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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

懐かしさを思い出させる 蒸し暑さ 訃報を聞く

2010年05月20日 | 日記
5月20日(木) 夜半激しい雨  朝には小雨  薄日が射す 蒸し暑い 

夜半の激しい雨も朝には小雨になっていた。
僅かに雨粒が落ちている程度で東の空には雲の切れ間が明るくなっている。

午前中に友人の訃報があった。
彼とは俺が大学を卒業して就職した時の兄弟会社の先輩だった。
その後は俺は転職したのが業種として関係することもあり親しく付き合いをしてきた。
20代後半から30代いっぱい、日本全国の岬を廻ろうと暇を見つけては海沿いを徘徊した楽しい思い出がある。
思い残すことは無かったのか・・・・
今年の正月に電話で話をしたのが最後になった。
いつも、数十年前の上高地のキャンプ場に南部鉄瓶の蓋を忘れて来たことで話がおわる。
あの場所を知っているのは彼だけだったのだが・・・・・

        《フデクサだろうか? 蛍葛に混じっていたので・・・》

枕木の螺旋階段の脇でオダマキが咲き出していた。
昨年は遅霜に合いさんざん痛めつけられた花だ。
ピンク系のヤマオダマキを芽を出さない・・・・
寒さでダメになったのだろう。
この季節はムラサキや蒼の花が多くなる。
本格的に俺の好きな季節になった。


今年は長くサクランボの白い花を何時までも着けていたサトウニシキ
花柄の上に緑の球を見せ始めた。
このうち何粒の赤い実が人様の口に入るのだろうか?


サトウニシキの足下では濃い緑の雑草が繁茂している。
近くの花桃の花びらが散って雑草に落ちたと思って近寄ると“カラスノエンドウ”だった。
この蔓がしつこく巻き付くのに昨年は往生した。
ニシキギの植え込みに繁茂し根を掘り起こして退治するの相当に時間を取られたのだ。


昨年、エビネは一つの花も見ることができなかった。
遅霜の被害にあったのだ・・・・・
黄色いエビネも顔を出さない。
昨年の被害は酷かったので根まで霜害に遭ったのだろう。

       

訃報を聞いてから何となく俺の過去が消えて行くような気がする。
彼の人生を含めて俺の好きなことをして生きていくのが良いのだろう。(合掌)
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