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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ことし最後の乗馬大会

2009-12-23 22:51:30 | 馬が好き
というわけで、乗馬大会。
日々熱心に乗馬の練習に通っている、一般会員(社会人)・少年団(小5~高3)・大学生が、みーんな参加して、ことし一年の練習の成果を競います。
朝8時半に集合して、厩舎作業とかして、9時半くらいから競技開始。
最初の競技は、部班。

数頭で縦一列になって、号令に従って馬を運動させます。そのなかで、姿勢とか扶助(止まれとか曲がれとか馬に的確な指示出すこと)とかがちゃんとできてるか、審判が採点します。
ひとり欠場があったので、私は飛び入り参加。
ちなみに、この日は、クリスマスイブイブなので、ヘルメットの上にトナカイのカチューシャ(サンタの赤帽のミニチュア付き)をつけて乗ってみました。一部にウケてたみたいですが、指さして笑うっていう期待したウケかたぢゃなくて、みんなクスクスって笑う感じのウケかた。“馬のうえに鹿”っていうのが狙いだったんだけど。
閑話休題。部班って、粛々としてて見た目は面白くないもんなんだけど、この日は何か知んないけど、駈歩に移行したときに暴走する馬がいたりして、思ったよりスリリングな展開になってしまいました。競技会の冒頭で「みなさんケガのないように」っていうのは、主催者の決まり文句なんだけど、まさか部班で落馬続出するとは思わなかった。

つぎ、クロス障害。登場した馬たちは、

↑カネショウエイコウ (私は部班で乗ったけど、きのうに引き続きヤル気に満ち満ちていた。どうした、改心したのか?)

↑メジロリュウジン 油断すると止まるタイプだけど、途中からイケイケになってたみたい、そうなると乗りやすい。

↑栄峻 ときどき障害の直前で「やっぱヤーメた」ってなるときがある、そうなると困ったちゃん。今日の成績には触れずにおこう。

↑ミラノ。
ノーミスで基準タイムに最も近い人が勝ち。けっこうレベル高い混戦でした。

つぎ、ジムカーナ。

まいどおなじみ、飛んだりしない障害物競争。っていうのは、今日の場合でいえば、スラローム→8の字を描く→折り返しターン→スラロームっていうルート。
1チーム5人のリレー競技なので、降りたり乗ったりのところの時間で明暗が分かれたりするのも楽しいところ。団体戦なので、意外とアツくなります、そうなると盛り上がって楽しい。

↑8チームのトーナメント戦、燃えてる子供たちに対して、なりふりかまわず本気を出したオトナチームが優勝。思いっきり喜んでますが、周囲からは当然のことながら「大人げないなー」の声が。
登場した馬は、ジャック、強鉄、ノヴェルシチー、マイイージス。

つぎ、小障害。80センチクラス。
登場した馬たちは、

↑ニアフュージョン 私も飛び入りで乗せてもらいました(1落下=減点4)。

↑ナモンゼウス

↑フラヴォン

↑セルスコール
これも減点ゼロで基準タイムに近い人が勝ち、レベル高い混戦でした。

最後、「美浦グランプリ」と称した100センチクラス。
馬は、

↑ナモンゼウス

↑ニアフュージョン

↑セルスコール

↑フラヴォン
減点ゼロで帰ってきた人たちを集めて、もう一回ジャンプオフで優勝を決めます。
メイン競技になると、普通に競技みてる以外にも、先生たちも自分が調教してつくった馬をあからさまに応援することもあり、けっこう盛り上がりました。

私は予定どおりフラヴォンに騎乗。
競技開始前に先生が試走でコースをまわってるし、私の前に乗った大学生は減点ゼロで帰ってきてるし、言い訳できない状態で、最後から二人目で呼び出しがかかる。
練習場でいい感触をつかんでたんで、どーにかなるだろって、スタート。
今回の経路、基本的つくりは、二つ飛んで回転→二つ飛んで回転→二つ飛んで回転→二つ飛んで回転→二つ飛ぶ(最後はダブル=垂直&オクサー)。
スタートきる前に、「もっと出して」って声きこえたけど、手ごたえ十分なので、最初の障害を慎重にクリア、5歩で二つ目オクサーも楽々飛ぶ。
3つ目に向かうまでは、わりと距離が長い、寒くても鼻水は出てこないんで(冬の練習ではけっこう出るものだ)手を放す必要なかったが、冷たい風が目にしみて涙出そうになるまま回転。
きのうの練習で感じたんだけど、回転してから障害に向かうまで(外ラチ→障害)が短い経路になっている。上手に回転しないと、助走が正しくまっすぐ入れなくなっちゃうんで、斜めに入るとよろしくない。スピード落として、ラインを慎重に選ぶ。
「もっと元気よく」って声が聞こえた気もするけど、なるべく障害に対しての直線を長くとるようにゆっくり回って、障害に向けて推進をかけていく。
きのうの練習では、自分なりにベースをつくって、そのまま同じペースで道中をずっとまわろうとしたんだけど(それが普通なんだけど)、何回か止まった。
きょうは、障害の前で、さらなるプレッシャーをかける作戦に切り替えてみた。人間のほうにも悪いクセがあって、障害の直前で馬の邪魔をしないことと、コンタクトが弱くなることは違うんだが、結果として弱くなってそれが原因で止まってるとしか思えない。
3番目のオクサー、グイッと脚ではさんでいくと、すごい勢いで飛んだ。そのまま6歩で垂直。なんの問題もなし。オクサー(人間が)苦手なんだけど、コンタクトを強く保ったまま、グッと推進かければ飛ぶって自信ができた、これなら大丈夫。
左に回転、ゆっくり回る。「もっと出して」って声がまた聞こえたけど、慎重に大きく回って、障害に向けて誘導する直線をしっかりと確保するように心がける。障害の前でグイッと推進、飛んで4歩でもう一つ。障害間が短いと、人間が体勢前のめりから直せないんだが、そんなに高くないんで、ヘンな体勢のままでもクリア。
左回転しながら、人間の体勢を立て直す。身体起こして、障害の前でギュッと馬をはさむ。迷いなく飛ぶ。左に角度ふってあって7歩、オクサーの前でまた推進かける、先飛びするな、馬の真上にいろって自分に声かける、馬は高く飛ぶ。
右にまわって、人間の体勢立て直す。最後の障害が一番高い。大きく回って、また推進かける、オクサーをクリア。
ラストのコンビネーションへ。きのう練習で2回も止まってるやつ。恐れるな、馬を信じろ、ってギュッと推進。これなら飛べるって思うのは、障害の2完歩手前くらい、時間にしたら0.何秒かってとこ。踏み切りあわないと小アシ使う(それでも飛ぶ)馬なんだけど、これなら合ってる、って思って、最後の推進、行けーって心んなかで叫ぶ。
飛んだ、そのままオクサー、って思って、踏み切る直前か踏み切った直後か覚えてないけど、後ろでカランっとバーの落ちる音が聞こえた。垂直落としたかぁーって思いつつ、オクサーを飛ぶ、なんの問題もなし。振り返ると、1個おとしてた。
残念! すべてうまくいってたのに、最後に落とした。
まあ、これが実力って、自分ではわかってるんだけど、すっごいくやしい。
あとで先生に聞いたら、最後の落とした障害のひとつ前の、オクサーに向かうときに、身体が起きてなかったのが敗因らしい。うーん、簡単ぢゃねーな、障害。
でも、メーターの競技で、無事帰ってきたのは初めてなので、それなりに納得、まあよしとしましょう。でも、ジャンプオフ見てると、あーやっぱ出てみたかったって思うんだよなー。

すべての競技が終わったあとは、馬の手入れして(私はみんなにリンゴやってまわる)、そしたら14時近くなってて、みんなお腹ぺこぺこ、お待ちかねの懇親会になりました。

また次の機会にも、がんばりましょう。
乗馬の競技って、その日の馬次第って感じがしないでもないですが、実はそうではありません。たいがいは実力どおりの結果がでます。そして、練習は裏切りません。
練習に来る・来ないが実力、練習を続けることが才能、です。私はそう思います。

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1 コメント

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シカバイザー (イエロー)
2010-02-15 22:54:05
次はコレで
http://www5b.biglobe.ne.jp/~manimani/ayashi/301-400/378.HTM
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