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南から攻め上がる鹿児島ユナイテッド1

2016-03-19 00:01:23 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 最近、当ブログ的に少し注目しているのが、今シーズンからJ3に参戦する鹿児島ユナイテッドというチームです。先日、木村社長も出演していたFOOT×BRAINですが、鹿児島さんの社長の方が主役で、木村社長は脇役でした。まだ、J3クラブですが、番組の内容では未来を感じました。まずはそのFOOT×BRAINに内容です。以下、抜粋して紹介。
   
 前園選手、遠藤(保)選手、大迫選手など多くのJリーガーを排出しながらなぜかJの舞台と無縁だった鹿児島。徳重社長はクラブ経営に携わって5年。過去の経歴は、2003年~2008年で監査法人デロイト トゥシュ トーマツに勤務。2010年に地元鹿児島にプロクラブを作りたいという思いから、FC KAGOSHIMAを設立。すでにヴォルカ鹿児島というクラブがあったが、徳重社長が目指したのは「二つのクラブがあ一つになれば鹿児島を代表するクラブになれる」というキャッチフレーの元でのクラブ統合。そして、2013年に鹿児島ユナイテッド誕生。キャッチフレーズは「鹿児島をスポーツで元気にしたい」。設立当初は2人だったフロントスタッフも今は総勢23名。
【U-23シーズンシートパス】
 23歳以下であれば年間千円でホーム15試合観戦できるパス。
スポーツはお金がかかるというのは特に地方ではタブー視される。それをどう理解してもらうかがフロントの役割。クラブとしては平均観客動員数5,000人が目標。
【鹿児島のスタジアムグルメ】
 黒豚や和牛など特産品のメニューをそろえ、地元鹿児島のPRにも貢献。
【地元へのこだわり】
 戦力強化でも、選手は29人中15人が鹿児島出身かゆかりのある選手という事で、半数以上が地元出身。サッカーどころ鹿児島ならでは取組。まさに地元愛。このゆるぎない気持ちが「鹿児島主義」というアイデンティティ。J1に昇格しても鹿児島にこだわって優勝した方が面白いと思う。
   
 いいですね。山雅さんにどことなしに似ている気がします。地元PRのために特産品メニューをそろえているのがいいですね。相手にちなんだメニューが主役という価値観と正反対で共感(というかそれがスタンダードだと個人的には思います)を覚えます。地元色が満載なのがいいですね。語る会で誰かが口にしていて、どこのカテゴリのどこの事だったか忘れましたが、「県外の興業会社が地元のふりをして営業しているみたい」とは対照的な印象です。そういういい部分をずっと大事にして欲しいですね。
 そして、先日J's GOALを観ていたら、「第1回 ミニタウンミーティング実施のお知らせ」というタイトルの記事がありました。ミニタウンミーティングいいじゃないですか。当ブログの「Jクラブの付加価値」で最近、「ホームタウンミーティング(フォーラム)の開催」という項目を追加していますが、まさにホームタウンミーティングではないかと。ちなみに当ブログで発案した「ホームタウンミーティング」という言葉ですが、bjリーグで少し見かけただけで、サッカー界ではまだありません。もし、今後どこかが使用してきたら、それはパクリです!(笑) その鹿児島さんの記事を抜粋して紹介。

 J3鹿児島は今シーズンより「徳重剛代表を中心とした職員と、県民やサポーターの皆様が直接意見を交換する場」としてミニタウンミーティングを定期的に開催。鹿児島で初めてのプロサッカークラブとして、どのようにすればホームゲームをもっと盛り上げ、さらに鹿児島を元気にすることに役立てるのかというテーマでクラブ職員と鹿児島の人たちが話し合い、アイデアを出し合う場と設定。
 3月23日(水)開催の第1回ミニタウンミーティングを皮切りに、月に1回程度、鹿児島県内各地を回り、地域の人との対話の場を作る予定。なお、県民との対話を価値あるものとするため、県内各地で対話を通したまちづくりを実践してきた一般社団法人 鹿児島天文館総合研究所Ten-Labと、「コミュニティ・サポート協定」を締結。「鹿児島ユナイテッドFCの試合を観たことがない」「サッカーのことはよく分からない」という参加者も大歓迎。

日 時 : 3月23日(水)19:00~20:30
場 所 : ソーホーかごしま (鹿児島市役所みなと大通り別館)
参加者: 徳重代表、登尾GM
定 員 : 20人

 このミニタウンミーティングは県内各地を回り、地域の人と田和するするそうで、まちづくり専門の団体と連携するそうですが、徹底しているところがいいですね。その1つ1つの対話が貴重な財産となり、100年続く財産になっていくでしょう。そいいう地域に根を張る活動を行えば、例え大風が吹いてもびくともしないでしょう。鹿児島さん、これからも注目していきたいです。川崎さんと提携している奈良さんも参考にして欲しいですね。徳重社長、このブログ観てないかな。

J3鹿児島公式HP該当ページ:http://www.kufc.co.jp/information/5407/

 

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