J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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2006-01-15 01:58:26 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)
遅くなりましたが、野洲高校の皆さん優勝おめ。
野洲の「セクシーフットボール」というのは、美しいパスと華麗なドリブルをすることから「セクシーフットボール」と評され、この言葉は、元オランダ代表のフリット氏がイングランドのニューカッスルで監督に就任した際に「これから皆さんに『セクシーフットボール』をお見せしよう」と話したことから生まれたものらしい。美しいサッカーを見せただけでなく、大胆さを忘れずに自らのスタイルを貫徹したと言えますね。「少々危なっかしくても、“ちょい悪”でも、ちょっとセクシーな選手を輩出していけたらいい」という育成コンセプトを持ち、「日本の高校サッカーを変えたい」と公言してきた山本監督は、サボる選手を練習に誘うことから始めた。だがケルン体育大学留学時代に誓った「世界の頂点のサッカーを目指す」という目標は変えなかった。選手によく言う言葉がある。「足が速い、体が大きいはDNAの問題。練習と技術で超えられる」。レスリング出身のハンディを取り戻そうとする自分に向けた言葉でもあった。
野洲のようなコンビネーション、ドリブル、パスのサッカーは、高校の指導では到底無理だと鹿実の監督は思っていたようですが、やはりセゾンFC、あるいは野洲クラブというジュニアユースからの一環指導に近い素晴らしい環境も背景にあったのですね。野洲のテクニカルなサッカーはここ数年、フィジカル、戦術、守備が幅を利かせていた高校サッカーに面白い化学反応を生むかもしれませんね。つまり下部組織が重要ということ。
最後に山本監督はレスリング出身で、サッカーの経験がなかったとか。ドイツに留学して「世界一のチームを作ろう」と目覚めて今日に至るとか。
どこがという訳でなく、古い組織、古い考え方で新しい発想の芽を摘むのは罪だと思います。体質も変えないといけません。新しい時代、新しい人、新しい波、新しいニーズが出てきているのに、「規則だから」「確認をしないと」「気持ちはわかるが、しっかり足を固めてからしないと」と言い訳をわざわざ用意して逃げてしまうのは良くないです。今年は記憶に残る年にしたいものですね。
あっ、そうそうファジも頑張って欲しいです。


コメント
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