長崎新幹線は当初のフリゲージトレイン導入で失敗し今度はフル規格かミニ企画かで
意見が分かれた。
問題は建設費です。
国交省の試算ではフル規格で6200億円・ミニ新幹線で1800~2700億円。
それに前例のないフル規格単線まで飛び出してきたが、此れも5400億円。
新幹線建設費はJRと国と自治体が負担すると言う法律があるそうです。
意地でも長崎新幹線を通したい長崎県は佐賀県負担分を一部肩代わりしてもよい
と申し出て居ます。
処が佐賀県は長崎新幹線は佐賀県を通過するだけで時間的にも何らメリットはない
と長崎新幹線建設には消極的です。
フル規格で佐賀県の負担額は1千億円以上・ミニ新幹線で・数百億円負担となる。
そこまでして長崎県に協力する義務はないと反発して居ます。
確かに長崎新幹線は巨額な建設費を注ぎ込んで建設する意義はあるのか?
フル規格にしろミニ新幹線にしろ短縮される時間はほんのわずか、30分程。
それにいずれも博多乗り換えで大阪まで直行はないとの事。
九州新幹線並みと期待して居たら飛んだ外れとなりそう。
私は長崎新幹線より長崎本線の複線化が費用が少なく現実味があると思う。
国は長崎新幹線でGOサインを出したので何が何でも遣る意向の様だ。
長崎県民にとって余り有難くない長崎新幹線ですが今後どうなるのでしょうね。