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日本代表のこと・・・128

2011-01-07 00:58:21 | サッカー(日本代表、W杯等)

 久々の代表ネタです。本当に久しぶりです。今朝の山陽新聞の総合欄4面に、「サッカー代表『勝利給』問題」「J2待遇改善優先すべき」というタイトルで、選手会の賃上げ騒動の事が載っていました。載っていたのは総合欄4面。珍しいですね。ライターは、共同通信の編集委員さんです。簡単には言えない問題ですねー 以下、抜粋して紹介。
   

 日本プロサッカー協会が日本サッカー協会に賃上げ要求。代表選手が勝ち試合で受け取る「勝利給」が、ヨーロッパの国と比べて低すぎるという主張です。代表チームが去年のアルゼンチン戦で勝った時の日本の勝利給は20万円。選手会は今後、100万円を求めていくとか。所属クラブでは、シーズン中で日常的に勝利給をもらうが、J1の有力クラブでは1試合につき60~70万円になるそうです。

 確かに代表チームの勝利給で、特に親善試合でかなり低いと言え、選手会は、日本協会は世界屈指の財政規模を誇る内容なので、代表選手に対し、もっと利益を還元できるはずと指摘。
 しかし、日本協会側は、南アフリカW杯で、勝利給を従来の100万円から200万円に倍増した事等を例に挙げ、経済的な選手支援に、かつてより熱心に取り組んでいると反論。

 日本協会としては、代表チームの普段の手厚いサポートを行い、「次世代への投資」として、フル代表より年齢の低い世代の代表強化にも多くの資金を投入して、草の根のサッカー普及活動も進めているとしています。
 代表チームがTV、スポンサーにとって高い価値があり、代表選手の活躍があるからこそ、日本協会に多くの契約金が入ってくるのは事実であるが、スポーツ組織に入るお金はまず第一にそのスポーツの更なる発展のために使われるべきであり、この理念は代表選手個人への利益配分よりも重い。
 選手の支援は決して現金支給だけではない。既に各クラブとの契約により、高給取りになっている代表選手について、更に経済的な高額報酬を求める今回の選手会の騒動には違和感がある。

 国内のサッカーで今問題なのは、数百万円の年収がいっこうに増えないJ2の選手の経済的な環境をどうするかではないか。年に数千万円も収入のある代表選手の勝利給増額よりも、はるかに優先度の高い課題に選手会は目を向けて欲しいと締めくくっています。

 どうでしょうかねぇ。なかなか軽はずみに言えない話ですが、一昔の米大リーグのストなど余りいい記憶がありません。なるべく穏便に進められた方がおいいのではないでしょうか。代表の勝利給ですが、W杯本戦と中には観光がてらやって来る親善試合では一緒にならないのではないでしょうか。双方の顔が立ついい落としどころに収まってもらう事を祈念しております。
 例えば、親善試合の勝利給が大幅に高騰したら、日本協会はなるべく払いたくないから、弱い相手とマッチメイクする可能性もありますからね。それでは日本は強くなりません。

 最後にいい事が言われていました。確かにJ2岡山の選手にも、とても高額な給料が支払われているとは思えませんので。Jリーグ分配金に反映させて、J2で経営的に高い給料を払えないクラブの支援に回ったらいいと思います。
 あと、選手会について触れられていましたが、当ブログでも選手会活動も、いい事例を紹介しようと思っていました。選手会活動としてはチャリティーオークションを行い、その収入金を公的機関へ寄付するとか、よそはいろいろと活発に活動を行っている選手会がいくつもあります。また、そのあたり紹介してみましょうか。

 そんなこんなで、ザックジャパンのアジアカップの試合が近づいてきましたね。前回は岡田ジャパンの屈辱の4位でした。ザックジャパン、頑張ってもらいたいです。

コメント
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