向上に努めた人が一切の相を心にとどめることなくいちいちの感受を滅したことによって、相のない心の統一にはいってとどまるとき、そのとき、彼の身体は健全なのである。
それゆえに、アーナンダよ、
この世でみずからを島とし、みずからをよりどころとして、他人をよりどころとせず、
法を島とし、法をよりどころとして、他のものをよりどころとせずにあれ。
それゆえに、アーナンダよ、
この世でみずからを島とし、みずからをよりどころとして、他人をよりどころとせず、
法を島とし、法をよりどころとして、他のものをよりどころとせずにあれ。