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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ホワイトウォーリアーに乗る

2012-09-18 18:15:06 | 馬が好き
乗馬に行く。
今月は乗馬強化月間にしたいなと思ってたんだけど、今週は月曜が休日ぢゃなかったり、仕事の夏シフト(そういうのがある)が延長になって平日早朝練習へ行く態勢が整えにくかったりする。
ここんとこ技術的には迷走状態(周期的になる)で限界感じてんだけど、乗りゃあそれなりに面白いと思うのが救いである。
さて、今日は乗る馬は、ホワイトウォーリアー。待ってました!

ホワイトウォーリアーは、8月末に来た芦毛のBWP(ベルギー産)、父V.KARIOKA DEL FOLLEE K-28002 母M.OSKARIN、1999年生まれの13歳である。(あー、父母の馬名の読みとか意味とかを私に訊かないように、知りませんから。)
引き出して改めて思ったけど、ヨーロピアン乗用馬らしく、身体でっかいの。
蹄なんか、ほら、こんな。

小さいドンブリ鉢くらいの大きさあるよ。
だけど、カラダでっかくてもおとなしいから好きさ、ベルギー産。手入れとかしてても、体当たりされたらフッ飛ばされちゃうな、とか余計な心配しなくていいし。(←サラブレッドのときはしてるのか?)
でも、きょうは周りにハエが多くて、すごく敏感に反応してた。こーゆーときは気をつけないとね、馬はハエ追っ払うだけのつもりでも、キックに当たったら人間は痛いぢゃすまないから。

さあ、馬装して行くよ。
実は、きのう子どもたちが乗って練習してるのを、ちょっと見てたんだよね。
感想をひとことで言えば、パワフルな感じ。もう、障害なんか飛び出したら、ドドドって地面を響かす蹄音がしそうな駆けっぷり。
もちろん勝手に暴走したりはしなさそうだけど、引っ張り合いに持ち込んだら勝てっこないんで、そのへん気をつけなくてはと思って乗る。
でも、馬場に入ったら、あれれ、ときどき止まってはラチの外を見てるよ。

この馬場で練習するようになって、もう3週くらい経つだろ、いまさら何を物珍しそうに見ることあるのさ。
でも急ぐわけでもないので、止まったらしばらく付き合ってやる。サボりたいだけぢゃないだろうな、って脚で促すと普通に歩きはじめる。
隣の馬場で動いてる馬見たり、奥の芝生のほう見たり、公園と駐車場のほう見たり、いちいち止まるんで、ホント初めて来た場所みたいな態度とる。
常歩で大きく周回。観覧席のあるあたりで、顔を外=左に向けて、内のほうへ入ってっちゃう。半巻きして逆回りで通過してみると、それほど外を気にしてるわけでもない。
そしたら速歩。手綱伸ばしたまんま軽速歩。動き大きいので、深くドスンと座ると遅れちゃうんで、気をつける。
(※9月19日付記 私だけの感想ぢゃなくて、この馬については、先々週初心者の調馬索に使おうと考えたんだけど、反撞が大きいのでヤメといたという事実がある。)
5分くらいしたら馬装点検。なんかでっかい馬に乗ると、ヒザでしがみつくように乗っちゃうせいか、アブミがうまくはけない。ひとつ詰める。
さてさて、輪乗りで軽速歩。こんどは手綱ちゃんと持って、詰めたり、伸ばしたり。
やっぱ右手前ですこし内に入るような感じするんで、気をつける。馬のクビというか顔というか、ちゃんと内に向ける。
外の手綱ちゃんと持つ。内側の脚で圧す。内の手綱開いて、反応したらなるべく早く元に戻す。
輪乗りで駈歩。楽しい。上下に大きく揺れるんだけど、やわらかい。メリーゴーランドだあね。
遅れると、上体前に倒れて、ヒザが上がってきちゃいそうになるんで気をつける。頭は背骨の上、カカトは尻の下。
すこしだけ歩度を伸ばしてみる。いつでもブレーキかけられるよーにって、びくびくしながらやってんだから情けない。気持ちよく伸ばしてったら、ときどき巻乗り。スローダウンして駈歩やめちゃいそうな感じがしたんで、脚使って、詰めても強く回転。
ちょっと休憩。

ニアフュージョンとアールディスタンスが障害始めたんで、アブミさらに1個詰めて参加する。
速歩で低いクロス。あまり考えずに、クビは自然に前下方にいくままに、まっすぐ真ん中につれてくことだけ。
ポンって飛ぶんだけど、下から真上に上がってくるような安定感のある飛びだ。
こうやって障害を通過すると、サラブレッドとは何かが違うのが明らかなんだけど、その感覚をうまく説明できたことがないな。
たとえ低くても、サラブレッドのほうが、助走→踏切っ!って加速とか動きを感じるんだけど、ヨーロピアン乗用馬は駈歩のリズムそのままに、たまたま障害んとこだけ駈歩のステップが大きく上にあがるような感じなんだよね、私にとっては。
ま、いいや。何度か繰り返し。飛んだあと、しっかり駈歩に乗ってって、脚つかって詰めて速歩にして真っ直ぐスローダウンするようにする。

んぢゃ、コンビネーション。そんなに高くないし、だいじょぶでしょ。
ポン、ポンと二つ飛んだくらいで、自分の身体が遅れちゃった感じがする。アブミに立つようにして馬の真上にいるように。意識して手を前に。
何度か繰り返し。簡単に飛んでく。パワフルなんで、上で私がちっとやそっとグラグラしたって問題なし。飛び終わったあとも、エキサイトして走ってっちゃうようなとこも無し。底知れないポテンシャル感じるなあ。(←先入観も多少あり。)
コンビネーション抜けたら、グルッと左回転して、垂直。距離あったけどペースに乱れなし、よく集中して難なく飛ぶ。
こんどは右回転して、クロスのオクサーから垂直。障害間でも急ぐとこなし、軽く飛ぶ。飛んだあと右へ90度回転して、真っ直ぐ止めてみる、いうこときく、問題なし。
最後、左手前の駈歩で、クロスの垂直、あいだ5歩だけど1・2で起こすことだけ意識して、あとは駈歩のリズムを守るだけ、クロスのオクサー飛越、グルーっと回って、下に匣が入ってる障害も、眼中になし(人だけが警戒してる)飛越。

はい、よくできました。飛んだことより、ペースを保っての走行をしてくれたことのほうに、重きをおいてるつもりで褒める。馬に伝わるかは知らないけど。
うーん、この馬には楽勝すぎるのかも。もうちょっと高い障害にならないと、実力が見えないな。(私がやりたいわけではない。)
思いっきり前にだして、ストライドが伸びてって、ドカーンと遠くからでも飛んぢゃう(きっと、そうやって飛ぶはずだ)ときに、私が乗ってられるかは分かんないけど。
クールダウンしてたら、昨日に引き続き、突然の強い雨。どうにもここんとこ天気が不安定だ。
あと2,3分歩いてたかったんだけど、さっさと引き上げちゃう。雨なんで、放牧場での砂浴びは、ナシね。

白い身体を洗ってやって、リンゴやる。ヨーロピアン乗用馬は何でも食うからカワイイ。

※おまけ
みなさん、馬から降りるとき、どうやって降りてますか?
美浦乗馬苑での正しい降り方は、以下のとおり。
(1)馬上で横向きに座ります。(馬の左に降りるので、馬の右を向いて座る。)

(2)そのまま後ろに倒れます。伸身の後方宙返りの要領で。

(3)クリンとまわれば、足から着地できますね。

これが馬に負担をかけない、最も合理的な下馬のしかたです。はい、これホント!

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