先進国の中で日本は食料自給率は最悪です。
農水省が2016年度の食料自給率を38%と発表しました。
これはカロリーベースの食料自給率です。
因みに世界主要国の食料自給率は下記の通りです。
なお資料は2005年の古いものではあるが・・・
米国123%・カナダ173%・フランス129%・ドイツ85%。
日本はたったの40%。
それが今は38%と言う事。
品目別ではコメ98%、是は高い関税をつけて保護しやっと維持。
小麦12%・大豆27%・畜産物16%・魚介類59%・果実35%
魚も近海物より外国輸入物が増えて来て居ますね。
日本は食料自給率確保のため農産物重要5項目586品目の維持を必守
しようとして居ます。
この前のTPP交渉や今度のEUとのEPSや米国とのEPS交渉で
積極的に動きました。
食料の確保・安全な食品の確保は自給が一番です。
外圧に負け安い外国産が入って来ると、日本の農業が立ち行かなくなる。
其処で我が国への農産物輸入に高い関税をつけて保護する必要が出て来る。
ただ日本の工業製品を輸出するためには勝手ばかりは言えません。
其処の処が交渉の要と言えます。
貿易交渉の難しい処ですね。