がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

大阪ドサ回り

2008年02月14日 | 模型
 そろそろ確定申告の時期ですな。自営系の人には忙しい季節ですな。

 先日、ちょっとした用事で京都-大阪に行ってきました。用事は御池のオークラで会合があっただけで、
その他に用事があったわけではありませんし、一人旅だったので久々にゆっくりしてきましたです。
 で、宿は京都ではなく大阪に取りまして、大阪と言えばROMUと犬小屋って事で、会合の翌日、先ずは尼崎の犬小屋へ。
 相変わらずの倉庫みたいな陳列で、プロバンスのキットがまだまだ沢山置いてるんですが、
その殆どが1/20ガレキの下敷きになってて、ウッカリ取り出そうものなら200%雪崩が起きます(笑
他にも陳列されてるキットの裏手に別なキットが隠れてたり、そらもう気分は土蔵整理(笑
更に凄いのは、店主のオッチャンに「あの~、○○有ります?」って聞くと、すぐさま「有ると思いますよ~」と言いながら
ピンポイントで索敵してあっという間に出してくれるところ。あの雑多な陳列なのに、何が何処にあるのかは
店主には判っている模様(笑。ちなみに、流石にプレミア価格ですがAMRやらフェニックスのキットなんかも
プレミアなのは価格だけで陳列は脱ぎ散らかした靴下のように雑多に置かれております。余りの雑多さに
思わず250カリフォルニアを買いそうになったんですが、値段聞いて引きました。後日思いがけない収入があり
今思えば買っときゃ良かったと・・・
 ともかく、ここは細かいマテリアル類の在庫が豊富なので、そうしたものを一通り漁って退場。
 折角尼崎まで着たので、最近出来たディスカウント模型店タムタムにも行ってみました。
って実は犬小屋と近所じゃなくてJR尼崎の近く(犬小屋は阪神尼崎)なので、タクシーで行ったのはホントの話。
プラモ屋って思ってたんですが、雰囲気的には鉄道模型のカジュアリティー化を目指すお店って印象(?
流石にツール関係は安いです。思わずエアブラシを又一本買いそうになりました(汗。
でも、この感じじゃ犬小屋とはバッティングしてねぇなと妙な安心かというか犬小屋のオッチャンの安堵を体感して退店。

 続いて福嶋のROMUに行ったんですが、店舗移動しやがって蛻の殻。別に店側は悪くないんだけど
逆ギレして「今日は行かねぇ」っつって実際行きませんでした(笑。腹立ちまぎれな意見ではなく、
店舗の綺麗さやオサレ度に完成品の賑やかさなんかはROMUの方が見栄え良いんですが、
品揃えとか店主のキャラとかは犬小屋の方が上だと思うがどうよ?wいや、ホンマに。

 帰りの新幹線での読書用にモデルカーズを買ってみました。F1の特集で、ヒロのF2007とジオのF2007を
仕様違いとはいえ一画面で並べて撮るという、或る意味ジオにはキツいショットが載ってたりしました(笑
北澤氏のHONDA RA107製作記なんてのが載ってましたが、小難しい技法は極力廃して、作り慣れてない人でも
充分参考になる製作法にてレポってるのに感心(←偉そう?ww。この人はプロのライターさんの中でも
「模型を楽しく作る」という事を明快に示してくれる貴重なライターさんだと思います。
あの全面デカールを「何とかなりますよ~」と思わせる心配りとか、極小ネジの便利な使い方とか、
「あ~、ワシもやってみようかの?」と思わせるだけじゃなく、そうやって入ってきた人が困らないようにという配慮が嬉しいですな。

 ところで、今まで作った中で一番楽しかったキットって何だろう?とふと思い返してみた。
HPを始めてからの話じゃなく、車の模型を作り始めてからの話でね。で、アレコレ色々思い返していて
やっぱりコレだろうと思いますのが


タミヤ 1/12 Ferrari 312T4

↑コレかな?楽しかったキットって沢山あるんですが、思い出すとなると一番先に浮かぶのがどうしてもコレなんすよね。

 個人的趣向として、良い完成品が欲しくてこの趣味を続けてるのではなく、作る事自体が主目的でありやして、
乱暴な言い方をすれば完成してしまえば、後はどうでもいい存在に成り下がるのが私の完成品(笑
よって、単に組み立て簡単では楽しくないですし、かといってやたらと手が掛かるキットもストレスばかりで
楽しさがスポイルされてしまいます。そういう意味では、このタミヤの1/12スケールF1ってのは、
組み立て精度も高めだけどパーツ数は多めだしディテールの再現度も上場、で、手を入れるなら入れるで
作り手の趣向というものを幅広く受け容れてくれる懐の深さみたいなものがあるんですよね。
特にこのT4は珠玉。コレより前の312Tとかロータス78辺りだとディテールにも構造にもストレスを感じる部分が正直多いですし、
ルノーRE20だと組み手ての便宜性を考えてか省略・一体化等が多い割に、ターボ特有の臓物構成のお陰で
組み立てが非常にストレスフルだったりするんです。暫く間が空いた後の641/2以降のものは、
組み立て易さが全面に出てしまっていてストレスレスなんですが、ディテールアップをする際に、
元の組み立てやすさを崩さなければならない部分が多く、そういう意味では小さな親切余計なお世話になってんですな。
よって、最もバランスが良く楽しめるキットがこの312T4だと思ってるんですよね。
昔はそれほど高くなかった(4000円程度)ので、このデカいのを複数積んでる上に、
先日の再販時に更に積もうとしかけて思いとどまってしまった事があったんですが、それくらい気に入ってるキットです。

そういうキットって人それぞれでしょうが、そういう思い入れの強いキットってありますか?(←とネタがないので振ってみるw)



 最後に新米パパさんのとこのコメント欄での話で、部屋の棚をひっくり返してみたら
やはり天賞堂のタイヤマーキングは三種類出てた模様。ナロートレッドの黄色用は、
実車が吹き付けマーキングじゃ無かったって話を聞いて買わなかったのは間違いないので
白用だけで二種類出ています。デフォルメの都合上前輪と後輪の外周サイズが極端に異なる前期型用テンプレと
実車に即して前後外周サイズがほぼ同じに改められた後期型。タミヤのタイヤ自体、
FW11~ナロートレッド迄の白ロゴ用で二種類か三種類か存在していたはずで、天賞堂のは
タイヤにすっぽり被せて使うタイプだったので潰しが利かず、TYPE-2として後期タイプ用が
リリースされてたんですよね。区別はテンプレの真ん中にTYPEⅡと刻印が入ってます。入手を考えてる方は
この辺りをチェックしておくといいっすよ。画像に写ってる他のテンプレは、メーカー不詳の約15年位前の製品。
人によっては懐かしがるかも?グッドイヤーとピレリばかりでミシュランとかブリジストンが無いところが時代相応w
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする