我が国のメディカルツーリズム(事業)の成長を見込む理由

2010-11-21 20:28:22 | Weblog
メディカルツーリズム(事業)の成長を見込む理由

(1)10数年来、一貫して成長と発展を遂げてきた(東南アジア・韓国を始めとする)「メディカルツーリズムへの国際的な動き」の広がりと深化が今もなお続いていること

(2)欧米における重要な医療問題、即ち、余りにも高額な医療費や入院待機期間の長期化の傾向などが近い将来に於いて解決する見込みがないこと

(3)安価な医療費を誇る東南アジア・韓国等における医療水準が高まってきており、盛んなメディカルツーリズムを通して、これらへの世界の人々の信頼が確立されつつあること

(4)とりわけ、タイランドにおけるメディカルツーリズム大成功の理由は、同国が観光資源にも恵まれていることが指摘されていますが、幸い、我が国も観光資源の豊かさに於いては、同国に勝るとも劣ることはないと思われること

(5)我が国は、世界一の長寿国として自国の医療水準の高さや品質の良さを誇るなら、世界の人々への積極的な医療サービス提供で、病の予防をしたり、病に苦しむ人たちを直接的に救う奉仕行動に喜んで出るべきであり、そのことが、副次的に、多少の経済的利得を獲得できる機会ともなれば、人口減や少子高齢化で国内の患者数が明らかに減少している今日に於いては、ベストの選択だと言えるでしょう。

(6)幸い、様々な分野にわたる政府の強力な支援もあり、地方公共団体や民間レベルでのメディカルツーリズム推進への機運も一斉に高まっていること

(7)メディカルツーリズム推進上で、多くの医師や関係者から非常に強く指摘され、心配されもしていた多言語・外国語対応への問題も、当アカデミーに代表される多言語に通ずる医療通訳士養成の動きの活発化と全国への広がりによって、今後は大きく改善・解消される見込みが立ち始めていること

(8)しかも、当アカデミーでは、「通訳ミス」を防ぐために徹底的な予防策や善後策を講じているため、安全な医療通訳士を利用できることへの信頼感が次第に世間に広く認知され始めていること

(9)更に、外国人顧客が、安全でかつ安心して医療ツアーを享受できるように、仲介事業者に求められる、適切で且つ責任ある行動基準如何についても、例えば、一般社団法人日本メディカルツーリズム協会において、世間や関連業界に対して問う動きが出てきていること

(10)メディカルツーリズムに於いて、先ずは「正しくかつ適切な医療情報」を外国の顧客に、入手しやすく、かつ理解しやすい形で提供すること、十分な選択の余地を用意することにおける高度な情報処理技術の確実な習得なども、例えば、当アカデミーのメディカルツーリズム管理者講座に於いて相当程度にまで確認されつつあること

以上を踏まえ、我が国のメディカルツーリズムへの期待は日増しに強くなり、実現に向けての歩みをしっかりと辿り続けているものと考えます。

平成22年11月21日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
一般社団法人日本メディカルツーリズム協会・副理事長
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合 理事長
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎ 03-3233-7518 or 03-5577-6293 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

国際マーケット開拓研究会、11月25日午後2時、参加者募集(無料)

2010-11-21 18:39:37 | Weblog
参加者募集!

11月25日(木)・午後2時

国際マーケット開拓研究会 第2回

会場「お茶の水税経」貸し会議室
☎03-3233-1201(「ベルサ―ル神田」の斜め向かい側)

各位
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、「国際マーケット開拓研究会」第2回を開催します。
前回の研究会で、世界を5ブロックに分けて、それぞれの地区の主任担当者を選抜し、それぞれに集客戦略を練っていただけるようにお願いしました。
次回は、その戦略に基づいた最近での状況につき、ご報告していただけますようによろしくお願いします。
とりわけ、アラブ諸国、ロシア、北米地区、アジア・オセアニア地区からのご報告を楽しみにしています。
北米は、更にカナダとアメリカに分かれますが、極めて有望なマーケットであるにもかかわらず、特有の複雑な医療状況や保険制度が相俟って、集客戦略が錯綜しています。
ただ、太平洋側の西海岸地区やハワイなどの日系人や現地滞在の日本人等が「最初のターゲット」であることには変わらないため、この層の人たちへの効率的なアプローチという視点を大事にしたいと考えます。
ヨーロッパからの集客については、具体的な名案や実効策が未だ提示されていませんが、北米からの集客を研究している過程で、徐々にその姿を現しつつあります。
やはり、欧米には底流で共通する文化的・歴史的な傾向があり、地域内での国境線を越えて行き来することに心理的にも物理的にも抵抗が少なく、この傾向や特性を遠路のアジア地域にまで及ぼすことは、とりわけ患者の命や健康が掛かっているだけに、困難はあっても不可能というわけでは決してなく、むしろ工夫や努力のやり甲斐があるでしょう。
 そのような意味で、全世界に広がる病で苦しむ人々向けの医療サービスの提供への努力は、人道主義の現実化と相まって世界の人類への幸福増進に大きく貢献するでしょう。

 そこで、「国際マーケット開拓研究会」への皆様のご参加をお待ちしています。

会場は、お茶の水税経貸会議室 神田エリアでナンバーワンクラスの料金設定の ...「お茶の水税経」(貸会議室)


平成22年11月21日 日曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
☎ 03-3233-7518 or 03-5577-6293 Fax.03-3294-7410
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp