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新型コロナウィルスとの戦いに打ち勝とう65

2021-04-17 00:42:00 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 伊原木知事も「第4波」と言い切った昨今のコロナ情勢。今までの第3波までの感染の動きとちょっと違う気がします。やはり変異ウィルスの台頭なのか。そんな中、アメリカからかなりショッキングな報道が入ってきました。ペースは遅いが、ワクチン接種が進んでいる現在の状況に対して、夏頃には収束して欲しいなと少し期待していたのですが、考え直さなければいけなくなってきました。
   
【ワクチン接種率世界3位、それでも感染再拡大 世界がチリに学ぶべき教訓】
「世界に先駆けて新型コロナウイルスのワクチン接種を開始した南米チリ。明るい兆しが見え始めるはずだった同国で再び感染者数が急増し、厳格な規制が再導入されている。
 チリの人口は1900万人。政府はパンデミック(世界的大流行)が始まってからわずか数カ月で医薬品会社と合意を取り付け、今年初めの時点で、まだ周辺国で接種も始まらないうちから世界で筆頭級の接種率を達成した。
 英オックスフォード大学の統計によると、14日現在、チリの人口100人当たりのワクチン接種率は38.94人と、イスラエル(61.58人)、英国(47.51人)に続いて世界で3番目に多く、米国(36.13人)を上回る。ところが流行が収束する様子は見えない。先週は2日連続で、1日当たりの症例数が流行が始まって以来の最多を更新した。」
「CNNが取材した保健当局者や専門家、ジャーナリストは世界が学ぶべき教訓として、クリスマスの集まりや新年祝いのパーティーに始まり、全学校やショッピングセンターの再開を一貫して推し進めたこと、ワクチン接種が早いペースで進んだことによる安心感、同国で主に使われている中国シノバック製のワクチン効果が期待を下回ったことなどを挙げている。」
「『みんなに2つの勘違いがあった。自分たちはワクチン接種に関して中南米の筆頭国なので、国内でも海外でもどこへでも旅行できると考えた。ウイルスに感染するリスクは多分なくなったと認識して対策を緩めた。それが最悪の事態を招いた』とアルバレス氏は述べ、症例数の多い欧州などの国へ旅行した国民が多かったことも、急増の一因になったとの見方を示した。大晦日のパーティーでは主に若者の集団感染が相次ぎ、首都サンティアゴでもそれまで比較的少なかった症例数が急増に転じた。
 当局は再び厳格な対策を強いられ、対面の授業が再開されていた学校はまた閉鎖されて、スーパーマーケットのような最低限必要な商店や事業所のみが営業継続を認められた。3月下旬からは全土で1300万人を対象とするロックダウン(都市封鎖)が再び始まった。ただ、それほど厳格には徹底されておらず、首都では今も大勢の人が出歩いている。」
「ワクチン自体にも問題があった。チリがワクチンの普及に成功した一因は、政府がどんなワクチンであれ、入手できるものは確保しようとしたことだった。だがシノバック製のワクチンは、ブラジルの臨床試験で有効率50.4%にとどまった。」
引用:CNN.co.jp

  ワクチン接種率で、17日のNHKの調査では2位でしたね。日本は1%に満たずに60何位とか言っていましたね。個人的にはショッキングでした。ワクチンを打っても感染者が激増してしまった、ワクチンでコロナは収束しないじゃないかと危機感マックス。日本に置き換えて想像してみると、近い将来に一般住民までワクチンを2回接種し、本格的にGoToキャンペーンが進められ、海外旅行もオープンになり、「もうマスクを取りましょう」という風潮になってしまう。しかし、外国からの帰国者からを中心に、また新しい変異ウィルスの登場もあり、都心部を中心にウィルスが再びまん延していく。その結果、今と同じ動きですぐに緊急事態宣言まで発令されてしまうということ。でも首都圏では街に若者を中心に人があふれかえっている。結局ワクチン接種では収束に至らなかった。本当にそうなったら悪夢ですね。
 国の違い、中国製ワクチンの積極的活用という要素はありますが、大枠的にはそれほど大差無い話なのかもしれません。イギリスやアメリカはワクチン接種が進んで、ある程度の減少効果があるそうですが、それも見方を変えたら元々感染爆発状態だったものが、日本レベルに近づいただけで終息にはまだ遠いのかもしれません。
 報道で「半年から1年以内に3回目の接種が必要になる可能性が高い」「接種は毎年受ける必要がある」という情報も流れました。そもそもワクチンは2回打って、どれくらい効果がキープできるのかという点が気になるところ。それでは昔同じように流行ったスペインかぜはどうやって終息していったのか気になりました。

【スペインかぜ、日本の総人口の4割が罹患 ワクチンなしでも3年で収束】
「いまから約100年前(1918年)に世界中で流行した『スペインかぜ』には当時の世界人口の3割近くに相当する約5億人が感染し、死者数は4000万人といわれている。」
「スペインかぜは、発生から拡大まで大きく『3つの波』に分かれて感染が確認された。
『当時の内務省が感染の経過についてまとめた「流行性感冒」という報告書を見ると、日本では3回にわたって流行が起きていたことがわかります」(浦島医師)
 日本に上陸したのは欧米諸国から約半年遅い1918年8月以降。9月後半に日本全土に拡大した。翌年春までの約半年間が感染のピークで、当時の総人口の4割近い2000万人以上が罹患し、25万7000人の死者を出した。
 第1波の1年後には第2波が襲来。新規感染者数は年間241万人に減ったものの、ウイルスは性質を“変異”させて強毒化したと考えられており、致死率が約4.3倍に高まった。1919年12月20日付の『香川新報』は〈感冒は頗る悪性にて約二割の死亡者を出しつつあり〉と報じている。さらに翌1920年に第3波が生じたが、感染者数は年間22万人にまで減少した。
「発生から約3年でワクチンも治療薬もなく収束したのは単純に大勢の人が感染したことで集団免疫を獲得したからだとされています」(浦島医師)」
引用:ニュースポストセブン
   
 収束まで3年かかっています。この時は第3波までしたが、1年で1波か。コロナは1年で4回波が来ています。これはロックダウンや非常事態宣言で国単位で手が打てたからですか。ここでも言っていますね。強毒化。コロナでも変異ウィルスは重症率がアップしていると聞きますが、それは今の時点。今後更に登場する次の変異ウィルスが強毒化していかないように祈っています。当時総人口の4割が感染したそうですが、今のコロナは0.4%くらいですか。このコラムでは治療薬もワクチンもなしで収束したのは集団免疫を獲得したからと締めくくっています。
 集団免疫ですが、ワクチン接種も集団免疫効果もあるのかな。スウェーデンでは政策に失敗し、多くの死者を出した後に国王が集団免疫失敗宣言をしています。集団免疫って、仮に4割感染した場合の人数は4,800万人で今の何倍なんだと。ワクチン接種も含める事になりますが、考えれば考えるほど先が見えません。ふと、1年後の今の時期も全く同じように、まん延防止や緊急事態宣言のニュースが流れているだけではないかと思ってみたり。まん延防止措置の導入に伴って、スポーツの大規模イベントの再規制が出ています。

【Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン改定に伴う試合開催方針の変更】
「園防止等重点措置区域 域 
・対象区域:宮城県、大阪府、兵庫県
・対象期間:5月5日(水祝)まで
・来場者上限:5,000人もしくは50%の少ない方」
引用:Jリーグ公式HP

 昨日現在で適用もしくは決まった、まん延防止等重点措置区域がある都道府県は10。東京都、京都府、沖縄県、大阪府、兵庫県、宮城県に加えて埼玉県(さいたま・川口2市)、千葉県(市川・船橋・松戸・柏・浦安5市)、神奈川県(横浜・川崎・相模原3市)、愛知県(名古屋市)で、Jクラブのホームタウンばっかりじゃないですか。これからこれらの地域の試合会場で順番に5千人上限になり、アウェー席が外されていくのかなと。
 報道によると、これ以外にも奈良県、和歌山県、福岡県への適用も検討されており、愛媛県は国への要請を検討しているとの事。千人超えの大阪では緊急事態宣言の名前が挙がっているようです。個人的には今回のまん延防止措置の動きばかりですが、緊急事態宣言でも良かったのではないかと。

 あと、個人的な究極の収束策ですが、例えばWHOが先頭になってワクチン製造のスピードを増やし、いかに早く世界中に広めていくしかないと思います。現在は一握りの数のワクチン製造メーカーが作って販売していますが、ワクチン製造方法をオープン化し、どこの国でも製造できるようにするとか。イメージはリナックス(懐かしいですね)。各国の認可を受けた製造メーカーに国策で積極的に動いてもらう。こうでもしないとワクチンの絶対数は増えないのかなと。日本でも国策で積極的製造にシフトすれば、ワクチン接種のペースも早まるのではないかと。すいません、一市民の戯言でした、気にしないでください。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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