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頑張れ!オリンピック39

2021-05-08 00:43:20 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 何かと話題の東京五輪ですが、最近世界の世論が変わってきたと感じています。ワクチン接種が進む米国で、今までは静観でしたが、大会開催日が近づくにつれてネガティブな空気になってきたなと感じています。当ブログでは前から書いているように、米国次第だと認識しています。大スポンサーであるNBCに左右され、米大統領が一言選手を派遣しないと言えば、運営面で五輪全体に響き、一気に中止の流れが進行していくと。
   
【東京五輪中止 米有力紙促す】
「米有力紙ワシントン・ポスト(電子版)は5日のコラムで、日本政府に対し東京五輪を中止するよう促した。IOCのバッハ会長を『ぼったくり男爵』と呼び、新型コロナウィルス禍で開催を強要していると主張。『地方行脚で食料を食い尽くす王族』に例え、『開催国を食い物にする悪癖がある』と非難した。
 コラムは大会開催を前進させている主要因は『金だ』と指摘。IOCは収益を得るための施設建設やイベント開催を義務付け『収益のほとんどを自分たちのものにし、費用は全て開催国に押し付けている』と強調した。」
引用:山陽新聞テレビ朝日

【五輪中止提言 米紙から相次ぐ「IOCは訴える?そんなことすれば評判はどうなるか」】
「開幕まであと3カ月を切った東京五輪・パラリンピックだが、ここにきて米国メディアから中止への提言が相次いでいる。米有力紙のワシントンポスト(電子版)は5日、日本政府に対し、中止を決断し、費用の『損切り』をすべきだと主張するコラムを掲載した。」
「中止の場合、違約金の可能性もささやかれるが『日本が契約を破ったとして、IOCは何をする?訴える?どこの裁判所で?そんな訴訟をすれば、パンデミックの最中にストレスと苦しみのある国で大会を強制するIOCの評判はどうなるか?』と指摘し、『キャンセルは苦痛かも知れないが、浄化になる』と、まとめた。
 4日にはサンフランシスコ・クロニクルが世界各地で新型コロナウイルスの影響が長期化する中で、東京五輪について『開催されるべきではない』とするスポーツコラムニストの記事を掲載。米国ではワクチン接種が進み、正常化への兆しが見えている一方で、インドや欧州の一部、南米では深刻な状況が続いているとし、東京五輪開催には『時間が足りない』と訴えた。
 4月には有力紙ニューヨーク・タイムスが現状での東京五輪開催について『最悪のタイミング」とし、日本と世界にとって『一大感染イベント』になる可能性があると指摘。『五輪のあり方を再考すべき時期』と、訴えている。」
引用:デイリースポーツ

 ぼったくり男爵ですか、流行語になりそうな表現ですね。もともとIOCの委員にはお金に関するスキャンダルがつきまとっており、強ち間違いでも無いような印象も持ちます。五輪にとって大きすぎる影響力を持つ米国で、中止に向けた世論が強化されていくと、次はデモ活動、選手による辞退表明などが出てきますか。その後に「選手の安全を守るため」という名目で米国政府が正式に不参加を宣言し、NBCからIOCにハイプレスがかかるという事でしょうか。
 ただ、一つだけ光明があるとすれば、現在の米国はワクチン接種が進んでいる点かな。結局米国は動かずに最終的には無観客でやり切られてしまうという事。これはいい事かどうかはコメントを省かせていただきます。

 以前から米国メディアのこういう論調は少しずつ出ていましたが、最近ペースが加速してきたなと思っています。他にもいろいろと情報が出ていますね。小池知事が6/1に突如返上という報道、掟破りの五輪中止カード菅首相と小池知事の主導権争いという報道、IOCが五輪選手にへのワクチン無償提供という報道、代表選手に代表辞退を求める声が寄せられているという報道、中止のオンライン署名に24万筆集まったという報道、バッハ会長が来日困難に向けた疑念報道(バッハ会長の来日は宣言解除後に仕切り直すとありますが、6月とかで五輪開幕の1ケ月前ですね)、マラソンテスト大会直後の札幌市まん防要請についての報道など、ここ数日で次々と出てきて賑やかになってきました。こういう報道を眺めているともうそろそろ、どこかで誰かが鶴の一言を発して事が決するかもしれないと思っています。それは米国方面からか。
   
 当ブログでは東京五輪について、昨年まではもう1年延期論でしたが、昨今の感染状況を知ると、仮にもう1年延期しても同じ結果ではないか、来年の今頃も全く同じような景色なのではないかと思い始めています。
 さっき放送されたWBSでは、緊急事態宣言の延期による感染者数のピークの波の図が出ていましたが、延期した場合の波のピークはちょうど五輪の時期。もはやそこには東京五輪の存在感は消えていました。

 あと、米大統領がワクチン特許権の一時放棄を口にされていますが、コロナ収束に向けては、一部の製薬メーカーではなく、もはや全世界で一斉にワクチンを製造し、一斉に接種するしかないとこの記事で書いており、やっぱそうだよなと思い直しました。
 米国や英国でワクチン接種で社会が正常化に向かっていると報道されています。もちろんそのまま行ってくれたらいいですが、この記事で書いたようにチリの事例があります。既存型ではワクチン効果があっても、インドの二重変異型、その先の三重変異型が今後世界中に広がっていったらどうなるのか。確かワクチン効果がそれほど出ないという事ですが。心配し過ぎの取り越し苦労で終われば万々歳です。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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