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なでしこジャパンについて7

2021-10-02 00:29:47 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 昨日、日本協会からなでしこジャパンの新監督が発表されました。報道ではポスト高倉について、いろいろと名前(西野氏の名前も)が挙がっていましたが、結局はこういう人材になってしまったなと。個人的な印象は世界を攻めて2011年の黄金時代のあの立ち位置への復活ではなく、高倉ジャパンの継続だなと思いました。田嶋ジャパンらしい人選、申し訳ないですが、失われた3年になってしまうなと。
   
【なでしこ新監督にU19女子代表監督の池田太氏就任 浦和などでコーチも】
「日本サッカー協会(JFA)は1日、24年パリ五輪を目指すサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)の新監督に、現在U-19女子代表を率いる池田太氏(50)が就任することを発表した。」
「池田氏は青学大卒業後、93年から96年まで選手として浦和レッズでプレー。97年から11年までは、浦和のユース監督やトップチームコーチを務めた。アビスパ福岡のコーチを経て、17年からはJFAで年代別女子日本代表監督を務めている。18年にはU-20代表を率いて、同世代のW杯で優勝を果たした。優勝メンバーにはFW遠藤純、DF南萌華ら、東京五輪で活躍した選手も多い。
 なでしこジャパンは来年1月から2月にかけて、インドで開催される女子アジア杯を控える。同大会は23年女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会の予選を兼ねる。」
引用:日刊スポーツ

 高倉監督が就任した時とよく似ていると思います。アンダー世代で世界一の実績を持っていて、一応実績はある。違いはJリーグの指導者経験があるという点か。ただ、トップチームの監督経験はないのかな。何かJ2岡山に今まで来ていた監督人事みたいな印象も持ちます。J2岡山の影山元監督は岡山後は日本代表のアンダー世代の監督をされています。見方を変えたら、Jクラブでは行ける所が無かったので、協会付きの道に行ったと。今回なでしこジャパンの監督に就く池田監督は同じ流れで来た人材ではないのかと。まぁ女子チームの監督なので、女子選手とは上手くやっていけそうではあります。ただ、日本代表なので、実績が問われます。
   
【なでしこ・池田太新監督 W杯優勝とパリ五輪金メダルを宣言「仲間に良い影響を与える選手選ぶ」】
「なでしこジャパンの池田太新監督(50)が就任会見で「W杯&五輪ダブルV」の目標をブチ上げた。なでしこジャパンは国際大会で厚い壁にはね返されている状況が続いており、再建に向けて世代交代や新戦力の抜擢に期待がかかる。
 そうした中で池田監督は、今後の選考基準を説明。「まず一番に考えているのは、自分の持っているパフォーマンスを出し切れる選手、全力でプレーする選手を大切にしていきたい。それプラス、仲間に良い影響を与えられること。その選手がいることで、より良い相乗効果が生まれるような、それも大事な選考ポイントになる」とニックネームである〝熱男流〟の人間性を重視した選考になりそうだ。
 そのうえで、2023年オーストラリア・ニュージーランドW杯と24年パリ五輪の目標について「優勝を目指し、頂点を目指しながら戦っていく。大会の中で成長を目指しながら勝っていくことが目標」とダブルVを宣言。W杯で世界一を奪回したうえで、次回五輪で悲願の金メダルを目指す構えだ。熱い目標を掲げた新指揮官がどのような手腕を発揮するか楽しみだ。」
引用:東スポWEB

 就任会見(要旨)を読みました。目標を高く宣言するのはいい事だと思います。バスケ女子代表のホーバスHCのように、言霊で指導をし続け、有言実行を勝ち取りました。ただ、それだけの印象かな。選手選考の考え方を語られていましたが、もう一つファジーですね。高倉ジャパンでは自分の能力を出し切りたかったのに、出せなかった戦術だった印象を持ちます。いくら全力を出せと言っても、その前に戦術がありますから、その戦術の部分がとても気になる。ホーバスHCは選手が混乱するくらいに多くの戦術パターンを覚えさせ、全員が3Pシュートを決められる選手に仕上げましたが、池田監督のコメントからはそういう具体的なイメージを感じられない。「熱さ」しか伝わってこない。こういう監督昔いたよなぁと思いだしたら、そうでしたNPBの中畑監督。DeNAでは成績を残せなかったですが、ムードメーカーとしては実績を残せた様子。池田監督も中畑監督と同じ結果にならないようにお願いしたいですね。

【『熱男』池田太氏がなでしこジャパン新監督に決定! 18年にU-20女子W杯で世界を制す】
〔選手とチームに対して誰よりも熱い指導者〕
「2018年のU-20W杯の優勝後の会見では、池田監督について南主将がこう語っていた。
『(池田)太さんと出会ったのは、このチームが発足した当時なんですけど、太さんはそのときから『熱男』で(会見にいた選手たちが爆笑)。自分が一番印象に残っているのは、試合前のミーティングです。自分たちもモチベーションは上がっているんですけど、太さんが誰よりも熱男で、このチームに対する思いを毎回伝えてくれて。これから試合に臨むんだなという気持ちになると同時に、この素晴らしい監督を、世界一にしたいという気持ちにしてくれました』
 チーム一丸となって勝ち取ったのが2018年の優勝だったと、選手とスタッフは口をそろえた。再び世界の頂点を目指すチームにとって、指揮官がこうした成功体験を持っていることは大きなプラスだろう。」
引用:サッカーマガジン

 U-20W杯優勝時の会見での選手コメントを読むと、熱男としていい雰囲気を出していたようですね。確かに新監督がこういう成功経験を持っているのはプラスだとは思いますが、それだけでは足らない事は、高倉ジャパンで証明されてしまいました。なので、それプラス何かの力が必要です。熱さだけでなく、戦術、戦略が要るのでは。
 また、地元チームの話になりますが、有馬監督も「熱さ」があります。ただ、実績は今のところ残せていません。やはり、情熱やモチベーションだけでなく、さらに選手を引き付ける戦術と戦略、そこから醸し出されるカリスマ性が指揮官に求められるのではないでしょうか。再来年のW杯(共同開催なんですね)に向けて、まずは年明けのアジア杯ですか。その前に強化試合も組まれる事でしょう。お手並み拝見ですね。この就任会見で日本協会の今井女子委員長から、高倉ジャパンの検証コメントも出ていました。

【今井女子委員長による高倉ジャパンの検証】
「高倉監督は個人戦術というか個々の判断を非常に大事にする監督で、チームとしてのやり方を定めながらも、あまり限定していかずに選手たちの状況によった判断で適切なプレーをしてほしいということを一番大事にされていた。スタイルも限定していくことを好まないというか、限定していくことで失うものを嫌う。自由度を与えながら選手を選びながらトライしていた。監督のスタイルとしてそうしていた。
 ただいまの段階ではもう少し約束事、決まり事、拠り所となる軸があったほうがより選手が安心してプレーできた部分もあったのかなと思っている。ただそれは監督が確信を持ってやっていたスタイルであって、こちらもわかっていたので、それが開花するようにサポートしてきた。
 けれども今の段階までで言えば、高倉さんが理想とするものは長い時間発揮できたわけではないと思っている。完全に方向性を変える必要はないと思っていて、日本人が持つ賢さと技術と連動性、コンビネーションでもって戦っていきたいという基底の部分は共通していると思っていて、それに対して違うアプローチでできるのではないかと思っている。
 高倉さんのチャレンジには共感していて、そういうふうにできれば理想だと思えるものはたくさんあった。チームづくりはいろんな影響があるが、難しいチームづくりというか、大会に入って力を発揮していくのがシンプルじゃないこともたくさんあった。監督のチームビルディングだけでないものもあった。そういうふうに捉えていて、同じ基本を持ちながら、高倉さんが育ててきた選手もたくさんいるし、違うアプローチで強みになるものを継いで戦っていきたいと思っている。池田さんは少し違うアプローチで成し遂げてくれるのではないかと思っている。」
引用:ゲキサカ

 選手達の様子では、激しくプレスをかけ続けるハードプレイをやらせなかった、それは今までのなでしこスタイルだったので、それはダメでしょうと伝わってきた思いがあります。この辺は、激しい当たりのために、地面に転がって泥だらけになるのは女性として好ましくない、美しさもキープしなさいとそういうメッセージだったようなイメージを持ちました。女性監督としてはかつてのベル時代の本田監督とイメージが重なります。
 でも、黄金時代を知っているベテラン選手達はそのスタイルでは世界に勝てないと感じていた。感じるまま本番まで来てしまい、やはり結果が出せなかった、そういう流れも感じます。妄想し過ぎなのかもしれませんが。
 あと、ルールを細かく決めずに選手達の自主性に任せていたスタイルは、かつてのジーコジャパンとよく似ていますね。やはり日本人選手はある程度ルールを決めてあげる方が能力を引き出せるのではないかと。アンダー世代では結果を残せても、トップでは通用しないという事なので、池田監督の今後の手腕が問われると思います。最後に本当に日本代表となでしこジャパンを強くしようと思うのならば、田嶋ジャパンの刷新が一番の方法だと思います。本当に変わらないかな。どなたか手を挙げて、淀み続けている日本サッカーを蘇生して欲しいです。暗黒時代はまだ続くのか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・505

2021-09-17 00:01:14 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 今日のネットを観てたら、森安ジャパン(日本代表)の人気の凋落の話題が出ていました。当ブログはブツブツ言いながらドーハの悲劇の頃から欠かさず観てるし、もちろん変わらずDAZNでアウェー戦も観ます。でも世の中は徐々にそうでもなくなったのかと。サッカー愛、代表愛が強い人は強かろうが弱かろうが、阪神ファンのように観戦が習慣化していますが、ライト層の反応はやはりはっきり出ますね。
    
【ドル箱だったサッカー日本代表戦「視聴率低迷」が止まらない背景】
「ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム開幕戦(9月2日・対オマーン)の世帯視聴率が13.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)に終わった。」
「W杯初出場を決めたジョホールバルの歓喜(1997年11月16日)で44.7%を皮切りに高視聴率を連発してきたが、今やその右肩下がりに歯止めがかからない。来年のカタールW杯に向けて、9月2日に始まったW杯最終予選からアウェー(敵地)戦はついに地上波放送が完全消滅してDAZN(配信)のみ。現状では、サッカー日本代表の「オワコン」化が急速に進んでいるといわざるをえない。」
〔視聴者層の中心は50代男性 10代&30代は極端に低かった〕
「わかりやすい比較がある。ハリルジャパンも前回のW杯最終予選のホーム開幕戦(2016年9月1日・対UAE)で敗退、その時の視聴率は17.2%だった。かつてサッカー代表戦は20%どころか、30%を超える視聴率を叩き出した。それでも「ゴールデンタイムでは世帯視聴率が15%取れたら、その番組はコンテンツとして合格です。次もある。サッカー日本代表が、それも4年に1度のW杯最終予選の開幕戦で『15』を切ったということは、我々にとっても驚きの数字でした」(民放スポーツ担当ディレクター)」
「オマーン戦の視聴者層がわかる「毎分表」を別途入手し、その数字をみると愕然とする。毎分表には、9月2日にテレビ朝日で放送された午後7時10分頃から試合終了までの1分ごとの視聴率が、年代別、男女別に分けて数値としてはじき出されている。そのデータによると男女ともに50代以降だけがダントツで高い。13.1%というオマーン戦の世帯別視聴率を支えているのが50代以上の男性ということもわかった。
 対照的に、男女ともに10代や30代が、試合時間帯に一度も二桁にならなかった。極端に低かったのだ。どの民放局もコロナ禍でのCM出稿量の落ち込みから『コア層=購買層』と呼ばれる13歳から49歳の男女視聴率を重視して意識する番組作りに方向転換中だが、「サッカー日本代表はコア層では見られていない、これは致命的です」(別の民放ディレクター)。」

 若年層が来てくれないというのはJリーグと一緒ですね。中心層は筆者と同じドーハで喚起した世代。それよりもぐっと若い世代がなかなかスタジアムに来てくれない。そうですか、TVを付ければ代表戦が観られるのに、若者世代は観てくれませんか・・・ ちょっとショックですね。
 外国人監督でなく、日本人監督だから人気が無いと書きそうになったら、ハリルジャパンの時もそれほど高くなかったのかと。確か4年前の人気低迷が、ハリル監督の更迭につながったと聞いた覚えがあります。つまりそれほど強くならないから、ラグビーや女子バスケのようにサプライズに強くなって感動を与えてくれないからなのか。
 最近では「コア層(13~49歳の購買層)」というキーワードが言われ始めましたね。コア層が観ていないからと、トラブルが続いたサンモニでもピンチっぽいとか言っていましたね。
   
〔本来は敵対する地上波とDAZNが「手を組む」理由〕
「今回の最終予選では、TV局が依頼する映像を無料で提供することが決まった。
「異例のことです。はじめはDAZNさんも『映像は有料で』という話でした。通信費は各TV局の負担になるのですが、それもこれも日本代表戦を盛り上げるためです」(同)
 まずはより多くの人に関心を持ってもらわないと、アウェー戦の視聴にも繋がらない――そんなDAZNサイドの危機感もうかがえる。
 サッカーW杯最終予選における地上波生中継は、代表人気の価値を測るものだ。視聴率も取れないし、話題にもならない「サッカー日本代表の低迷」は、これまで日本スポーツ界で収益を上げるための「参考書」にしていた他競技団体にとっても方向転換を迫られる。サッカー日本代表を手本にしていては、収益が上がらなくなるかもしれない。これは他競技に向けた負の連鎖の始まり…ともいえる。」
引用:FRIDAYデジタル

 そうでしたか、てっきりテレ朝さんがDAZNに3億円払っていくんだと思っていました。無料提供ですか、という事は先日のアウェー中国戦も数字が取れなかったのかもしれませんね。代表サポーターとしては、今までのように地上波で観られる環境が強まる事は好ましい事ですが、観る人が若者中心に減っているとは。深刻ですね。
 個人的には日本代表から「カリスマ性」が目減りしていったからだと思っています。世界基準になった欧州組の選手が揃い、いい食材が並んでいるがシェフが使いこなせないという状態が、田嶋ジャパンになってから続いている。これが世界での戦い方を知っている「カリスマ」名将であれば、日本人が今まで観た事がない戦術を披露し、違いを知らしめる訳ですが、世界を知らない日本人監督では、世界基準の戦術をぶつけられたら、あたふたして手が遅くなり、後ろ指を指される選手起用をしてしまう。
 日本代表が世界に向けて、もう一つ脱皮してW杯8強以上に食い込むためには、そういうカリスマ性の指導者が必要だと思います。日本人監督でもいいですが、監督の欧州組ですね。少し先の話か。個人的なイメージは、日韓W杯の時のヒディング監督かな。日本代表のカリスマ性がこのように高まれば、結果もついてきて、代表人気も自然と上昇するはずです。今日のニュースで日本のFIFAランクがアジア2番手に落ちたとありましたね。早く監督を替えるべきですが、もう外国人監督は来てくれない時期に入っていると聞きました。まさに田嶋ジャパンの失策ではないでしょうか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・504

2021-09-08 01:58:39 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生配信観戦レポです。
 さぁ運命の中国戦です。負けるか引き分けで、たぶん森保監督さよなら~になるのではないでしょうか。勝っても、大勝しても4年前を思い出すと、やはりいずれさよなら~かな。こちらのコラムには「外国人監督は事実上不可能」とあります。日本入国の際に隔離期間が必要な新指揮官に託すのはリスクが大きすぎるとあります。田嶋ジャパン、もうどうしようもない状態ですね。本戦に行けても、1次リーグ敗退の失態かもしれませんね。
 少し仮眠を取れました。明日も仕事だし、バッチリです。先発が出ました。前回から4人を入れ替えてきました。久保、古橋、冨安、室屋4選手です。今日も生書き込み。
   
 今日はDAZN独占配信。メインチャンネルは岡田氏と憲剛氏、サブチャンネルはやべっちとうっちーが出演。今日はサブを観るのが多そうだ。オーストラリア対中国戦のハイライトも流れ、J2岡山のデューク選手のゴールシーンも観れました。オーストラリアも強そうだ。中国の監督について、サッカーダイジェストで書かれていますが、向こうも崖っぷちのようです。日本と同じくいい食材は揃っていても、シェフのレベルが低く、使いこなせないという事。向こうは5バックのようですね。
   
 キックオフ。中国にアクシデント。芝に引っかかって膝をひねった模様で早くも交代です。中国は5バックと3ボランチでかなりディフェンシブな布陣。このエウケソン選手(ちょっとぽっちゃり?)は忘れもしません。J1柏がACLに出場した時に、広州恒大でやられた時にいた選手。あの時の広州は強かった。まさか帰化して中国代表にいるとは思いもしなかったです。
 うっちーの解説面白いです。代表選手目線で、こういうルールがあるんですよ皆さんみたいに。オマーン戦と比べて積極的に攻められていますが、最後は中国の厚い壁に跳ね返されます。こういう形のまま、スコアレスドローで終わったりして。
   
 今日も大迫選手が徹底マークされています。オマーン戦と同じく大迫封じです。久保選手の惜しいシュート、ポストに嫌われる。セカンドボールもほとんど日本が拾い、ボール保持率も日本が7割と高いです。エウケソン選手もすごい守備をしていて、解説陣も驚いています。広州では前に張ってると。
 守りを固めた相手を崩せないのが日本。そういえばオマーン戦もそうだった。またしても日本のシュートがポストを叩く。あれは決めなければというゴールチャンスで、決め切れず。この辺りの運の無さも今の日本を象徴しているシーン。前半40分、サイドからIJ選手が抜け出してクロスを大迫選手が足で合わせる。日本ゴォール!!! 大迫ゴール! 1-0。大きな1点です。ドーハのスタジアムは屋根が無いのに、クーラーが効いているようです。観客席下に空調用の空気口が並んでいて、選手も快適にプレーがでているようです。外は40度とか言ってたなぁ。前半終了。
   
 ハーフタイムで裏チャンネルで、ウォーミングアップの映像が流れて、やべっちとうっちーが解説をしています。DAZNならではシーンですね。パススピードとかスペインの上手さとか言っています。何か質問シーンがあります。質問したいな。チャットなのかな。
 後半スタート。1-0の勝利でも全然足りません。中国はちょっとボールをつなげ始めました。中国はプレスをかけないので、どうしても徐々に後に下がっていきます。ここで古橋選手に替わって原口選手投入。前回調子が悪かった選手を入れるのが気になる。うっちーの話では中国は昔と比べてレベルは上がっていない、むしろ落ちていると解説しています。
 
 試合がぶつ切りな感じになってきています。スペインで活躍するウー・レイ選手に注意です。中国3人替えです。ブラジルから帰化した2選手います。攻めてきますね。4バックに変えてきました。
 中国は後半になってプレスを強めてきました。ここでIJ選手に替えて鎌田選手投入。イエローを1枚もらっているためか。やべっちが居酒屋だったら、ぼろくそ言っていると。でも、それは愛情の裏返しと。そうなのです、裏返しなんですよ。誹謗中傷とは違う。日本は不用意な横パスがありますね。
 柴崎選手の無回転シュート、GKキャッチできない。長友選手に替わって佐々木選手投入。大迫選手もちょっと疲れてきたか。ここで大迫選手を使い続けるのも、あとでメディアに言われそうだ。1-0で終わっても、森保監督はまた悪く書かれそうですね。この相手だったらもっと獲れただろ、選手起用でも采配ミスと。ここでホイッスル。勝ちには勝ったがという試合でした。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・503

2021-09-04 00:11:49 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 とにかく昨日のオマーン戦は頭を抱えましたね。FIFAランクでオマーンは79位で日本は24位。グループBの6チームでは、ランキングが最高位で本大会出場6回の日本に対し、オマーンは5番手で本大会の出場ゼロの違い。過去の対戦成績も、9勝3分0敗という状況で迎えた昨日の試合。しかもホーム戦。ジャイアントキリングというか衝撃の敗戦でした。別の記事の予定でしたが、余りにも森保ジャパンの論評が目立ったため、こちらで書きました。
    
【「話にならない…」日本代表なぜ完敗したのか? 欠如した臨機応変さ、監督の采配はまず問題だが…】
〔圧倒できないと話にならない〕
「始まった試合は予想外の展開になった。1カ月間の欧州合宿を経て、この一戦に賭けていたオマーンが高い強度で挑んでくる傍らで、日本代表の出足は鈍く、コンディションの悪さが目についた。東京五輪から出ずっぱりの酒井宏樹は普段以上にミスが多く、遠藤航も足が重い。ビルドアップのリズムも悪く、テンポが上がらない。攻守の切り替えも遅く、序盤から非常に重苦しい雰囲気が漂った。こうした中、日本代表にとって痛かったのは、絶対的1トップ・大迫勇也への縦パスを寸断されたことだ。」
〔失点の発端は…〕
「伊東と堂安律、鎌田と久保建英という指揮官の型通りの交代も相手に読まれ、劇的な改善にはつながらなかった。「最悪、勝ち点1でもOK」という空気が流れつつあった終盤の後半44分、日本に犯してはいけないミスが出た。発端は遠藤のクリアを相手に拾われたこと。」
〔失点を生んだ「細かいミスの重なり」〕
「再三再四、カウンターを食らって全員が体力と集中力を失ったら、こうなるのも自明の理だ。この時間帯まで修正できず、ズルズル来たら、この結果も仕方ないのかもしれない」。
「コンディションよりも実績を重視したメンバー構成にこだわり、決まった交代カードしか切れない森保監督の采配はまず問題だが、90分間修正できなかったチームマネジメントも見逃せない点だ。」
「日本代表は攻め手を欠いた。その現実に直面したのなら、指揮官も選手たちも早急に打開策を考えなければいけなかった。」
〔必要だった「別の戦い方」〕
「次の一手を繰り出すだけの機転が利かなかった。その要因は疲労やポジショニングの悪さ、距離感の遠さなどさまざまだが、本当に強いチームならどんなに劣勢でも勝ち切っているはずだ。実際、ロシアワールドカップで日本代表が逆転負けを喫したベルギー代表も、0-2の劣勢からなりふり構わずパワープレーとカウンターを仕掛けて、強引に勝利をもぎ取った。彼らもあのような戦い方は理想とはかけ離れていたはずだ。日本代表も連動をベースとした攻撃スタイルが機能しなくなった時、別の戦い方が必要だったはず。」
「移動があって、選手も国内組と海外組で分かれているし、正直、ほとんど話す機会がない状況だった。でも、日本から出れば多少緩和されると思うので、移動の時も含めて話していかないと。」
引用:フットボールチャンネル

 まずは森保ジャパンの選手の固定化という要因があります。当ブログでもザックジャパンの再来と以前に紹介しています。昨日の試合でもロシアW杯の出場選手が7、8人が並んでいました。今回は最終予選の初戦もあるのでベテラン勢を出したという意図だったかもしれませんが、結果的にコンディション不良だった選手ばかりで、まぁ何とかなるだろうという読みが裏目になったと。そこら辺りの安易な考え方が「世界を知らない日本人監督」という当ブログの考え方につながります。
 東京五輪での敗戦シーンに出ていたのが遠藤選手、今回も遠藤選手。結果論ですが疲労が溜まっていた遠藤選手を出していたのが采配ミスの一つなのかもしれません。
 そして大迫封じ。確かダイヤモンド型にしてボランチと前の選手で挟み込んでマークしていたようですが、試合映像でも大迫選手が空回りしていたのがよくわかりました。ここで改めて浮き彫りになったのが大迫依存体質。ポスト大迫を整備できなかった事も、森保監督の責任ではないかと。固定メンバーと決まった交代パターンも1カ月合宿して本戦に臨んだイバンコビッチ監督はリスペクト済みだった様子。引き出しが無い、戦術が無いというのも日本人監督の特徴。最後はいちかばちかの博打になるのも昔から。たまたま過去(岡田監督、西野監督)には当たったが今回は完敗に至った。選手は世界レベルになってきたが、肝心の指揮官が低レベル。食材は揃っても肝心のシェフが使いこなせない状態。
 昨日の解説で気になったのが、ピッチ上で選手同士の会話が全く見られなかった事。つまりチームの体をなしていなかったという事。上のコラムでは海外組と国内組に分断されて、ほとんど話す機会が無い状況とあり、チームとして1つになっていないまま、コンディションが悪い選手ばかり出場させても、そりゃこうなるわと。
   
【日本代表、オマーン戦敗因は監督の能力にあり。策なし魅力なし修正力なし…。選手の特徴理解せず】
「90分間、何もできなかったと言っていいだろう。とくに攻撃陣。オマーン代表に徹底して大迫勇也を封じられたことで、ほぼ機能しなくなっていた。今の日本代表の限界を見た試合だったと言えるかもしれない。選出個々のコンディションも相手が上で、これも敗因の一つと言っていいだろう。大迫、鎌田大地、原口元気、そして酒井宏樹までも安定感を欠いている。反対にオマーン代表の選手は最後まで元気で、堅守速攻を貫き続けていた。
 しかし、最大の敗因はやはり森保一監督にあると言わざるを得ない。試合中にメモを取るばかりで、効果的な動きは一つもなかった。
 森保監督は就任以降4-2-3-1を継続して使い、メンバーもほぼ固定してきた。だからこそ、相手に対策されやすい。プランBがないのだ。そしてそれ以上に大きな問題となっているのは、相手の対策を上回るだけの修正力が全くないということだ。オマーン代表戦、日本代表は立ち上がりからうまくいっていなかったが、その状況を終盤までズルズルと引きずり、最後に被弾。思い返せばAFCアジアカップ2019の決勝戦、カタール代表戦でも相手の策にハマったまま完敗を喫していた。対策されるとめっぽう弱い。これが、森保ジャパンの現在地である。
 試合中の修正は様々な方法で行える。フォーメーションの変更、選手配置だけの変更、選手交代など。しかし、森保監督はこのすべてで力が発揮できない。致命的なのはベンチワーク、つまり選手の起用法だ。」
「大迫が封じられれば何もできなくなることがオマーン代表戦で改めて証明されたが、森保ジャパンにはそれしかないのも事実。アジア最終予選に出る国は徹底して日本を研究してくるが、そこを上回るには、やはり今後も選手個々の能力に頼るしかなさそうだ。指揮官としての力が明らかに他国より劣っている森保監督。このままでは目標であるワールドカップでのベスト8進出など果たせるわけがない。むしろ、本大会行きすら危うい状態だ。」
引用:フットボールチャンネル

 大迫選手は今後も徹底的にマークされるでしょう。どの国もオマーンを参考にしてくるでしょう。プランBが無い日本人監督。いくらJリーグで実績を残せても、世界(今回はアジア)では通用しない。例えば昨日のようにFW5人という対戦チームは経験が無い。策が無いから通り一遍の事しかできない。すでに研究尽くされている相手にとってはすべてお見通し。このイバンコビッチ監督は2005年3月に行われたアウェーイラン戦(中田、小野など黄金世代中心)で負けた監督でもあったようです。こちらのコラムでは大迫依存問題が書かれていますね。

 イメージとして思ったのが、今回のオマーンは、2019年ラグビーW杯のエディージャパンであり、東京五輪のバスケ女子代表だったと。有能でカリスマ性のある指揮官のもと、しっかり長期合宿をしてフィジカルを鍛え上げ、相手を研究し尽くし、ターゲットとなる試合に万全の形で臨んでいた。4年前のUAEも2か月合宿して臨んでいたようですね。
 私の持論はもし本気でW杯で勝ちたければ、長期合宿でフィジカルを徹底的に鍛え上げること。エディージャパンで選手が音を上げたくらいに。実際には海外組ばかりで、スケジュールもびっしりな状況では無理でしょうが。
 あと、森保ジャパンの失態の本当の原因は田嶋ジャパンだと思います。日本人監督路線にかじを切った時点でこうなると思っていました。本当の改革は田嶋ジャパンの変革だとずっと思っています。

 今後で個人的に予想されるのが、森保監督が来年のW杯本戦までに解任される事。4年前のハリル監督もロシアW杯最終予選のホームUAE戦(4年前も同様に翌日こんな記事を書いていました)で逆転負けを食らい、当時最終予選の初戦に負けたチームはW杯に出場できないというジンクスが報道されました。ハリル監督はそこから立て直して、見事グループ1位で予選突破を達成していますが、W杯本番2ケ月前に解任されています。今回状況がよく似ていると思います。
 たぶん、日本はW杯予選突破はできるでしょう。問題はその先。FIFAランク79位でW杯に出場した事がないアジアのオマーンに対して、こんなぶざまな試合しかできなかったチームが、W杯本戦で善戦できるでしょうか。1日も早く、世界を知る代表監督に替えるべきです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・502

2021-09-03 00:01:01 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生(配信)観戦レポです。
 カタールW杯アジア最終予選オマーン戦です。今日から新しい時代になりました。DAZNで観れます。地上波もありますが、たぶんDAZNを観る時間の方が長いと思います。解説者も何となく豪華です。メインチャンネルとは別に「裏チャンネル」をやってます。憲剛氏と岩政氏の豪華な解説。地上波では副音声といえばサッカー経験芸人が出てきて、わーわーやってるというイメージでしたが、さすがにDAZN。ハイレベルな裏チャンネルです。
 先発を見ると、柴崎選手、権田選手、植田選手、原口選手と目新しい顔触れです。解説で言っていましたが、オマーンはFWが5人先発です。今日も生書き込み。
   
 うーむ、DAZNではオマーンの地図やFIFAランク、過去のW杯・予選成績が出ませんね。テレ朝に替えると、日本の2次予選の成績、テロップ表示も賑やか。やはり伝統と感じます。しかしCMが出てきました。裏チャンネルでは早速岩政氏のフォーメーションの解説が始まりました。憲剛選手が後輩に見えるのですが、さきほど「いつものようにマサと呼びます」と。3画面を行ったり来たりするので、今日はかなりせわしいです。あれっ、テレ朝の方が30秒くらい早いぞ。契約なのかミステリアスだ。キックオフ。
   
 今日の試合会場は吹田スタジアム。コロナでなく、条件が整っていたら現地にいたかもしれない。そういえば久しく代表戦に行っていないな。おっとテレ朝の解説は松木さんだ。細かい岩政氏と対象的ですね。
 オマーン、結構前掛かりに来ています。今の監督になってから積極的に攻めるサッカーに変わったようです。いいですね裏チャンネル。全体映像と、中継映像、セレクト映像(ベンチかボール保持者のアップ)の三元中継です。メインチャンネルは岡田氏と戸田氏ですね。DAZNに来ている岡田氏はやっぱその辺は上手いよなぁと思う。
 オマーンが厚みのある攻撃でどんどん来ます。やっぱ最終予選ですね。VARのためにオフサイドの判定が遅れる傾向があるようです。テレ朝の解説はうっちーこと内田氏ですね。確かDAZNの裏チャンネルで今後の試合で、やべっちと2人出てくる試合があるとか。その前の予行練習か。
   
 やはり最終予選に出てくるチームは強いですね。ボールをインターセプトするし、日本はボールを中盤でキープする事ができません。オマーンとの過去試合10戦対戦して8試合1点差での勝利とか。岡山も雨ですが大阪も雨ですね。裏チャンネルのセレクト画面でずっと森保監督が映っていましたが、個人的には不要かな。中継映像をもう少し大きくしてほしいのも。個人的な好みになりますが。
 IJ選手のシュート、惜しい。今日は経験がある選手で組んできたようです。初出場がIJ選手と鎌田選手の2人とか。大迫選手と鎌田選手はしっかりマークされていますね。ベンチには五輪組が陣取っています。久保、堂安、中山などあの時のメンバーばかりですね。アジア2次予選ではオマーンは開催国カタールに対して2敗だそうです。カタール強そうですね。それにしてもオマーンは守備が堅い。アジア2次予選で見せた、日本の海外組の華麗なプレーが身を細めています。DAZNのメイン中継はどことなく実況のトークが少ない印象です。DAZNでは韓国対イラクのライブ配信があります。それもすごいな。大迫選手は相手CBとボランチに挟まれて封じられています。前半終了。
   
 ハーフタイム面白いですね。普段DAZNで流れないCMが流れている、キリンの他にAUもやってました。他のチャンネルではVTRが流れて振り返り解説ばかりですが、裏チャンネルでは控え選手のボール回しの解説してました。新鮮でしたね。「ここでお互いを探るんだよね」と選手目線なので、とても面白い。その後は岩政氏のボード解説。短かったですが。
 原口選手に替わって古橋選手投入。後半スタート。ゴール前の混戦で、長友選手のハンドでPKのホイッスルが鳴る。VARの確認。ペナルティレビューで主審がモニター確認。結果はPK取り消し。ラッキーです。
 オマーンはスピードがあります。ドリブルを仕掛けてシュートを打ってきますが、クロスの精度が少し足らず。上田選手がボールを奪われてピンチのシーン。今日の日本はパスミスというか、パスカットされるシーンが多いですね。オマーンが上手いのか、日本の今日のメンバーが下手なのか。
   
 ここでIJ選手に替わって堂安選手投入。だいぶ相手エリアでのプレーが増えてきましたが、なかなかゴールを割れません。今日の試合はシュート数が少ないです。チャンスシーンで松木さんの甲高い声が響きます。まさに地上波のいつもの光景。オマーンはこの時間になっても攻守の切り替えが速いです。ここで鎌田選手に替わって久保選手投入。
 うーむ、J2でもないですが少しスコアレスドロー臭がしてきました。それだけ格下のオマーンが健闘している証拠。オマーンはセルビアで日本対策の1か月間強化合宿をやってきたそうです。それが強さに現れているのか。サイドの久保選手のドリブルが封じられる。U-24のようにはいかないか。

 この時間帯からオマーンの選手が倒れて時間稼ぎが増えてきます。勝ち点1狙いか。後半43分、サイドからのクロスに合わされる。日本痛恨の失点・・・ 0-1。まさかの失点です。日本はここから総前掛かりで怒涛のシュートラッシュになるでしょう。今日は何となくそんな気がしたんだよな。史上最強と言われた東京五輪代表の途中までの強さと全然違う。海外組ばかりのはずが、一昔前の国内組ばかりのような弱さです。ひょっとして東京五輪の燃え尽き症候群をまだ引きずっていたりして。ここでホイッスル。
 まさかの最終予選、ホーム初戦の敗戦。まずいですね。ただ、ロシアW杯の同じ初戦も負けており、その後立て直しています。ふと、監督を替えた方がいいんじゃないかと思いました。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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DAZNについて10

2021-08-22 00:14:01 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 いつもDAZN(個人的には恩人的存在)を楽しませていただいております。地元J2岡山の試合はもちろん、J1の試合、時々J3も。Vリーグ、バスケは代表戦、やべスタ、フットボールタイムが最近観ています。そんなDAZNについてニュースが流れました。何と、日本代表戦も本格的に中継していくとか。代表戦は遅い時間でも地上波で観れるというのが今までの歴史でしたが、時代は変わり、こうなっていきますか。ふと、川平慈英さんのハイテンションなMCを思い出してしまいました。
   
【W杯アウェー予選が地上波消滅、放映権高騰で恐れていたこと起きた】
「DAZN(ダゾーン)は19日、アジア・サッカー連盟(AFC)との間で、2028年までの長期契約に合意したと発表。同日、テレビ朝日は、ホーム5試合のみ地上波独占生中継すると発表した。ホームは地上波、テレ朝で視聴できるが、アウェーはDAZNと契約して視聴することになる。
 解説 4年以上前から恐れられていたことが、現実となった。AFCと放映権契約を結んでいたテレビ朝日の新たな契約締結はならなかった。AFCとテレ朝の契約は16年前の05年までさかのぼる。それまでテレビ放映権はホームの国が持っていた。しかし放映権がビジネスになると判断したAFCは、05年からその権利を売り始めた。市場の大きい日本、韓国、中国がホームの放映権を主張して反対したが、他の40国以上のアジアの加盟国と地域は、AFCから最終予選のホーム補助金を3000万円出すとの提案をのんだ。
 当時、地上波放映権をテレ朝が4年契約の90億円で買った。これにより、06年W杯ドイツ大会の予選からホームもアウェーも最終予選はテレ朝が地上波で独占して放送するようになった。4年契約は4度更新され、17年には4年180億円で契約を結んだ。しかしその契約が昨年で切れると、AFCが契約期間を8年と2倍にし、金額も1年換算で5倍以上となる2000億円に設定したことで、新たな契約は頓挫した。
 結局、資金力のあるDAZNが、全放映権を獲得した。しかしテレ朝は意地とプライドを示し、今回、ホームの5試合を地上波で放送する。これはテレ朝とDAZNが結んだばら売り契約とみられ、1試合3~5億円で獲得したようだ。
 しかし、なぜアウェー戦は契約できなかったのか。テレビ局は、莫大(ばくだい)な放映権料を支払う代わりに、キックオフ時間などで希望を伝えることができる。ホームなら、より視聴率の見込めるゴールデンタイムで放送できるため、CMが高く売れる。しかしアウェーは時差の関係で、キックオフが日本時間の深夜や早朝に設定されることがあるなど、CMが売れたとしても採算が合わなくなる。そのため、1試合3億円以上の巨額を払うのは難しくなった。」
引用:日刊スポーツ

 8年契約ですか、少し気になるのがJリーグとの放映権契約と終わりが一致する事。つまり、どれも2028年までの契約。ふと、2029年はどうなっているのかと。Jリーグは継続契約に向けて尽力されるとは思いますが、もし合意できなかたら、その後ペンペン草も生えない状況になってしまうのではないかと思います。
 DAZNによって、市場価格が引き上げられ、それに伴う各クラブへの配分金も査定されている。DAZNの契約が無くなり、他の媒体との契約で全体の価格が大きく下がってしまったら、Jリーグの事業規模も小さくなってしまいます。もちろん、そうならないようにJリーグには頑張ってもらいたいと思います。

 テレ朝が4年で180億円で結んだ契約が今回切れるために、やべっちFCが終わり、やべスタの誕生に至った訳ですね。テレ朝はプライドを示してホーム戦のみバラ売りで契約で同時に中継されるそうです。アウェー戦は深夜の開催が多く、CMが取れないためにバラ売り契約を断念したそうですが、何とも込み入った話ですね。
 個人的に思うのは今回はそうなっても、今後はホーム戦も危ういのではないかという事。DAZNは1件でも多く契約を増やしたいはず。その中で地上波で放送されるのは面白くないはず。独占放送したいはずなので、次のW杯予選でのバラ売り契約は値段を上げて、テレ朝が手が出ないという事になるのではないでしょうか。 

【DAZN、サッカー日本代表戦配信などアジアサッカー連盟と長期契約】
「DAZNは、アジアサッカー連盟と2028年までの長期契約に合意。AFCアジア予選 – Road to Qatar –、AFCアジアカップ、AFC女子アジアカップ、AFCチャンピオンズリーグ、フットサルや男女各世代のアジアカップなどのサッカーコンテンツの放映権を獲得。順次配信開始する。
 DAZNはこれまで明治安田生命Jリーグの全試合をオフィシャルブロードキャスティングパートナーとして配信してきたが、最近ではAFCチャンピオンズリーグの権利も獲得。今回のAFCとの長期契約では、クラブレベルの試合に加えて、アジア各国の代表コンテンツを拡充し、さらに豊富なサッカーコンテンツを配信する事になる。
 今回の取り組みでは日本代表(SAMURAI BLUE)だけではなく、日本女子代表(なでしこジャパン)、そして各カテゴリの代表チームが参加するアジアの勝負を配信。この契約にはAFCアジア予選 – Road to Qatar –、AFCアジアカップ、AFC女子アジアカップなど14大会の放映権が含まれている。
配信予定コンテンツ一覧
【代表】
・AFCアジア予選(2022年大会、2026年大会)※日本代表戦はアウェイゲームのみ独占配信。ホームゲームは地上波などと並列
<AFCアジア予選 – Road to Qatar –>
日程:2021年9月2日(木)~2022年3月29日(火)
AFC アジアカップ(2023年大会、2027年大会)※グループステージ2試合独占配信、ラウンド16独占配信、その他は地上波などと並列
AFC 女子アジアカップ(2022年大会、2026年大会)※独占配信
AFC 女子オリンピック予選(2024年大会、2028年大会)※地上波などと並列
AFC U23 アジアカップ(2022~2028年大会)※2022年、2026年 独占配信、2024年、2028年大会は、地上波などと並列
AFC U20アジアカップ(2023~2027年大会)※独占配信
AFC U17アジアカップ(2023~2027年大会)※独占配信
AFC U20 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占配信
AFC U17 女子アジアカップ(2022~2028年大会)※独占配信
AFC フットサル選手権(2022~2028年大会)※独占配信
AFC ソリダリティーカップ(2024年大会、2028年大会)※独占配信
【クラブ】
AFC チャンピオンズリーグ(2021~2028年大会)※独占配信
AFC カップ(2021~2028年大会)※独占配信
AFC フットサルクラブ選手権(2022~2028年大会)※独占配信」
引用:AV Watch

 DAZNは、今秋からのWEリーグも同じく2028-29シーズンまでの8年契約(これも2028年までだ)を結んでいるし、代表の他のカテゴリ、女子、U-23、U-20、U-17、フットサルまで幅広いカテゴリのアジアの大会を中継してくれます。これは日本サッカー界にとって有意義な事だと思います。ユース世代まで目を向けてくれたのはありがたい事ですね。今回のA代表の件について、メリット、デメリットを当ブログなりに考えてみました。

【メリット】
・ネット配信なので、スマホやタブレット、パソコンなどの媒体で視聴できる。
・女子やアンダー世代も放送されるため、相互リンクで全体の付加価値を高められる。
・アジアの他国に商品として販売できるかもしれない。
・映像が使える事によって、やべスタなど、DAZNのコンテンツが豊富になる。
・8年間DAZNで視聴できる。
【デメリット】
・地上波が放送されない事での圧倒的な視聴者数の減少。DAZNが観られない層のファン離れ。代表人気の低下。
・日本代表スポンサーへの影響(撤退する企業が出てくるかもしれない)。
・ひょっとしたら、地上波TV局で代表戦の映像が使えなくなっていく懸念。
・今回はホーム戦のみ地上波放送があるが、AFC主催大会で8年後まで地上波でまともに観れないかもしれない。

 といったところです。デメリットを書きましたが、当ブログはDAZN視聴者であり、昔の話になりますが、2ステージ制を終わらせてくれた恩人と思っています。なので、当ブログは今後8年間DAZNで楽しみたいと思います。まだDAZNを観ていない方、これを機会にDAZNを検討されてもいいのでは。やべっちスタジアム、海外組の代表戦選手がどんどん出てくる、うっちーのフットボールタイム面白いですよ。DAZNではW杯の欧州予選も放送されていますね。
DAZN関連⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201215
  〃     ⑮:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200827

  〃     ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200308
  〃     ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190428
  〃     ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180615
  〃     ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180527
  〃     ⑩https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180519
  〃     ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180211
  〃     ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170205
  〃     ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170203
  〃     ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170124
  〃     ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160819
  〃     ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160724
  〃     ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160723
  〃     ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160721
  〃     ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160629
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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日本代表のこと・・・501

2021-08-08 00:34:36 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 何だかんだあった東京パンデミック五輪も、いよいよ明日までになりました。ズタボロになりながら、日本や東京に多くの禍根を残しつつ、終わろうとしています。選手は頑張ったと思いますが、運営側の責任は重く、歴史にその過ちが残っていく事でしょう。例えば将来的に、五輪年にパンデミックが起きた時の判断で、「東京でできたじゃないか」という言い訳事例を作ってしまった。東京では5人以上のクラスターが1件(個人的には五輪そのものが巨大クラスターと認識)で終わったが、次はわからない。
 忘れないうちに、当ブログなりに検証をしておこうと思います。まずは、地元開催の五輪でありながら、8強という結果でなでしこジャパンを強くできなかった、逆に弱体化させて日本の女子サッカーを更に冬の時代に追いやった高倉ジャパンについてリスペクトしたいと思います。
   
【なでしこチリに苦戦 “デュエル”の意識に乏しい高倉監督 次は外国人監督の必要性】
〔ボールが奪えない「なでしこ」〕
「(チリ戦では)イギリス戦にも当てはまるが、1対1はもちろん2人、3人がかりでも日本はチリの選手からボールを奪えなかった。プレスがハマりそうでハマらず、複数人が置き去りにされカウンターのピンチにつながった。
 攻撃ではパスと判断のスピード不足でカナダとイギリスに遅れを取り、守備では3試合とも『個の争いでボールを取り切る力』がないことで、試合の流れを引き寄せることができなかった。」
〔危機的な「なでしこ」〕
「今回のなでしこジャパンでは6人の選手がヨーロッパやアメリカでプレーしているものの、試合を見る限り『デュエル』を発揮しているとは思えない。『デュエル』や『インテンシティ』を外国人監督が求めたのは、彼らがヨーロッパのスタンダードを知っていたからだ。それに比べて日本の選手は劣っているため必要性を説いた。それでも身につけるまでにはかなりの時間を要した。
 こちらはプロリーグ(WEリーグ)が誕生したからといって、すぐに向上するとは思えない。次期なでしこジャパンの監督には、ヨーロッパのスタンダードを知っている外国人監督を招聘しないと、彼我の差は開くばかりだろう。その危機感を技術委員会には感じて欲しい。」
引用:デイリー新潮
    
 まずはチリ戦。守りを固められて苦戦し、1-0で辛くも勝った試合。3位に終わったのにギリギリ決勝トーナメントに滑り込んだ試合でした。この時点で8強止まりの状態だったのかもしれません。チリのボール回しに対応できていなかった。まさに個でデュエルが不足し、スピード不足で世界との差があった。今回のチームで6人が海外組なのに、デュエル不足。なぜなのか。デュエルができるのに、ひょっとしたら監督が「女性らしく華麗に」とデュエルを軽視していたのかもしれない。世界を知る外国人監督がデュエルを要求するから、外国人監督を招聘すべき。まさに当ブログで大昔から説いている部分。女子は実際にはそこまでのレベルは難しいのかもしれませんが、男子はその通り。でも、今の田嶋ジャパンではしんどいかな。言っていますね、WEリーグでもすぐには向上できないだろうと。
   
【五輪決勝Tで惨敗…なぜ”元世界一”なでしこジャパンはここまで弱くなったのか…再建に必要なのは監督解任とFW発掘と育成】
〔スウェーデンに完敗の高倉監督の采配に疑問〕
「高倉麻子監督が就任した2016年4月以降で、なでしこは一度も逆転勝利を収めていない。対戦時のFIFA女子ランキングで上位国に勝ったのも3試合だけ。」
「疑問も残る。なでしこは現時点で持てる力をすべて出し尽くしたのか、と。最大で『5』ある交代枠を、追う側の高倉監督は使い切らないまま試合終了を迎えた。」
「日本女子代表の初代専任監督で、現在は解説者を務める鈴木良平氏は『交代させる選手の順番が違った点、リザーブに点を取りにいくための選手がいなかった点、交代そのものが遅すぎた点でちょっと残念だった』と高倉監督の采配に首を傾げる。」
「スウェーデン戦を含めて、今大会の中島は本来の調子ではなかった。グループリーグで非常にいいプレーを見せていた林を、まずは中島に代えるべきではなかったのか。さらにリードを許している状況で、サイドバックの清水(梨紗=日テレ)とのコンビネーションで、右サイドから多くのチャンスを作り出していた長谷川を下げてしまった。途中出場したグループリーグのチリ戦で、非常にいい動きを見せていた木下(桃香=日テレ)がリザーブにも名を連ねていない。しかも負けているにもかかわらず、特に2人目と3人目を交代で入れた時間が遅すぎたと言わざるをえない」
「固定されなかったのは左サイドバックだけではない。グループリーグ3試合で5人ずつを入れ替えた高倉監督は、一発勝負のスウェーデン戦の先発メンバーも4人を入れ替えた。」
「再び世界の頂点を目指すのであれば、日本の女子サッカー界全体の大きな問題として代表監督の交代を考えるべきだと思う。年代別の代表で活躍した、代表歴の少ない若手を積極的に抜擢したのは高倉監督のよさでもあり、逆の見方をすればメンバーが常に変わってきたなかで、五輪のような大きな大会をチームとして出来上がっていないというか、コンビネーションというものをなかなか作り出せないまま迎えてしまったので」
「スウェーデンの選手たちを脱帽させたゴールを高く評価した鈴木氏は、なでしこのストロングポイントをさらに磨いていく上でJFAをあげて、ストライカーを発掘・育成をしていく作業が必要不可欠だと指摘する。『今大会も岩渕(真奈=アーセナル)頼みのところがある。いい試合をしても勝たなければ意味がないし、決定力が高いストライカーが出て来ないとなかなか勝てない。上手い選手を万能的な『10番』にするのではなく、ストライカーとしての可能性を持っているのならば、ゴール前での動き方やシュート技術だけでなく、ゴールの匂いを嗅ぎつける感性を養わせるトレーニングを、若いころから徹底的に反復させなければいけない』」
引用:THE PAGE
         
 高倉監督が就任して1回も逆転勝ちが無いのですね、知らなかった。つまり先制しないと勝てないチーム。そりゃ8強止まりだと。思うに黄金時代のチームは根性ありましたね。やはり、女性監督では根性論を軽視しているのかもしれない。試合中継で岩清水さんが何度も「シュートはミドルばかり。もっとボックス圏内で勝負して欲しい」と言っていましたが、今思うと黄金時代を知るOBから見ると、その辺が歯がゆかったのかな。
 ランク上位国に勝ったのも今までに3試合だけというのも寂しい。田嶋ジャパンのスポンサー向けのマッチメイクとコロナ禍の難しさもあったのか、思えば強化試合も少なく、相手もアジアの格下ばかりだったなぁ。
 交代枠を残す監督という部分ですが、交代の遅さなど采配面での躊躇、それが世界を知らない監督なのかもしれない。そこは森保監督にも言える点。最後まで選手を固定できなかった面。競争原理が働くのはいいと思いますが、それも本番に近いどこかの段階でチームに対して、この顔触れで戦うという監督の意思表明ができていなかったという事。アンダー世代では実績を残せても、A代表は同じやり方は通用しない。たぶん、自分がアンダーで育てた選手をなるべく多く使いたかったのかもしれませんが、それは視野の狭さかなと。岩淵選手に10番を任せた点も見方を変えれば、他に適任者を作れなかったと言えるし、攻撃も岩淵頼みというのも、代表選手を作り上げる事ができなかった結果かなと。


【なでしこ、高倉体制以降逆転勝ち一度もなし…岩渕頼みの攻撃で五輪の壁越えられず…担当記者が見た】

「高倉麻子監督(53)は『世界の女子サッカーの進歩の幅と、自分の計算が少し違っていた』と言葉を絞り出した。16年4月に就任し、個々の“うまさ”を前提とした連動性を武器とした。それは、現役時代の読売SC(現日テレ東京V)で培った「昔の南米スタイルじゃないが、個性をぶつけ合いながらチームをつくっていくことがベースにある」から。14年U―17W杯を指揮し、MF長谷川らと初優勝。育成年代で多くの実績を重ね、手腕は高く評価された。
 だからこそ、目指した世界一の姿は美しく、賢く、ひたむきに戦いながら魅(み)せること。『みんなが自分の色や音を理解し、調和を保ってきれいな音が鳴るといい」。その信念を貫いた結果は出なかった。『武器以上の何かを持たなければいけない』と、理想と世界の頂点との遠さを痛感した。
 その『何か』とは覚悟と執念を感じる泥臭さ。11年W杯優勝へ導いた佐々木則夫前監督(63)は当時を『試合前の最後の仕上げはスライディング。ベンチに戻ると、もうサッカーパンツの脇が汚れていた」と振り返る。澤穂希さん、大野忍さんら優勝メンバーも現代表に『もっと戦え、走れ、自分を捨てろ』と口をそろえる。『闘志が前面に出るチームではなかったが、心の中に炎は燃えていた』と高倉監督。その炎は、ピッチ上で示さなければならなかった。
 そして、背番号10を託した岩渕頼みの攻撃。高倉体制以降、逆転勝ちは一度もなし。今年は格下に大勝を重ねたが、FW籾木は『五輪出場チームを相手にできるゴールなのか。ずっと“はてなマーク”が頭に浮かんでいた』と明かし、GK山下も『岩渕さんに甘えていた』。20年以降、FIFAランク上位か同等との対戦は7試合で5点中4点が岩渕。11年W杯は6試合で澤ら6人が得点した。この日は田中が一矢報いたが、強豪から得点を奪える選手と策がもっと必要だった。」
引用:スポーツ報知

 「自分の計算が少し間違っていた」とコメントされましたが、今それを吐露するのではなく、わかった時点で辞意を出して欲しかった。1人の指揮官の誤算のまま、失われた年を重ねた訳ですね。あぁもったいない。せめて2年前に誤算で退任されていれば、この五輪も違った結果になっていたかもしれない。
 読売時代に培った個々の“うまさ”を前提とした連動性が、高倉監督のこだわりだそうです。見方を変えれば、世界を知らない指揮官が日本流しか追求できなかった。出てきましたね。「魅(み)せること」「調和を保ってきれいな音が鳴るといい」、そこにはデュエルの観念はなさそうだ。「武器以上の何か」のコメントですが、それは世界のスタンダードであり、泥臭さとありますね。「もっと戦え、走れ、自分を捨てろ」と選手OBが口を揃えるようですが、そういえば澤さんも辛いコメントをしていましたね。佐々木前監督は、確か過酷なフィジカルトレーニングを課していました。高倉監督はそこまでやっていたのか。「闘志が前面に出るチームではなかったかもしれない」というコメントを聞いてガックリきました。それって、自分も認めていたという事じゃないかと。


【正直、ベスト8が精いっぱい。岐路に立たされたなでしこジャパン】

「厳しい言い方をすれば、チームとして勝利の気運が見えなかった。とにかく、得点のパターンが見えない。どのようにボールを回し、運び、どのように攻め崩し、あるいは相手のボールを奪うのか。チームモデル、コンセプトのようなものが、ほとんど伝わってこなかった。
 各選手はそれぞれ奮闘していた。確かに前線の動き出しは少なかったが、高温多湿での戦い方もあるだろう。例えば2011年に世界女王になったメンバーの生き残りである熊谷紗希は、センターバックとして身体を張っていた。
 また、センスを感じさせる選手もいなかったわけではない。右サイドバックの清水理沙は、『サッカーを知っている』という選手だろう。マーキングの強度にやや難はあるものの、周りと連携して守り、サイドのプレーメーカーとしてビルドアップの出口となり、タイミングの良いオーバーラップで攻撃を分厚くもしていた。ただ、チームとしての熱、強さが感じられなかった。
 残念ながら、高倉麻子監督の求心力の低さもあったか。澤穂希のような稀代のカリスマがピッチにいない以上、高倉監督がチームをマネジメントし、ピッチのリーダーを据える必要もあった。それが監督として果たせなかったことが、結束の弱さにつながっていた。また、監督は外部に向けての発信でチームに好意を向けさせることも能力の一つだが、そこでの信頼も得られていなかった。」
引用:SOCCER DIGEST Web

 勝利の機運が見えず、チームコンセプトが伝わってこなかった。確かに前線での動き出しが少なかったとありますね。清水選手のマーキングの強度、それはデュエルじゃないのか。チームとしての熱、強さが感じられなかった。監督の求心力の低さとありますね。そうなんですか? 五輪本番を前にしてチームは崩壊していたという事ですか? それはリオ五輪出場を逃した頃の佐々木ジャパンじゃないですか。外部発信での不信感って、監督が選手の悪い評価を公にしていたという事なのかな。ふたを開けてみたら、高倉監督は2年くらい前に退任されるべきだったのかもしれません。
 長くなりましたが、当ブログにおける高倉監督の検証はこんなところです。今朝もWeb Sportivaで、「狙われていた最悪の立ち上がり」とありましたが、また観て下さい。
 さぁ、明日はAKATSUKI FIVE女子のアメリカ戦を応援するぞ! この五輪の中で唯一夢を見せていただいた競技。本番前に期待され、夢はかなくも散っていった幾多の競技の分まで、頑張って欲しい。世界ランク10位が決勝まで行っただけでもお腹いっぱいです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・500

2021-08-07 00:02:33 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録TV観戦レポです。
 さっき帰りました。4時間遅れで生中継感覚で観ます。平日の18時開始って、普通のサラリーマンなら観れる訳ない。今日の中継は何とNHKのEテレ(昔の教育テレビですね)。総合テレビから移行して、開始時間も前倒し。サッカー界の大一番(メダルゲーム)の試合が、NHKさんからは冷たい扱いになってしまったのか。メダルを期待されていないのか、いろいろ想いながら視聴。さすがNHK。またしても選手入場シーンが無く、すぐにキックオフ画面。
   
 東京五輪男子サッカー3位決定戦のメキシコ戦。さぁ53年ぶりのメダル取れるか。冨安選手復帰。前回のメキシコ戦とほぼ同じ先発できました。メキシコは細かいパス回しをしてきます。まるでスペイン戦のように。今日の試合はいつになく、先制点の重みが大きく、たぶん先制した方が勝つのでは。Eテレどいうも画像が粗い。まるでDAZNのように。
 メキシコは韓国を6-3で破り、準決勝でブラジルと0-0からPK戦で敗れています。こうしてみると侮れない試合結果です。前半13分、おっとPK献上。いきなりですね。遠藤選手が足をかけてしまいました。VARに期待。やはりPKでした。谷選手止められず。日本痛恨の失点・・・ 0-1。逆転すればいい事ですが、ちょっと失点が早いかな。
 そして前半22分、セットプレーで頭で合わされる。日本痛恨の失点・・・ 0-2。うーむ、早々に2失点ですか、メダルがだんだん離れていっています。日本は森保監督も含めて、フワフワ浮いているような印象。スペイン戦のようなギラギラ感を感じない。立ち直れていないのか。
     
 やはり、身長ではメキシコは日本と変わらないですね。堂安選手になかなかボールが伝わりません。今日の埼スタは風が強かったようです。今日の日本はロングパスのトラップがへたくそ。インターセプトされる。スペインとは全然違う。
 日本のプレーは何となく覇気を感じません。報道されていた「燃え尽き症候群」なのか。そんなひ弱いメンタルでは、世界に手が届くのはまだまだなのかもしれません。今日は相馬選手にボールが集まってきます。久保選手だけが1人気を吐いているように見えます。前半終了。 
   
 選手達の静かな入場が映りました。下を向いている選手が多く、やはり燃え尽き症候群なのかと思わせるシーン。疲労も大きいのかもしれません。強い風で聖火も消えそうです。後半の入場シーンの方がまだいい顔です。相馬選手に替わって旗手選手投入。後半スタート。またしてもトラップミス。
 CKからヘッドでボレーを叩きつけられる。日本痛恨の失点・・・ 0-3。日本選手の表情を見ると、早く試合終わってくれ、早く休みてーという顔だなぁ。もうメダルのメの字も飛んで無くなりました。続いて前掛かりになった裏を取られてGKと1対1になってしまうが、シュートが外れて危ない~ その後も危ないシーンがありました。
    
 ここで中山選手に替わって三苫選手、林選手に替わって上田選手投入。メキシコはポゼッションサッカーの高い技術が見えます。三苫選手のドリブル観れました。4大会出場のオチョア選手に止められる。この日本の弱さ、どこかで見た事あるなぁと思ったら、壮行試合のA代表との試合でしたね。まさにこんな試合だったと思います。ここで田中選手に替わって板倉選手投入。パスのずれも多いですね。日本はメキシコのボールを取り切れない。
  三苫選手がドリブルから崩してシュートを叩きこむ。日本ゴォール!!! 三苫ゴール! 1-3。意地を見せてくれました。逆にもっと三苫選手を使えば良かったのにと思う。
   
 ここで遠藤選手に替わって三好選手投入。そういえば、昨日だったか報道で、久保選手はフィジカルが弱いから、ラ・リーガでいいチームで使ってもらえないとありました。つまり余り守備をしないから使いにくいというもの。
 遠目から何度かシュートを蹴るが、全て外れる。三苫選手も外す。日本は皆決定力不足ですね。また明日から叩かれるね。最後はパワープレーになりました。これも采配ミスと、メディアにまた叩かれるでしょう。かつてメキシコの地で同メダルを獲った。今度は日本の地で銅メダルを獲ってしまうのか。ここでホイッスル。日本サッカーの東京五輪は終わりました。お疲れ様でした。

 選手は本当によく頑張ったと思います。まさに金メダル級の戦いっぷり。それにひきかえ、森保ジャパンとしてはどうだったのか、金メダルを狙う史上最強、しかも地元開催という地の利。それでもメキシコ五輪(銅メダル)を超えれず、ロンドン五輪と同じ4位のメダル無し。今にして思えば、全く同じ条件で戦ったメキシコと比べて、試合開始前から日本は覇気が無く、すでに気持ちの面で負けていたのかもしれません。吉田主将が「メダルを獲りたい気持ちが強い方が勝つ」と言っていましたが、メキシコ方がその気持ちが強かったように映りました。
 背伸びし過ぎた優勝や金メダル目標、準決勝で負けてすべてが終わったような終戦モード。そのネガティブな気持ちのまま、燃え尽き症候群で戦うチームが3決で勝てる訳がない。その辺りの弱さが世界の厚い壁なのでしょう。そこを克服できなかった指揮官の責任も重い。世界を知っている知将ならば、選手達を上手く奮い立たせて3決で勝てるでしょうが、世界を知らない日本人監督は、選手達と一緒に燃え尽きたとセンチメンタルになって終わるだけ。たぶんW杯でも大した成績は残せないでしょう。今からでも遅くないから、森保監督を替えるべきです。

 頑なな固定メンバー、選手交代の采配などすでに森保監督の検証が報道されています。低迷の究極の要因は田嶋ジャパンだと思っていますが、次のパリ五輪をにらんだ次期監督人事の報道を目にしました。Jの監督の名前が出ています。とりあえず今年は影山監督(元岡山)に任せるようですが、まぁ五輪代表監督は日本人監督はしょうがない面もありますが、A代表との兼任監督には反対です。田嶋ジャパンも東京五輪閉幕を機に人心一新を図って欲しいところ。また、森保監督の検証は後日させていただきたいと思います。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・499

2021-08-04 00:01:46 | サッカー(日本代表、W杯等)

 TV生観戦レポです。
 今日は生中継で生書き込みで行けます。東京五輪、男子サッカーの準決勝スペイン戦です。勝てばメダル確定。負けてももう1試合、3決があります。相手は強いです。日本が勝てる可能性は高くありません。スペインは今大会のボール保持率が60%を超えているようなので、今日も一方的な展開になるでしょう。その中で少ないチャンスをどれだけものにできるか。日本の先発が出ました。酒井選手復帰。出場停止の冨安選手外れて板倉選手。本調子じゃなかったのか。中山選手も先発復帰です。スペインは前試合で途中出場でハットを決めたラファ・ミル選手が初先発。非常に厳しい状況ですが、やってみなければわかりません。メキシコ戦もそうでした。
 先に行われたもう一方の準決勝は、ブラジルがPK戦を制してメキシコに競り勝ちました。日本が勝ったメキシコにブラジルが手こずったのはそんなに強くないという事なのか、それともメキシコが蘇生して強くなったのか全く不明。次の相手はどっちになってなっても大変な相手だと思います。
   
 キックオフ。最初からスペインのボール回しが続く。日本は余りプレスが強くない。スペインは落ち着いたプレーを感じます。スペインと過去戦ったチームとの違いは、やっぱ足元の技術ですか。何人で囲っても絶対に奪われません。日本が奪ってもすぐに奪われる。久保選手も楽しそうです。ぜひ点取って欲しいですね。
 バルサのペドリ選手に要注意。スペインは守備で戻るのも速い。森保ジャパンで何度も聞いたフレーズ「いい守備からいい攻撃へ」、今日はどうか。堂安選手の表情明るい。狙うでーという顔です。ボール支配率、スペイン何と70%です。高いなぁ。日本はパスミスが出てきました。強い相手のプレスに、思わずミスしてしまう、そしてその1つのミスが失点につながってしまう・・という事にならないように。スペインは11人のうち10人がA代表の経験があるとか。
   
 今日は堂安選手が効いている様子。スペインは五輪招集を受ける義務があるようで、フランスなど出し渋る国とは大違いですね。今日の日本は今までのボール回しをさせてもらえません。特に狭い細かいボール回しのところ。風が少し強めの風(日本の向かい風)が吹いています。日本はまだシュート0本。時折ペドリ選手の縦パスがあります。
 堂安選手の表情が少し変わってきました。焦りか。日本もスペインのボール回しに慣れてきた時間帯か。そうでした、スペインにとって日本は五輪での因縁の相手です。ロンドン五輪しかり。なのでリベンジを胸に秘めている事でしょう。解説でガルシアのパスは非常に危険と言っています。久保選手が奮闘しています。チャンスを演出。前半終了。
   
 後半スタート。今度は日本が風上に立ちます。日本がボールをキープしています。日本もいいシーンが見られるようになってきました。精度が良ければ得点でした。全体的に選手間の距離が広がってきたので、パスが取りやすくなりました。あー、PK献上。吉田選手が足を出して選手を倒してしまった。おっと、VARです。先にボールに触っていました。PK取り消されました。イエローも取り消し。良かったですね。ナイスディフェンス。
 スペインの猛攻が続く。解説で出てくる選手の所属先がすごい。ラ・リーガばかり。司令塔とか言ってるし。しかし、日本はよく守れています。やっぱスペインはフィジカルも強い。ここで、林選手に替わって上田選手、旗手選手に替わって相馬選手投入。前の選手を入れたので攻めに行くというメッセージか。
   
 スペインは日本陣内に全員入っています。控えにも危険な選手が揃っています。後半に入って何度かシュートを打てています。ペドリ選手に替わってレアルのアセンシオ選手がでてきました。残り時間が少なくなってきました。アセンシオ選手にボールを集めています。ピンチが続いていますが、日本は何とか体を張って守ってます。死力を尽くした一戦、スペインの精度の低さ、パワーの少なさに救われています。後半終了。いい試合です。

 久保選手に替えて三好選手、堂安選手に替えて前田選手投入。延長前半スタート。前田選手のスピードが通用しない。スペインはボール奪取力が絶妙です。上手く足を差し入れて、サクッと奪い去ります。スペインは狭いパスワークでサイドを崩そうとしますが、日本のブロックを崩せません。吉田選手の守備も光っています。サイドからのクロスを上げさせません。前田選手のヘッド、惜しかった。これはPK戦の匂いがしてきました。PK戦なら勝機あり。延長前半終了。

 延長後半スタート。これはPK戦か。両チームとも疲労がたまっている様子。いい位置でFKゲット。これで入れたら勝つ。甘くなかった。やはりスペインの守りも固い。スペインも足が止まってきたか。しかし、ここまで来るとは、本当に日本は強くなりました。監督ではなく選手とは思いますが。最後の最後にゴールを割られました。アセンシオ選手にやられました。日本痛恨の失点・・・ 0-1。PK戦になると思っていました。残り5分あります。奇跡は起こるのか。最後、スペインが時間を使ってきます。ロスタイム3分。奇跡は起こるか。ラストワンプレーのCK。ここでホイッスル。惜しかったですね。よく頑張りました。

 さぁ、負けは負け。切り替えましょう。3決です。相手はメキシコ。1次リーグで勝ちはしましたが、たぶん別チームと化しているでしょう。この前勝ったから大丈夫だろという慢心は捨て去りましょう。いいですね、もう1試合観れます。今度は勝つでしょう。勝って、東京五輪のメダリストになりましょう。
 もし、これで4位に終わったら、史上最強と言われた今回のチームは実は大したことなかった、メキシコ五輪超えができなかったどころか、ロンドン五輪と同じ結果に終わった、あの時から進歩していなかったという論調になり、当然森保監督の評価も下がるのでは。女子バレーの中田監督のように。勝てば、カタールW杯にも希望がつながります。その3決は6日(金)20時キックオフです。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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日本代表のこと・・・498

2021-08-01 00:15:24 | サッカー(日本代表、W杯等)

 留守録観戦レポです。
 1時間遅れで追って観ます。今日は東京五輪サッカー男子の準々決勝のニュージーランド(NZ)戦。意外な相手です。まさか同じアジア・アセアニアの国とやるとは思いませんでした。FIFAランクでは大きく格下の相手。普通にやれば勝てる相手だと思いますが、何が起こるかわからない東京五輪、しかもなぜ準々決勝にNZが出て来たのかと考えたら、油断していたらやられると思います。先発出ました。3人替えてきました。左SHにドラミちゃんこと相馬選手先発です。右SBは出場停止の酒井選手に替わって橋岡選手、そして旗手選手ですか。相手のNZですが、1次リーグでホンジュラスには競り負けていますが、韓国には1-0で勝っていて、侮れない相手。
   
 キックオフ。今日はイエローをいかにもらわないかですね。FWクリスウッド選手はプレミアで活躍するストライカーだそうです。NZは5バックのようですが、引いて守る相手を崩せるのか。高さではかなりNZに分があります。久保選手は3試合連続得点、今日も取れるか。日本選手の表情はいいですね。同じ引いて守ってきた南アフリカとはちょっと違う印象です。プレスが強く、攻める時はしっかり攻めてくる感じ。今日は久保選手がマークされていて、なかなかボールを受けられません。しかし、しっかり守ってチャンスがあればカウンター攻撃って、W杯に出始めた頃の戦い方ですね。それが今や逆の立場になりました。ずっと日本がボールを保持していますが、持たされている感もあります。
   
 NZチームは「オールホワイト」と呼ばれているようです。オールブラックスは無茶苦茶強いイメージがありますね。そして監督も日本と同じくA代表との兼任監督だそうです。相手ゴールに迫る堂安選手にアーリークロスを入れる戦術が目立ちます。そういう形で何度も堂安選手にクロスが行きます。NZはピッチを最大限に広く使って、ワイドに攻めてきます。日本は固いNZの守備ブロックを攻めあぐねています。前半終了。
   
 後半スタート。交代は無し。何となく画像が粗い気がする。昔のDAZNのように。サブチャンネルはこういう画像なのかな。NZは4バック(4-1-3-2?)に切り替えてきました。プレーも強くなってきました。ロングクロスの先にいつの間にか吉田選手がいました。NZは高さがあるので、クロスが入るとヒヤッとします。さすが8強進出チーム、NZ強いですね。FIFAランクはU-24では参考になりません。ちょっとNZが押してきていますか?
 やはりNZはピッチを広く使ってきますね。しかし、システムを変えてきたので日本にとっても穴が見えてくるのではないですか。でも、NZがボールを支配している時間帯。
   
 NZのイエローが増えてきました。日本のアジリティに焦っている様子。NZは前半とは様子が違ってきました。積極的にボールを取りに来ています。ボール回しも速い。今はNZのラインが上がっているので日本が攻めるチャンスでもあります。ここで林選手に替わって上田選手、相馬選手に替わって中山選手投入。しかし画像が粗い。とても地上波とは思えない。早送りとかしたらよくわかります。残り20分。この後は延長なのか、即PK戦なのか。
 しかし、今まで快調に試合をこなしてきた日本ですが、4試合目で初めて壁にぶつかっています。その相手はNZ。留守録もポジションチェンジで忙しいです。留守録もサブチャンネルの関係は3番組目です。ちゃんと撮れています。
   
 最初は笑顔だった日本選手の表情もここに来て、引き締まってきました。せっかくのセットプレーも今日は精度が低い。下馬評では日本楽勝という空気があったのかもしれませんが、実際はさすが8強進出チームという強さです。相性もあるのかな。日本の選手交代が少ないのは90分のその後を考えているのかな。何となく、先日のA代表との強化試合を思い出しました。日本の決定機でしたが、NZのGK上手いのかな。どんどん1点の重みが増してきました。この後は30分ハーフの延長戦になるそうです。立て続けにFWを入れてくるNZ。嫌な流れですね。日本選手の表情が厳しくなってきました。正直今までで一番真剣に試合観ている自分。今日の冨安選手はイエローもらうし、ハンドするし、もう一つ。日本はもう一つリズムが作れていません。後半終了。延長です。
   
 スペインがコートジボアールを破ったので、次の相手はスペインですね。勝てればですが。しかし、この無観客というのもフェアでいいかもしれません。観客がいればホームアドバンテージがありますが、いなければ五分と五分。本当に強い方が勝つ。田中選手に替わって三苫選手、旗手選手に替わって板倉選手投入。延長前半スタート。NZも延長まで引っ張ってしてやったりかもしれません。三苫選手のドリブルが日本に勝利を呼び込めるか。しかし面白いですね。スリリングで個人的には一番面白い試合。PK戦まで行ったりして。その前に勝って欲しいです。

 三苫選手と上田選手はコンビネーションがいいそうです。結構NZがボールを保持します。やっぱ向こうのGK上手いです。Jリーグに来て欲しい。NZはゆっくりした試合運び。PK戦狙いか。今日は堂安選手のシュートが決まりません。うーむ、三苫選手のドリブルも封じられます。危ないシーンがありました。あれを決められていたらというシーンで足を滑らせてくれました。やはりハイボールはNZが強く、跳ね返しますね。延長前半終了。

 堂安選手に替わって三好選手投入。「相手より走れよというベンチの声が聞こえてきました」と解説。運命の延長後半スタート。まさにどつきあい。制するのはどちらか。延長に入っても自分達のリズムでボールを持てていないです。日本は今日はすべてが上手くいっていません。森保監督も若干目が泳いでいるように見えました。PK戦になったら日本が負けるような予感がします。この15分で決めましょう。久保選手のミドルも精度が低下。これで決まらなかったらPK戦だと思わせるCKが決まらず。NZはロングボールを使ってくる。マジでPK戦ですねと思っていたら、延長後半終了。

 本当にPK戦になりました。久しぶりに観ますね。やたら上手い向こうのGKが気になる。ここで留守録書き込みがいいのが、PK1本ずつじっくり書ける事。1本1本書きながら一緒に戦っていきたいと思います。東京五輪の中もそうですが、ここ数年で一番緊張してきました。史上最強と言われた日本勝てるか。先攻はNZ。1本1本止めながら書きます。
1本目:NZ  9番主将でプレミア選手のクリスウッド選手=  落ち着いて決めました。
    日本  自分で手を挙げたという上田選手。得意なのか =  冷静に決めました。
2本目:NZ  3番カカーチェ選手= × 谷選手止めました! 読み切っていました。
    日本  板倉選手=  ちょっと溜めて、落ち着いて決めました。1本リード
3本目:NZ  6番ルイス選手= × 上に外す これで勝てそうな雰囲気になってきました。日本有利。
    日本  中山選手=  安定のシュート。さすが、この世代の主将 2本リード
4本目:NZ  12番マッコワット選手=  助走の短い上手いシュートでした。
    日本  吉田主将=  表情も落ち着いていて、決まると思っていました。

 勝ちました! 結果オーライです。試合終盤にかかるにつれ、「サッカー男女アベックで8強止まり」という文言が脳裏にちらつき、報道で「森保監督、カタールW杯大丈夫か!?」と流れるネガティブな展開を正直想像していました。勝って良かったですが、「史上最強」と言われたチームでも、こういう相手にここまで手こずるという事は、次は正直やばいと思います。4強止まりならロンドン五輪と同じ成績になり、地元開催だから、史上最強だからという形容詞は消し去り、力を発揮できず成績につながらなかったという空気になるかもしれません。個人的にはまぁ普通に勝つだろ、何点差つけるかと思って観ていましたが、予想外の苦戦でした。
 準決勝の相手は、スペイン。大会前の強化試合で1-1に終わっている相手。ロンドン五輪で下した相手で、たぶん向こうはリベンジに燃えて、かなりやってくるでしょう。吉田主将がロンドン五輪で、強化試合で勝ったメキシコに準決勝で負けた教訓を若い選手に説きたいとコメントしていましたが、頑張って欲しいですね。

 フットボールチャンネルには「監督の能力に疑問」という記事が載っていました。当ブログでは就任時から認識していた日本人監督についての評価なので、特に驚きは無し。攻撃が最後まで久保・堂安頼み。特に堂安と三好の交代は全く意味無しと辛口でした。高倉監督の評と同じで、采配ミス=世界を知らない監督という流れで昔から当ブログで言い続けてきた部分。いくら強化試合で格下の相手に大勝しても、肝心の世界大会では世界を知らない采配になり、世界に負けるというシーンを何度も見てきました。なので、当ブログは就任時から一貫して日本人監督には反対。今回の準々決勝の内容も頷けるかなと思います。それを払拭するように次のスペインには勝って欲しいです。フランスに大勝したように。

 今日の東京五輪、東京の様子です。
 東京の感染者数がやはり今日4千人を突破(4,058人)。来週は5千人、五輪の閉会式の日は6千人でしょうか。全国の感染者も1万2千人。もはや欧州並みの数字。欧州はロックダウンをしていましたが、日本はできない。なので、昨日くらいからロックダウン談義が沸き起こっています。確かにこのままではまずい。このオーバーシュートが続けば、増加角度の上昇が続けば、いずれ導入せざるを得ないと思います。他に手段が無いので。
 東京五輪ではバブルのザル化(新橋での豪選手とか)が進んでいます。もはや何でもありみたいな。選手村で感染爆発が起こらないのが不思議です。こんなコラムもありました。これを読むと、東京の今の感染増加と東京五輪が全く無関係ではないと思わせます。当ブログがずっといい続けてきた「もう1年延期」をやっていれば・・・
 五輪関係者で21人が陽性。累計241人になりました。このペースでは500人はいくでしょうし、もしオーバーシュートしたら1,000人行ったりして。あの空間に何百人の陽性者がいるって思うと、東京五輪は開催して本当に良かったのかと思い直します。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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