留守録生観戦レポです。
10時間遅れてのキックオフです。今日の相手オランダはFIFAランク12位でW杯初出場。五輪は未出場。強豪揃いのグループリーグを3位通過し、平均身長が169.9cmと日本(163.5cm)よりも高く、強力3トップ(予選で全47得点中27得点)を警戒。先発ですが、GKは山根ではなく、海堀でした。確か佐々木監督は決勝トーナメントは固定すると言っていたそうですが、海堀で通すのか。川澄ちゃんも先発です。阪口とダブルボランチを組む宇津木はちょっとまつ毛が長いかな。今日の解説も本田さんですね。キックオフ。
ここまで日本はグループリーグ3連勝ですが、すべて前半に先制し、逃げ切りの形ですが、後半のゴールがありません。オランダは早くつないできますね。オランダはこの試合に勝てば、リオ五輪の出場が決まると解説で言っていましたが、4年前のドイツを思い出します。前半10分、左サイドから崩して、一回バーに跳ね返ったボールを有吉がボレーで決めました。★★★日本ゴォール!!! 有吉ゴール!★★★ 1-0。代表初ゴールです。その後、日本はスペースを与えているのが気になります。
今日は大野が効いています。3試合とも先発で来ているのは、宮間主将と大儀見だけ。オランダは中盤でプレッシャーをかけてきません。前半終了。
今日も留守録なので、即後半スタート。選手交代は無し。しかし、澤さんは控えでいざとなったら投入という事で、いい形だと思います。キッカーとしては間違いなく世界№1と解説されています。後半はボールを回させられている印象です。オランダは左サイドかr攻めて行こうという意図があるようで、右サイドの有吉が上がる事ができなくなりました。
ここで、大野に替わって岩淵真菜ちゃん投入。もう1点取りに行くよというメッセージ付きです。最年少の天才ドリブラーです。DFを引っ張って行っていい効果を出しています。修正がなされ、中盤が良くなりました。岩淵は小さい体なのに、細かいステップで相手DFを翻弄しています。
後半終盤になってきて、危ないシーンも増えてきました。運もあります。ゴール前の混戦。波状攻撃の中で阪口がロングシュートを決める。★★★日本ゴォール!!! 阪口ゴール!★★★ 2-0。これぞなでしこという見事なゴールです。ここで川澄ちゃんに替わって澤さん投入。ベテランにふさわしい投入時間です。鋭い嗅覚でのボール奪取はいぶし銀という言うべきか。
チームのバランスも向上し、中盤の攻防でに日本が上回るようになってきました。世界ランクで日本より上位の3チーム(ドイツ、アメリカ、フランス)はいずれも反対側の島にいるので、決勝までは当たらずラッキーです。準々決勝で当たるドイツとフランスがやや気の毒か。小さい岩淵にドリブルで抜かれて、オランダの選手はいらついているようです。オランダはパワープレーで放り込んできます。今まで世界大会でセットプレーからの失点が無いとか。相手のセットプレーを研究しているとか。と、ここで海堀がファンブル。日本痛恨の失点・・・2-1。時間かせぎで胸で落とそうとしたのか、バウンドが変わったのか。ここでホイッスル。勝ちました。
次の相手はオーストラリアで、28日(日)の4時45分キックオフです。この日も仕事で、何だ今大会は全部留守録生観戦かと思っていたら、日曜日は少し生で観れそうです。早く寝て、早く起きなくっちゃ。その次はイングランドかカナダ。特にイングランドは、前回大会で負けており、相性は悪い相手。頑張ってもらいましょう。