goo blog サービス終了のお知らせ 

田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

季節が急ぎ足で ・・・  腰の痛みに惑わされる

2010年05月17日 | 日記
5月17日(月) 晴れ  熱い  連休中の涼しさは何処へ 熱い

昨日、宅配便で届けられた母の日プレゼント・・・
還暦を過ぎた母親の姿を小学校か中学校の卒業アルバムか思い浮かべたのだろうか?
田舎暮らしではあまり目にしない煌びやかな花束が箱に収められて届いた。
母親は我が子の育つ過程を一つひとつ思い出すことが多いと言うが、そのときの身につけていた服装や姿までは思い出さないという。
その点、子どもは母親の輝いた姿しか瞼にとどめないそうだ・・・・
輝く母の姿をバラの花束に託して過去の情景を表したのだろう。
それにしても・・・人生いろいろ 花もいろいろ 美しさだけではなさそうだ。


自然農を実践と我が身の都合ばかりを前提にした畑ではアスパラガスの天敵が青春を謳歌している。
“ジュウシホシクビナガハムシ”派手なオレンジに黒点を背負い繁殖力旺盛な生き様で次々に新しい芽を食いつぶしている。
最も、アスパラガスの収穫は既に初物を口にしているので問題ないのだが、彼らの旬が過ぎるころに新しい芽がでて花を見せてくれる。


裏山との境にはギョッとさせられた“マムシソウ”がある。
毎年顔を見せるのだが、今年は根元から蛇の文様を表した姿が猛々しく直立しているのがいけない。
マムシソウの花は見てもそれほど驚くことはないが・・・・・
シマヘビ模様というかこれの姿を見るとどんなに小さなものでも驚かないわけにはいかない。
裏山は“赤まむし"がでるから気をつけろと昨日聞いたばかりなのだ。
        

家の北側、陽当たりの悪い場所にある“ナルコヨユリ”何時までも俵型の蕾をぶら下げていた。
花の名の通り僅かな風に笹のような軸が揺れ蕾がぶつかり合うようにぶら下がっていた。
毎年蕾を見せてくれるのがこれが、どのように花が開くのかしっかりと確認したことがなかった。


昨日今日の急な暖かさにやっとの事で釣り鐘のように蕾に底が開いた。
しかし、開けば更に僅かな肌では感じないほどの空気の動きで先端が揺れる。
地面に這いつくばってピントを合わせようとするが・・・・・
腰をかがめると傷みが走る・・・、傷みを感じることで何故か《ダイジョウブ》と思う自分が居るのを感じた。
       

初夏の澄み切った空気を感じつつ、異常気象で花を咲かせながら結実が危ぶまれた“フサスグリ”を見た。
小さな花は寒さで虫の訪れもなかったように思うが、見事に縦縞の入った実が付いている。
花柄を頭に乗せながら徐々に房を長くしていくだろう。
今年の異常な寒さに耐えながらも秋には深紅の実を収穫させてくれる。
去年はスグリのジャムを作ったのだが・・・・・今年はレベルアップを試みなければならない。
       
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする