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百人一首 41~60 まとめ

2014年07月07日 | 百人一首
41 恋すてふわが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか 壬生忠見
42 契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山波越さじとは 清原元輔
43 逢ひ見てののちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり 権中納言敦忠
44 逢ふことの絶えてしなくはなかなかに 人をも身をも恨みざらまし 中納言朝忠
45 あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたずらになりぬべきかな 謙徳公
46 由良の門を渡る舟人かぢを絶え ゆくへも知らぬ恋のみちかな 曾禰好忠
47 八重むぐら茂れる宿の寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり 恵慶法師
48 風をいたみ岩打つ波のおのれのみ くだけてものを思ふころかな 源重之
49 御垣守衛士のたく火の夜は燃え 昼は消えつつものをこそ思へ 大中臣能宣朝臣
50 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな 藤原義孝
51 かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣
52 明けぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな 藤原道信朝臣
53 嘆きつつひとり寝る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る 右大将道綱母
54 忘れじのゆく末まではかたければ 今日を限りの命ともがな 儀同三司母
55 滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ 大納言公任
56 あらざらむこの世のほかの思ひ出に いまひとたびの逢ふこともがな 和泉式部
57 めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな 紫式部
58 有馬山猪名の篠原風吹けば いでそよ人を忘れやはする 大弐三位
59 やすらはで寝なましものをさ夜更けて かたぶくまでの月を見しかな 赤染衛門
60 大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天の橋立 小式部内侍

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