昔長距離移動は鉄道でしたが、今は航空機や夜間バスそれにマイカーでの
移動が主体となり鉄道利用は減って来ました。
それに新幹線が全国を走る様になり地方路線は過疎化と共に衰微の一途を
辿って居ます。
新幹線は殆ど黒字ですが、在来線は東海道線等幹線路線を除き殆どは赤字路線
と言われます。
比較的好調と言われるJR九州も内情は相当厳しいとか。
今回JR九州が、経営指標の一つとされる輸送密度を公表しました。
輸送密度とは1キロ当たりの1日の平均通過人員を示す鉄道経営指標です。
是によるとJR九州20路線の6割に当たる12路線で急激な乗客減少となる。
輸送密度が1万人を超える路線は幹線路線の数える程しかない。
幹線路線の日豊線すら輸送密度は1万人には達してないとか。
長崎本線の佐世保廻りも同じです。
肥薩線・三角線・吉都線・日南線等は輸送密度2千人未満路線です。
JRは当面路線は維持する方針です、低迷が続けばJR北海道の様の路線廃止
バス輸送への転換も検討しなければならない事態も出て来るとか。
僻地ではバス路線が廃止され住民は足に困って居ます。
マイカーはバスだけでなく、鉄道さえも駆逐して行くのですね。