J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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行政の支援65

2024-06-08 00:12:42 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 前々から話題になっていた、岡山市の新アリーナ構想。市から県へ資金負担を呼び掛けても知事から拒否され、しばらく頓挫するのかと思っていました。しかし、ある時期から県内の屋内競技団体が次々と要望を口にするようになり、流れが変わっていったなぁ、これは県の力を借りずに建設に進んでいく流れになったりしてと思っていました。そんな中、5日に市長から再びアリーナ建設に向けて、市が単独で動き出すと記者会見がありました。そう聞くと、やはりバレーボール協会が出て来た頃から風向きが変わったんだと個人的に認識してしまいました。
     
【岡山 新アリーナ整備決定 市単独事業 31年度稼働へ】
「岡山市の大森雅夫市長は5日の定例記者会見で、同市北区野田の市営住宅跡地で検討している新アリーナ構想について、事業化の方針を決めたことを明らかにした。岡山県内のプロスポーツ活性化の必要性や地元経済界の要望を踏まえて判断した。2031年度の稼働を目指す。
 構想を巡っては、市は財政負担を含めて県に協力を求めたが、県は参画する理由がないなどとして応じない姿勢を示しており、市の単独事業として進める考えだ。市は事業化に向けた追加調査の経費2千万円を盛り込んだ24年度一般会計補正予算案を取りまとめ、10日開会の定例市議会に提出する。」
「運営方法は経済界が要望している『公設民営』を前提に検討する。建設費用に関しては市財源に加え、国の予算や企業からの寄付などを活用していくという。市によると、追加調査では4月に公表した基本計画で5千席以上となっているメインアリーナの規模拡大を検討する。概算事業費や事業手法も改めて調べ、24年中に結論を出す方針。
 基本計画では、新アリーナはメインアリーナに加えてサブアリーナを備え、周辺施設を含めた総事業費の見積もりは約145億円。ランニングコストは年2億500万円と試算している。」

 

新アリーナ 岡山市単独で実現へ 市長方針 31年度稼働目指す:山陽新聞デジタル|さんデジ

 岡山市の大森雅夫市長は5日の定例記者会見で、同市北区野田の市営住宅跡地で検討している新アリーナ構想について、事業化の方針を決めたことを明らかにした。岡山県内の...

山陽新聞デジタル|さんデジ

 

 この記事でのポイントはまずは2031年の稼働という点。今が2024年ですから7年後ですが、オープンが1年のうちのどの時期なのか。インドア競技の開幕は秋春制なので秋ですが、一番早いTリーグで9月というところ。面白いのがこの頃にはJリーグが秋春制に基本的に移行しているだろうし、北長瀬施設の流れで指定管理者になっているかもしれないので、ファジも存分に祝って盛り上げてくれるでしょう。
 次は「官設民営」。他県のスタジアムなどは「民設民営」もあります。この記事にも。JリーグではJ1鹿島、J1湘南、J2長崎、J3今治、NPBでは北海道、BリーグではB1・A東京、B1川崎、B1三河、B2神戸という所で、他は官設なのかな。どのみち「民営」で指定管理になるのでしょう。
 建設費用は市財源の他に国予算や企業の寄付とあります。このうち国予算はtotoの助成金とかではないでしょうか。そして企業の寄付、吹田のように「建設募金団体」を作り、個人の寄付も集めて欲しいですね。
 5千席以上となっているメインアリーナの規模拡大を検討するとありますが、いい話です。西南北の隣県ではどこももっとキャパは大きいようですから。まぁ無理が無いように。メインアリーナとともにサブアリーナもあるのですね。まぁZIPもありますね。予算が約145億円という事ですが、資材の高騰等で蓋を開けたら倍増しているのでは。
       
【岡山の新アリーナ2031年度完成見通し…プロスポーツの拠点、客席数増も検討】
「基本計画で5000席以上としていた客席数については、岡山商工会議所などがアリーナの運営方式を『公設民営』と提言し、5月31日には収益性を高める狙いから7000~8000席を求めた。
 要望を受けた市は『最適な施設規模や事業手法などを調査する』として、6月の補正予算案に追加の調査費用2000万円を一般財源から計上。10日に開会する市議会定例会に提案する。大森市長は『どの席数が一番良いのかはよく調査しないといけない』と話した。」
「市の収入規模に対する借金割合を示す『実質公債費比率』は22年度が5・3%で、ほかの政令市に比べ比較的低い。大森市長は『アリーナを整備することで他の事業に影響をきたすものではないと判断している。岡山市民、県民のためにどうしても必要なものとして動かしていきたい』と話した。
 整備には経済界も加わる予定。当初は8億円を拠出するとしていたが、5月31日に市に岡山商議所などが要望した際には、『民間からの提供資金の増額等に向け、積極的に働きかける』とした。」

 

岡山の新アリーナ2031年度完成見通し…プロスポーツの拠点、客席数増も検討 

【読売新聞】岡山市が北区野田に建設を計画している新アリーナについて、大森雅夫市長は5日の定例記者会見で、市単独での整備に向けて事業を進める考えを明らかにした。経...

読売新聞オンライン

 
 

【速報】約145億円かけ建設する計画 岡山市の新アリーナ 大森市長が市単独で建設する考え示す【岡山】|FNNプライムオンライン

岡山市の新アリーナ計画に新たな動きです。大森市長は、市の単独予算で新アリーナを建設する方針を明らかにしました。(岡山市 大森雅夫市長)「岡山にとって愛着と誇りを...

FNNプライムオンライン

 

 この記事によると、客席数は7,000~8,000席という数字が出ているとか。市サイドもその辺も認識されているのかもしれません。香川のアリーナは約1万人収容で、サブアリーナと武道施設を備える中四国最大規模の施設と言われており、そこに対抗したいのもあるのでは。会議所で「民間からの提供資金の増額等に向け、積極的に働きかける」とのコメントがありますが、当ブログで昔から言っているように、広島をお手本に、広く県民から集める募金活動と、シンポジウム(川淵さんとか)を積極的に行ってもらい、存分にPRして欲しいです。島田チェアマンとかお願いしたら、いくらでもやってくれると思いますよ。島田のマイクに投稿してみようかな。
 とにかく、県の顔色を観ながら迷っていた時期を脱し、市が覚悟を決めて単独で動く事になり良かったと思います。7年後は遠いですが、楽しみです。シーガルズやリベッツは1部でしょうが、トライフープも親企業が付いた事だし、Bプレミアにいて欲しいですね。その頃にはもう1つ2つ、新しいプロチームが登場しているかも。

岡山市新アリーナ構想関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240203
      〃        ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231203
      〃        ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231129
      〃        ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230620
      〃        ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230319
      〃        ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
      〃        ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221203
      〃        ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220216
      〃        ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211209
      〃        ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200912
岡山市新スタジアム構想関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230427
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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