政府は１０年間出し入れがない休眠預金を預金保険機構に移管し、貧困対策等公益活動の
NOP等へ配分して、子供の貧困対策や障害者支援に充てる事したが、初年度の１９年年度
は３０億円を活用する事とした。
因みに休眠預金は年７００億円あるそうで、チリも積もれば山となりますね。
この休眠預金活用法は１６年１２月成立し１９年度が活用開始初スタートとなります。
因みに休眠預金活用指定団体は一般財団法人日本民間公益活動連携機構だそうです。
テレビが視聴できるワンセグ機能付き携帯やスマホを持つとNHK受信料契約義務が
生じるかが争われて居た訴訟では最高裁第3小法廷はNHKの契約義務を認める判決
を出しました。
問題は自宅のテレビが受信料契約をしてない場合に限り対象となります。
ワンセグ機能付き携帯やスマホだけでテレビを見て居る場合はNHK受信料契約が
必要要件となる事です。
争点は携帯が設置の意味を含みか否かですが今回の判決は含むと判断したもの。
尚ワンセグ機能付き携帯でもワンセグだけの契約は自己申告とされ全てが対象と
なるものではないとの事です。
政府は海賊版対策の一環としネットの違法ロード規制強化する著作権法改正案を今国会で
成立させる意向でした。
今回の改正はすべての著作権が規制の対象となって居ます。
海賊版サイトに限らず、個人のブログ・SNSからのダウンロード・画像保存も規制対象と
なり反復した悪質な違法ダウンロードには刑事罰を科すとして居ます。
他人のブログから無断借用も刑事罰の対象となりますね。
すでに音楽や映像の違法ダウンロードは刑事罰も導入されて居ます。
ただ表現の自由や創作意欲の萎縮を懸念する声も多く今回は見送りとなった模様。
昨日は主要企業の春闘の集中回答日でした。
結果は世界的景気減速懸念が足かせとなり回答は前年割れの低いものとなった。
此れまで安倍政権は経済成長戦略の一環として春闘をリードする旗振り役を果
たし居ました。
しかし今年は経団連が主導権を握り統一的要求や回答を見直す事となった。
企業の業績次第で格差がある事を容認すると言う事で統一された。
これで安倍政権の官製春闘も終末となった様ですね。
ただ労使とも働き方改革を重視する事で長時間労働の見直し等は合意の模様。
同時に正社員と非正規社員の格差是正についても各企業見直しを検討する。
今年の春闘は前年のベア割れとなりそうで、10月行われる消費税率引き上げ
と相まって家計に重い負担を掛ける事となりそうですね。