5月22日(土) 薄曇り 久しぶりに涼しい一日
太陽もでない涼しい朝・・・目覚めて直ぐに裏山へ登った。
このところ、日曜日ともなると草刈り機のエンジン音が鳴り響き路傍の藪が切り開かれてしまう。
去年の秋から自然のままに放置された山の道も農作業や山仕事で入る軽トラが通れない程に脇から枝が伸びているのだ。
その枝には名の知れぬ木々ながら美しく可愛い花を咲かせ既に実に変化している物もある。
4月半ばから気にしていたカエデの仲間だろうか・・・花から実に変わっている。
花は上に伸びた軸の両側に咲いたが、今はその花の代わりに実が列をなして付いている。
僅かに紅をさしたような初夏の装いとでも言うのだろう。
図鑑を見ると葉の形から“ヒトツバカエデ”のようだ。

《和名ではヒトツバカエデ マルバカエデとどちらでも良いようだ》
次には葉の形からニシキギと似ていると勝手に思い込んでいた。
小さな丸い玉が線香花火のように付いていたが実なのだろうと思っていたが、花を開いてくれた。
花を見ると図鑑とにらめっこ、花びらの数、色、葉の形・・・・・
ニシキギギ属の“ツリバナ”と言うそうだ。
秋には葉の色を黄色くして実も趣のあるものらしい。
これから経過観察に楽しい日々をもたらしてくれる。

鬱蒼とした森の中から抜け出して南東側は一段低くなって更にそこからは畑が耕されている。
何を作っても鹿に喰われるから草が生えないようにトラクターで起こすだけだと言っていた。
俺の目線から10mトルは下がるだろうか・・・・
そこにには何本かの桐の木が植えられている。
その一つに見事な花が咲いている。桐は雌雄の樹があるのだろうか?
普段は見上げるようになる花も目線を下げて見るとまた、違った花のように見える。

《キリはコノハグサ科だと云う・・・ あたりに甘い香りを漂わせていた》
ウグイスカズラが咲いていた処に行くと既に実ができていた。
この実はほのかに甘く食べられるそうだ。
このまま虫に食われずに一粒でも口にすることができると嬉しい。
俺の想像している完熟の実はキーウィーのようになるのだろうか???

神社のある下の方から耕耘機とは違うが農業機械の音がしてきた。
少しだけ下り田が見えるとこまで降りると軽トラが一台止まり田植の準備をしている。
田植機に苗箱を一人で運び、運転席に座ると走り出した・・・・
一人で田植えをする・・・この頃は家族総出で田植えをする姿は少なくなったそうだ。
時計を見ると8時を廻っている。
家をでて二時間も山を徘徊したことになる。

午後は作業を始めようとしたところへ高藤へ移り住んだSさんご夫妻が訪ねてくれた。
ニホンミツバチの蜂蜜だと言う貴重なものを手土産に・・・・
体調もだいぶ良くなったとか・・・短い時間ながら暖かい会話ができたのがよかった。
午後の作業としては4月に降った湿り気のある重たい雪のために、東側にあったヌルデの樹が数本倒れたままになっていた。
藤の蔓が絡み、葛のツルも更に覆い被さったために隣の畑に今にも落ちそうになっていた。
緑の葉がでてからでないと滑ると言われたので待っていたがやっと手を着けた。

チェンソーに草刈り払い機、ヘッジトリマー、通称バリカンと云う全てエンジンの力を借りながら畑に落とさないように斬っては引き上げる。
絡んだ藤のツルは剪定ばさみで切りながらたぐり寄せた。
数本しかないと思っていたが藤のツルに隠されていた既に枯れている木も含めると10本近くなった。
根本からヨコに張り出して芽を出している。
チェンソーで斬り引き上げて藤ツルや枯れた葛の蔓を絡めては引き上げる・・・
これの繰り返し、休みなしで4時間の格闘でなんとか形になった。

今まで見えなかった農機具置き場もだいぶ見えるようになった。
これで後は冬前に手入れをすれば地盤もしっかりしてくるだろう。
獣道ができていた処も修復をした。

夏になればドヨウ芽がでて、来年は若い木が生え揃うことだろう。
ヌルデは漆の仲間、花も美しいしチョウや虫の大切な餌場になる。
何と云っても秋には見事な紅葉を見せてくれる樹なのだ。
太陽もでない涼しい朝・・・目覚めて直ぐに裏山へ登った。
このところ、日曜日ともなると草刈り機のエンジン音が鳴り響き路傍の藪が切り開かれてしまう。
去年の秋から自然のままに放置された山の道も農作業や山仕事で入る軽トラが通れない程に脇から枝が伸びているのだ。
その枝には名の知れぬ木々ながら美しく可愛い花を咲かせ既に実に変化している物もある。
4月半ばから気にしていたカエデの仲間だろうか・・・花から実に変わっている。
花は上に伸びた軸の両側に咲いたが、今はその花の代わりに実が列をなして付いている。
僅かに紅をさしたような初夏の装いとでも言うのだろう。
図鑑を見ると葉の形から“ヒトツバカエデ”のようだ。

《和名ではヒトツバカエデ マルバカエデとどちらでも良いようだ》
次には葉の形からニシキギと似ていると勝手に思い込んでいた。
小さな丸い玉が線香花火のように付いていたが実なのだろうと思っていたが、花を開いてくれた。
花を見ると図鑑とにらめっこ、花びらの数、色、葉の形・・・・・
ニシキギギ属の“ツリバナ”と言うそうだ。
秋には葉の色を黄色くして実も趣のあるものらしい。
これから経過観察に楽しい日々をもたらしてくれる。

鬱蒼とした森の中から抜け出して南東側は一段低くなって更にそこからは畑が耕されている。
何を作っても鹿に喰われるから草が生えないようにトラクターで起こすだけだと言っていた。
俺の目線から10mトルは下がるだろうか・・・・
そこにには何本かの桐の木が植えられている。
その一つに見事な花が咲いている。桐は雌雄の樹があるのだろうか?
普段は見上げるようになる花も目線を下げて見るとまた、違った花のように見える。

《キリはコノハグサ科だと云う・・・ あたりに甘い香りを漂わせていた》
ウグイスカズラが咲いていた処に行くと既に実ができていた。
この実はほのかに甘く食べられるそうだ。
このまま虫に食われずに一粒でも口にすることができると嬉しい。
俺の想像している完熟の実はキーウィーのようになるのだろうか???

神社のある下の方から耕耘機とは違うが農業機械の音がしてきた。
少しだけ下り田が見えるとこまで降りると軽トラが一台止まり田植の準備をしている。
田植機に苗箱を一人で運び、運転席に座ると走り出した・・・・
一人で田植えをする・・・この頃は家族総出で田植えをする姿は少なくなったそうだ。
時計を見ると8時を廻っている。
家をでて二時間も山を徘徊したことになる。

午後は作業を始めようとしたところへ高藤へ移り住んだSさんご夫妻が訪ねてくれた。
ニホンミツバチの蜂蜜だと言う貴重なものを手土産に・・・・
体調もだいぶ良くなったとか・・・短い時間ながら暖かい会話ができたのがよかった。
午後の作業としては4月に降った湿り気のある重たい雪のために、東側にあったヌルデの樹が数本倒れたままになっていた。
藤の蔓が絡み、葛のツルも更に覆い被さったために隣の畑に今にも落ちそうになっていた。
緑の葉がでてからでないと滑ると言われたので待っていたがやっと手を着けた。

チェンソーに草刈り払い機、ヘッジトリマー、通称バリカンと云う全てエンジンの力を借りながら畑に落とさないように斬っては引き上げる。
絡んだ藤のツルは剪定ばさみで切りながらたぐり寄せた。
数本しかないと思っていたが藤のツルに隠されていた既に枯れている木も含めると10本近くなった。
根本からヨコに張り出して芽を出している。
チェンソーで斬り引き上げて藤ツルや枯れた葛の蔓を絡めては引き上げる・・・
これの繰り返し、休みなしで4時間の格闘でなんとか形になった。

今まで見えなかった農機具置き場もだいぶ見えるようになった。
これで後は冬前に手入れをすれば地盤もしっかりしてくるだろう。
獣道ができていた処も修復をした。

夏になればドヨウ芽がでて、来年は若い木が生え揃うことだろう。
ヌルデは漆の仲間、花も美しいしチョウや虫の大切な餌場になる。
何と云っても秋には見事な紅葉を見せてくれる樹なのだ。