機感を抱いていると吐露という事ですが、千葉Jさんもそうだし、島根さんもそうですね。

【公式】2026 NEW B.LEAGUE ― 将来構想特設サイト | B.LEAGUE(Bリーグ)

【公式】2026 NEW B.LEAGUE ― 将来構想特設サイト | B.LEAGUE(Bリーグ)

NBAに次ぐ世界第2位のリーグへ。B.LEAGUEは国内プロスポーツ全体の発展を牽引すべく、2026年に向け新たなリーグのフォーマット構築を始めます。

2026 NEW B.LEAGUE ― 将来構想

 

 うーむ、まだもう一つイメージが沸きません。まぁ5年先だから、まだ何が起こるかわからないと思います。今回の新ライセンスで考えてみると、2026年にライセンスの条件をクリアすれば、岡山もB2に昇格できるという事なのか。もっともそれまでにB2に上がっていると信じています。
 まぁとにかく、今回の報道は、よくわかった部分と、もう一つわからない、そのビジネスモデルでいいの?という見方があったのも事実です。将来構想特設サイトが解説されたようなので、またゆっくり拝見しようと思います。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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