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頑張ろう福島ユナイテッド1

2016-02-01 00:01:01 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 今回、「サイトマップ(バックナンバー集)」を整備しました。当サイトの左コンテンツの一番上にある目次のようなページです。力作ばかり並んでいるので、ぜひご活用ください。J3以下になると過去の紹介記事はあるが、かなり大昔のものしかなく、それでもとリンクを貼っていきました。その中で、J3福島だけが1度も紹介していなかったです。福島県内のクラブ状況は何度か紹介したのですが、比較的新しいクラブであるためか無かったですね。過去の被災クラブでもあり、これはいけんという事で急いで調査しました。J3クラブという事で、紹介できる事例がなかなか無かったのですが、見つけました。初登場にして単独タイトルです。「頑張ろう」というフレーズも、神戸さんと同じです。以下、抜粋して紹介。 
           
【コラボラーメン】
 ㈱ジンコミュニケーションズ(麺家くさび)とJ3福島が共同開発した「スポーツ後に食べたいラーメン『くさび丸勝塩豚骨麺』」を年内期間限定販売。 販売開始に先駆けて、9月24日にJ3福島選手3名を招いた試食会を実施。
 「くさび丸勝塩豚骨麺」は、J3福島の選手から「練習や試合後でも美味しく食べられて、疲れた体を癒してくれるようなラーメンを作って欲しい」というリクエストを受けて開発した特製ラーメン。スポーツ後でも美味しく食べられるように、味付けに加えて、激しいトレーニングに打ち込む選手の健康を考え、キャベツやコーンなど緑黄色野菜もたっぷり配合。選手のみならず、野菜が不足しがちな現代人にもオススメ。

・名 称: くさび丸勝塩豚骨麺
・価 格: 830円(税抜)
・期 間: 10月1日(木)~12月31日(木)
・店 舗: 福島県内の麺家くさび4店舗(本店・福島店・イオンタウン郡山店・富田店)

 さらに、J3福島のチームカラーをイメージしたトッピングの「辛味玉」と「マー油」を考案。どちらもチームを応援したいという思いのもと特別に作った自家製のトッピング。販売開始に先駆けて、9月24日(木)にJ3福島の3選手(田村、安東、内藤)を招いた試食会を実施。初お披露目となった、本メニューは選手達にも大好評だったほか、チームカラーの赤と黒を表現したトッピングを出すと、喜びの大歓声。 
J3福島公式HP該当記事:http://fufc.jp/news_cat/201509251852
㈱ミュゼプラチナム公式HP該当記事:.http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000008905.html

 選手監修のコラボメニューいいですね。こういう飲食の選手コラボメニューは他のJクラブもいろいろと見かけますね。J1柏の珍来コラボメニューJ1広島の選手コラボ弁当など。頑張っているあの選手が関係した美味しいグルメとして、選手とファン・サポーターの距離感を縮めるいい企画だと思います。
 そして、福島さんと言えば、湘南さんとの提携ですね。当ブログでも湘南さんの紹介記事として、2013年の記事でしっかり紹介しております。以下、抜粋して紹介。
   
【J1湘南との提携】
 J3福島が2013年に地方クラブとしてどのような形でJリーグを目指し、かつ地域のために役立つことができるかというふうに考えていた時に、東日本大震災、そして原発事故という非常に厳しい福島の状況があり、震災直後、真っ先にJ1湘南が子供達のために支援物資を運んだり、子どものとサッカー教室を開催し、その後、「KIDS GUARD SHONAN」ということで、東北地区、そして福島の子どもたちを中心に、湘南地域へ招待事業を実施した事が大きなきっかけ。

【提携概要】
・営業・事業
 スポンサー、グッズ、KIDS GUARD SHONAN(キッズガード湘南/東日本大震災の復興支援のひとつとして、福島の子どもたちを湘南地域に招待する事業)
・強化
 選手(スタッフ)の獲得、育成
・アカデミー
 選手(スタッフ)の育成、交流
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/72469
    
 福島さんと湘南さんは、2013年から業務提携を結び、指導者や選手の移籍や交流、営業面での情報交換など、あらゆる面で協力関係を提携。選手をレンタル移籍させたり、強化試合を実施。お互いの公式HPに試合結果や、バナーを貼り合っておられます。仲の良さが表れていますね。
 いきさつとしては、当ブログで最も尊敬するJクラブの経営者である真壁会長が震災前に、福島に講演に呼ばれたそうです。経営面で頑張っているクラブ同士意気投合された事もあったようですね。当時のJクラブとJFLチームが提携するというのは、日本のサッカー史上でも初めての試みだったとか。最初に、もし将来的に同じカテゴリになったらどうするのかという話が出たそうですが、真壁会長は「先を想定しながらでは、動けないので、常にその部分は、できることできないことは、瞬時に嗅ぎ分けながらやっていきたい」とコメントしたとか。以下、リスペクトのために、福島さんの歴史を紹介します。

【J3福島の歴史】
 '02年に、Jリーグを目指す団体として「福島夢集団」を創設。'03年にNPO法人 ふくしまスポーツクラブに改称したが、設立者は退会して'044年に「福島夢集団ユンカース('05年にNPO法人化)」を設立。ふくしまスポーツクラブは'04年にアビラーション、その後はビアンコーネ福島と提携してJリーグを目指した事があった。'05年にユースチームを結成し、'06年にFCペラーダ福島の譲渡を受けて、FCペラーダ福島をトップチーム、ユンカースをサテライトチームに設定。'07年に福島市の支援のもとにはじめてJリーグ準加盟申請。'08年に現クラブ名に改称。
 '10年位「福島ユナイテッドFC緊急事態宣言」をリリース。'11年に、福島県財界が中心となって新しい運営会社である㈱AC福島ユナイテッドを設立。3月に発生した東日本大震災及び原発事故の影響で、多くの選手が退団。福島県内での試合が禁止されるが他県でホームの試合を開催する事を条件に東北リーグの参加を承認。'13年よりJFLに参戦し、Jリーグ準加盟を承認され、'14年よりJ3参戦。

 こうして福島さんの歴史を見ると、2011年前後に本当にご苦労された様子ですね。その中での湘南さんとの強い絆。どこかで見かける商業主義とは正反対の、素晴らしい光景です。これからも頑張って欲しいですね。現在、福島さんでは「福島市にサッカースタジアムを作る会」が活動されています。岡山よりも早く専スタができるかもしれませんね。そして、最近気になるのが同じ福島県内で活動を進めるいわきFCの存在。福島県はこれからも目が離せませんね。
J3福島公式HP:http://fufc.jp/
福島事情関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080211
コメント
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