J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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湯郷ベルについて24

2011-01-16 09:07:12 | 岡山湯郷ベル

 13日のニュースで、岡山湯郷ベルの本田監督の勇退が発表されました。日本協会からオファーがあったそうですが、やはりショックです。新聞記事等を以下抜粋して紹介。
        
 本田美登里監督の1月末での退任が発表。会見に臨んだ本田監督は「10年がちょうどいい節目であり、ベルが更に強くなる事を信じて引き受けた。自分が去り、チームに新しい風が吹くことで、強くなると信じている」とコメント。今後は日本協会に戻られ、U-19女子日本代表等のコーチなどを務められるそうです。
 本田監督は、静岡県出身で、読売ベレーザや日本代表でDFとして活躍。日本協会に勤務後、2001年の岡山湯郷ベル創設からチームを指揮し、2003年にLリーグ加入。2005年に1部昇格。2005年ユニバーシアード、日本代表の各カテゴリを通じて初の女性監督就任。2007年には女性で初めてS級ライセンスを取得し、ベルは全日本女子選手権で準優勝。2008年北京五輪で福元・宮間選手を日本代表に輩出。

 1991年から1993年に読売ベレーザのプレーイングコーチと読売メニーナのコーチを務められ、1994年に日本サッカー協会に就職。Lリーグ事務局委員と日本協会の女子委員会強化部員を兼任。U-18日本女子選抜チームで、1999年にコーチとして、2000年に監督代行として参加。日本サッカー協会主催のサッカー教室で全国巡回指導を行ったそうですが、この時の教え子が宮間選手などであり、今のベルの選手に結びついているようです。

次のステージでの意気込みは?
「なでしこジャパンにつながる選手を発掘して育てていきたい。女性の指導者が日本協会の各カテゴリで活躍できる道筋をつけたい」
今後のベルに期待することは?
「10年で基盤は作れたと思うが、崩れるのは簡単。地域と一体となって揺るぎないものを作っていって欲しい」
 
当方もOSSのボランティアで大変お世話になったT本前事務局長コメント
「厳しいところもあったが、選手をよく見ていた。ベンチから外れたメンバーにその理由を言っていた姿が思い出される」
県協会専務理事コメント
「地域に密着した女子チームのモデルを作ってくれた」とコメント。

 当ブログの思い出としては、かなり遡ります。ファジのNPO時代に、広報委員会で岡山市内のスポーツ店やスポーツバーに、パンフレット類を置いてもらおうという話になり、いろいろ置いてもらえたのですが、ウルトラスから「ベルと水島と3チームを並べて置きたい」と言われました。今でこそ、ファジのポスターなど宣伝してもらっていますが、初めて置いてもらう当時としては、そういう状況でした。水島FCの熊代マネージャーにお願いして快諾を受け、ベルの事務局に初めて電話を入れてみました。事務局として電話に出られたのが、本田監督でした。監督でありながら美作町体協の職員?として勤務され、普通に対応していただけました。その後、何度か電話でお話した事を覚えています。2005年のユニバ監督就任の際に、チームを去るのではという噂が出て、つい(今にして思えば軽はずみだったと後悔しています)、「来年もベルの監督を続けていただけるのですか?」と聞いてみると、「もちろん!」と答えていただき、感動した事を思い出します。

 次の思い出としては、OSS委員会主催で2006年に本田監督を講師に、講演会を行いました。幹事役をして、講師の本田監督と会場で少しだけやりとりをさせていただきましたが、オーラがあった事を思い出します。プロジェクター用のパソコン操作が思うようにできなくて、こちらに視線を送られたので演壇に行き、そばで対応させていただいたのが思い出ですね。本当にいい方でした。
OSS委員会本田監督講演会関連②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070624
    〃                 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070625

 その時期、ベルの試合で美作ラグビー・サッカー場へ行った時に事務所におられて、ご挨拶をさせていただきましたが、ご本人には覚えてもらってなかったようで・・・大勢の人を相手にされているので、そりゃそうですよねと。いい思い出でした。今にして思えば、昨年秋に下さんや樽部長が参加されたベルのファン感に参加できなかったのが、とても悔やまれます。
 あと、個人的に心配しているのが、本田監督のもとでサッカーをしたいと岡山にやってきたベルの選手の動向。宮間選手にはなでしこジャパン主将として、当然いい条件でオファーが来るでしょう。選手の流出が懸念されます。シーガルズも入れ替え戦圏内(後日詳しく)であり、ベルもカリスマ監督の退任という事で、県内女子のトップチームの弱体化が心配されます。
 ちなみにかなり初期に「カリスマの存在」の記事で紹介しています。これからも頑張って欲しいですね。また、岡山に遊びに来てください。
本田監督関連(カリスマ記事)②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060104
   〃               ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051230

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