大志道(たいしどう)
平成19年5月10日 木曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎(通訳案内士)
[初めに=命名の理由]
青少年たちのための新しい生き方、夢の持ち方を提案します。
今後、60歳代を迎えられる団塊の世代の皆さんにもご利用いただければ幸いです。
その生き方をして、私は「大志道」と名づけます。
武士道や茶道・華道・柔道なども、それぞれに、精神的要素、技術的要素、物質的諸要素などの融合と昇華を試みていて、それぞれの分野において有用なものです。
しかし、今日における民主主義的で、自由と平等を尊重する政治体制と、資本主義的・自由主義的な経済体制が重視される時代においては、単に、過去の伝統を代表する思想や主義を唱え、あるいは、ある分野に限った心身の修養を目指すだけでは、もはや今後の青少年たちの未来を的確に指し示すことが出来ないでしょう。
とりわけ、あらゆる分野での国際化の進展によって、これだけも国境線の壁が低くなり、国家的枠組みを超えて、世界を所狭しとして活動すべき時代になると、今後の青少年たちの未来は、無限の広がりを示し始めており、そのような地球規模での活躍を勇気付け促進する「心の持ち方、生き方」を唱導しなければならない。
[その名称の産みの親]
そんな新しい生き方『大志道』は、次のような先人・先輩たちの言葉から生まれました。
(1)明治時代の初期、札幌農学校の教頭職を去るときの米国人・クラーク博士の言葉:
”Boys, be Ambitious!”(「少年たちよ、大志を抱け」)
〔2〕平成18年「できるだけ大きな志を持とう! それが、我々の人生を支えてくれる。」
(漫画家・松本零士)
〔3〕明治初期・・・福沢諭吉:「学問のすすめ」(初編よりの抜粋)
・・・日本とても西洋諸国とても同じ天地の間にありて、同じ日輪に照らされ、同じ月を眺め、海を共にし、空気を共にし、情合相同じき人民なれば、ここに余るものは彼に渡し、彼に余るものは我に取り、互いに相教え互いに相学び、恥ずることもなく誇ることもなく、互いに便利を達し互いにその幸を祈り、天理人道に従って互いの交わりを結び、理のためにはアフリカの黒奴にも恐れ入り、道のためにはイギリス、アメリカの軍艦をも恐れず、国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を棄てて国の威光を落さざるこそ、一国の自由独立と申すべきなり。
・・・先ず一身の行いを正しく、厚く学に志し博く事を知り、銘々の身分に相応すべきほどの智徳を備えて、政府はその政を施すに易く諸民はその支配を受けて苦しみなきよう、互いにその所を得て共に全国の太平を護らんとするの一事のみ、今余輩の勧むる学問も専らこの一事をもって趣旨とせり。
〔4〕道徳・処世訓:中村天風「成功の哲学」
「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず
正直、親切、愉快に、
力と勇気と信念を持って、
自己の人生に対する責務を果たし、
常に平和と愛とを失わざる立派な人間として生きることを
厳かに誓います。」
〔5〕生きる意義:「人間の底」(三上和志著・一燈園出版部)
「人のために尽くすこと」
[大志道の特色]
(1)たくましく生きるための力を生み出す大きな志を、探し当てること、しっかりと心中に抱くこと、そして、その志・夢の実現に向かって努力し始めること
(2)志は、自らの活動の舞台を世界に広げる稀有壮大なものであること
(3)志の中身は違っても、志を持つもの同士が、励ましあい、手伝いあって、各自の夢の達成に向けて協力し合うこと
[普及活動(無償の奉仕活動)]
この「大志道」を広く普及させるため、次のような活動を開始します。
この思想と運動に共鳴し、ご支援くださる方のご参加をお待ちしています。
5月17日〔木〕・・・初回会合開催
その後、毎週・木曜日・・・午前10時より12時まで、
岡村ゼミナール㈱の本部にて。
〒670-0877姫路市北八代1-7-2
代表電話:079-284-0253
携帯電話:090-9097-7613
以上